ジョージアは物価が安くビザなしで滞在できる期間がとても長い国です。
新型コロナウイルス発生前には移住も話題になりました。
AirBnBなどを利用すると首都・トビリシや西の港町・バトゥミなどで月額3万円台の部屋も借りれるため、生活費はかなり抑えられます。
ただし、多くの国同様ジョージアもお風呂の習慣がなく、借りられる部屋の大半はシャワーのみです。
日本でも冬でもシャワーで済ます若者が多いと言われることもありますが、入れないとなると逆に入りたくなるのが人間のサガ。
SNSで海外在住の日本人向けの「ポータブル風呂」がバズっていますが、ジョージアで使う場合には少し注意が必要です。
ポータブル簡易風呂
ポータブル簡易風呂というのはこのようなものです。
折りたためますが飛行機で持っていくのは大変ですので現地で海外通販をしましょう。
※ジョージア国内で取り扱っているお店は見つかりませんでしたので海外通販になります
使い方
組み立てたらシャワールームでお湯を貯めるだけです。
ジョージアで使う際に注意すべきこと
ジョージアの安めのアパートの給湯器は、一度タンクに冷水をためて温めるタイプが主流です。
オーナーと事前に話ができるのなら、「ポータブルバスタブを使っていいか」「十分なお湯の量が出せるか」を確認すべきです。
というのも、ジョージアの一般的な給湯器はお風呂に貯まるほどお湯が出ません。
私が年単位で借りた経験のある部屋は、旧ソ連時代の中庭があるアパートと日本でも見かける普通のマンションですが、そのどちらも深さ30cm程度でぬるま湯になってしまいました。
ちなみにその状態でお湯を出し続けると最終的に冷たい水になります。
【未実践】追い炊き機
ポータブル追い炊き機はご存知でしょうか。
コンセントに繋いでお風呂のお湯を温め直すという道具です。
私は実際に使ってみたことがないのでうまくいくと断言できませんが、保温タイプではなく加熱タイプを使えばうまくいくかもしれません。
加熱式は少しお値段が高いのでうまくいかなかったときの財布と心のダメージが大きいですよね。
首都・トビリシなら温泉という手も
トビリシには硫黄の臭いがする温泉とサウナ施設がいくつかあります。
温泉・サウナともにプライベート(貸切浴場)とパブリック(公衆浴場)が存在します。
貸切浴場は1時間500円前後とかなりの値段になってしまいますが、公衆浴場は200円で時間制限なしとかなりの安さになっています。
※値段は2018年のもの。物価に変動により料金が変わっている可能性があります
おすすめの温泉
観光の中心となるオールドタウンにある「No.5」という温泉が手ごろでおすすめです。
場所はコチラ
パブリックのほうはサウナがあるものの水風呂がないです。
このあたりには温泉がたくさんありますが、トビリシ市民はだいたいNo.5をオススメしてくれます。
最後に
ジョージアに移住したり海外ノマドとして長期滞在する場合、アパート・マンションにはバスタブがないと思った方がいいです。
ポータブルバスタブという手もなくはないですが、給湯器の能力は必ず確認してください。
「お風呂に入らないと疲れが取れない」という方は部屋を借りる前にポータブルバスタブにお湯を貯められるかどうかをオーナーに確認する必要があるでしょう。
本文でも伝えている通り、「追い炊き機」については私自身が実践したわけではないのでトラブルが発生するかどうかわかりません。
もし使うのであれば自己責任でお願いします。
ジョージアの電圧は220V、さらにプラグ形状が違うので変換器を使うことになるはずです。
水場で使うので漏電的な問題もあるかもしれませんし、電圧に耐えられなかったりという可能性もあります。
購入を検討する場合は、家電店で相談することをオススメします。
実際に利用した感想等教えていただけると助かります。