ジョージア(グルジア)はシュクメルリなど美味しい料理があります。
その一方、コンビニやスーパーで手に入るお菓子は日本のクオリティと比べるとやや物足りません。
そんな中、ケーキ屋さんがすごいです。
コンビニのお菓子
パッケージされた板チョコやポテトチップス、クッキーなどはかなり大味です。
スニッカーズやキットカットといった日本でも知られているお菓子ならほとんど変わらない味なので、ハズレを引きたくないのならこれらの商品を選びましょう。
クッキーは量り売りがありますが、味の割には高い気がします。
ジョージア名産のお菓子
短期旅行ならばジョージア銘菓(?)のチュラチヘリを試してください。
ナッツなどを入れて果汁を固めたお菓子で、小さなお店ではよく軒先にぶら下がっています。
羊羹の水分を抜いて甘みを減らしたようなお菓子です。
そこそこ腹持ちがいいですが、似たような外見なのに3GELから9GELと値段に幅があるのが難点です。
オススメはケーキ
「ジョージアに来たらジョージアのお菓子が食べたい」という場合は上記のチュラチヘリでいいのですが、正直何度も食べるものではありません。
中長期で滞在する人は飽きるでしょう。
そんな時はケーキです。
中規模程度のスーパーならば奥の方にケーキ屋さんがありますし、街中でも歩けばすぐに見つかるでしょう。
一人分のケーキの値段は3GELから4GEL程度、つまり日本円にして100円台前半です。
はずれのケーキ
品揃えが豊富なケーキですが、ハズレがあります。
それはチョコケーキです。
チョコ味のスポンジもコーティングのチョコも、明らかに水っぽいです。
チョコの湯煎はお湯を混ぜないはずですが、どうもジョージアのチョコケーキはお湯を足しているような気がします。
3回ほど別々のお店で食べて全てが水っぽかったので「そういう製法」が伝わっているのかもしれません。
オススメのケーキ
オーソドックスなショートケーキと上にチョコがうっすらとコーティングされたチーズケーキがオススメです。
ショートケーキは巨大なイチゴが乗っており、ちょっと固めの生クリームで作られています。
チーズケーキは、ジョージアがチーズの国なこともあり普通に美味しいです。
個人的お気に入りは上にチョコがコーティングされたチーズケーキです。
もちろんお店によって違う可能性が高いので「どのお店でもかならずアタリだ」と言うわけではありません。
注意点
1個だけ買うと、たまにビニール袋に入れて渡されます。
普通の半透明の、日本でもスーパーで手に入るあのビニール袋です。
当然形は崩れますし、クリームがビニールに付着してとんでもないことになります。
透明のプラスチックの箱もギリギリ高さが足りないことが多く、ショートケーキはイチゴを外さないとフタが閉まりません。
※当記事で使っている画像は透明プラスチックで持って帰ってきました
紙の箱が一番安心です。
Do you have a paper box?
У вас есть бумажная коробка?
(ウバス エスト ブマジナヤ カロフカ?)
გაქვთ ქაღალდის ყუთი?
(ガクト カガルディス クティ?)
と言えば通じるでしょう。
最後に
ジョージアでお菓子が食べたくなったらケーキ屋さんがいいでしょう。
スーパーのお菓子は日本とそれほど値段が変わらない上に味がやや落ちます。
一方、ケーキ屋さんにはハズレもあるものの、1個あたり100円台なのでかなりコスパがいいです。
ただし当然ですが、日本の「〇〇洋菓子店」のような天才パティシエのケーキとは比べられないのでご注意ください。
コンビニのケーキと比べたらちょっと勝てるかもしれません。
※値段を考慮したら圧勝です。