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海外ノマドの英語力 スタート時点でTOEICはどのくらい必要?ペラペラじゃないと無理?

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海外ノマドとは、海外の物価が安い国を転々としながらネットを駆使して稼いでいくスタイルです。

 

海外旅行をしたことがないような方からは、「英語がペラペラでコミュ力も高く常にモチベーションも高いすごい人」に見えるようです。

 

私自身も大きく分類すれば海外ノマドになる生き方をしていますが、上記のようなイメージとは対極の人間です。

 

海外ノマドに英語力は不要です。

 

もちろんあったほうがいいですが、必須ではありません。

 

コミュ力はあるほうが絶対に楽しいですが、なくても大丈夫です。

 

 

 

海外ノマドの英語力

 

「海外に長期で滞在し、日本語を使わない世界で暮らし続ける」というのは大変そうに見えるでしょう。

 

ですが、実は英語を使う場面はそれほど多くありません。

 

ホテル滞在にせよアパート滞在にせよ、チェックインや賃貸契約さえ済ませて部屋の中に入ってしまえば日本で引きこもっているのとそう大差がありません。

 

現地で働いて生活費を稼ぐのなら毎日英語か現地語を話すことになりますが、海外ノマドの大半は自前のノートPCを使ってネット経由で日本語の仕事をしています。

 

 

外国語が必要な局面

 

実際に英語ないし現地語が必須な局面というのは、国境通過時(飛行機の乗り降り/イミグレ通過時)くらいです。

 

理由は「多くの国で国境通過時にスマホが使えないから」です。

 

スマホには翻訳アプリが存在します。

 

最近ではgoogle翻訳アプリでかなりの言語が音声翻訳に対応しており、面と向かっての会話でもなんとかなります。

 

国境通過時のイミグレ付近は防犯上の理由でスマホを禁止している場所があるため、そこでのみ英語または現地語が必要です。

 

ただし、私たち日本人の持つパスポートは世界トップクラスの強さを誇っており、イミグレで突っ込んだ質問をされることはなく、同じような質問しか来ません。

 

だからペラペラである必要はありません。

 

「どこから来たか」「何のために来たか(観光か仕事か)」「保険には加入しているか」この3つくらいが答えられたら大丈夫です。

 

答えられなくても、「トラベル!トラベル!アイムジャパニーズ!!」と連呼しながらパスポートと旅行保険の証書(英語の文書)を見せれば大丈夫です。

 

もちろん、言うまでもなく「紛争中の国」などは除きます。

 

そういう国はそもそも日本国が渡航中止勧告などを出しています。

 

 

実際の海外ノマドの英語力

 

私は新型コロナウイルス発生前からほぼ海外にいますが、英語は英検3級のみ、TOEICは辛うじて200点に乗る程度です。

 

そして私の主な拠点は東欧やコーカサス地方といった旧ソ連圏です。

 

 

物価の安い国のほとんどは日本よりSIMカードが安いです。

 

1国3日のような弾丸世界一周バックパッカーと異なり、比較的長期で滞在する海外ノマドはSIMカードを購入することが多いので、スマホの翻訳アプリを使うことができます。

 

もちろん、英語を使えた方が快適ですし、現地語を喋る意思があれば現地の人たちの好感度は跳ね上がります。

 

当記事は「英語は使えなくてもなんとかなる」という主張をしていますが「英語を使うべきではない」「英語が使えても何も変わらない」という主張ではないことに注意してください。

 

 

コミュ力

 

海外にいるとわかりますが、「英語力」にはコミュ力も大きく影響します。

 

たとえば出川哲郎を見れば納得できるでしょう。

 

彼は「出川イングリッシュ」というめちゃくちゃな英語で笑いを取っていますが、現地の人は笑顔で対応していますし、なんとか会話が成立しています。

 

もちろんテレビ番組では映らないところで通訳がサポートしてはいると思いますが、「間違いを恐れず笑顔で喋る」というのは世界共通でポジティブな反応が貰えます。

 

ただ、このコミュ力も必須とまでは言いません。

 

コミュ障でも海外ノマドはできる

 

私はコミュ障かつ引っ込み思案です。

 

美女・美少女を前にすると手は震え顔は紅潮し目が泳ぎ思考は停止するというこの世の終わりのような惨状になります。

 

調子が悪い時はレストランに入ることすら躊躇するレベルで、入りたいレストランのスタッフが客引きをしてきても目線すらあわせず無視をしたりします。

 

それでも海外ノマドは可能です。

 

イミグレだけは避けて通れないので頑張る必要がありますが、毎日のことではありません。

 

ホテルのチェックインは小声でモゴモゴ言いながらスマホの予約画面を押し付けることで乗り切ることが可能です。

 

AirBnBなどでアパートを借りる場合は、オーナーと会うことなくチャットのみでやりとりすることも可能です。

 

レストランに入れないほどテンションが低くなった時はスーパーで食材を買って自炊したり、コンビニやパン屋で出来合いの物を購入して家で過ごします。

 

海外の多くの国ではケンタッキーやマクドナルドなどのファストフード店が注文用の液晶パネルを導入しており、誰とも喋らずに注文から支払い(カード払い)まで可能です。

 

受取りも呼び出し番号が数字で表示されるため、レシートを無言で突き出すだけで商品を受け取れます。

 

スタッフからは「エンジョイ」などと言われますが、小さな声で「ささささんきゅー」とか言っておけば大丈夫です。

 

 

それって楽しいの?

 

SNSなどで見かけるキラキラした海外ノマドしか知らない方は、私の惨状を聞いて「え、それって楽しいの?」と思うでしょう。

 

楽しいです。

 

私は過去に会社員だった経験がありますが、そのころと比べたら雲泥の差です。

 

 

英語も満足にできずコミュ力もないため現地の人とのコミュニケーションは相当テンションが上がらないとできませんが、日本のように同調圧力もなく(というか言葉がわからないので圧力があっても気付かず)物価が安いので毎月給料の大半を生活費に持っていかれることもなく、好きなように生きられることはとても楽しいです。

 

それに、コミュ力がない私はもともと一人でいることに慣れています。

 

だから海外で「友達に会えなくて寂しい」という感情になりにくいです。

 

物価の安い国でも最低限のネット回線はあるので、完全に引きこもってしまえば自宅とたいして変わりません。

 

 

最後に

 

ということで、海外ノマドに英語力は必須ではありません。

 

繰り返しますが、もちろんないよりもあったほうがいいです。

 

英語が自在に喋れてコミュ力もあるのなら、たくさんの現地人と友達になれるでしょう。

 

短期旅行ではわからない楽しみを教えてもらえるでしょうし、現地の人しか知り得ないお得な話も聞けたりするかもしれません。

 

だから「英語ができるならそれに越したことはない」と私も思います。

 

ただ「英語が苦手だから踏み出せない」と思っているのならそれは間違いだと言いたいです。

 

特に「海外ノマドになりたいから日本国内で英会話学校に通っています」というのは時間の無駄だと思います。

 

そんなことをするくらいならその英会話学校の費用で物価の安い国に行けばいいです。

 

現地の生の英語に触れた方が日本国内の英会話学校より習得も早いです。

 

 

最後にもう一つ。

 

私にとって海外ノマドは面白い生き方ですが、強制するつもりはありません。

 

「まだ東京で消耗しているの?」などと真面目に生きている人を煽るような人間と私を一緒にしないでください。

 

安定度で言ったら比較することができないほど会社員の方が上ですし、社会貢献度の面でも会社員のほうがはるかに高い位置にいるでしょう。

 

また、海外ノマドには向き不向きがあります。

 

誰もが楽しく生活できるとは限りません。

 

最終的な決定権はあなた自身にあります。

 

私は「英語がなくても海外ノマドはできるよ」と言いましたが「今すぐ海外ノマドをすべき」とは言っていません。

 

選択肢を広げたつもりです。

 

様々な選択肢を天秤にかけて、自分の判断でやってみたいことをやってください。

 

 

 

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