ラオス・ビエンチャンにあるラオンダオ1。
とある目的で泊まる方が多いと知り調査をしてきました。
調査は2019年6月に行いました。
なお、実際に「とある目的」は達成していないのでサービス内容は不明です。
目次
ラオンダオホテルとは
悪名高い日本のおじさんたちがこぞって泊まるというホテルです。
日本語でラオンダオと検索すれば何を言いたいのかわかるかと思います。
その目的で泊まるなら1111または1112の部屋がおすすめです。
中庭にある小屋が見える部屋です。
外見は普通の小屋なので見えてもあまり意味がありません。
部屋の様子
2019年6月に私が宿泊した際には日本円で2600円ほどでした。
私は海外では個室に泊まることが多いですが、予算は1000円から1500円です。
タイ・バンコクでも1500円程度の宿を利用しています。
その金額のホテルと比べるととても綺麗で広いです。
設備
専用のトイレとシャワーがあります。
ベッドはダブルサイズです。
クローゼットには7本のハンガーがありますが外せないタイプなので手洗いした衣類を干すために自前のハンガーを持っていると便利です。
PC作業用の机、ベッドサイドテーブル、丸テーブル、イスが3脚あります。
PC作業をするタイプの人にとっては机の存在はとても重要ですね。
小型の冷蔵庫があります。
中には大量のドリンクが揃っていますが自分で購入したものも数本であれば入れるスペースがあります。
ないもの
貴重品ロッカーがありません。
「とある目的」で来られた方はお金やスマホ、その他貴重品の管理に気を付けてください。
供給場所が目と鼻の先なので何かあってもクレームはつけられそうですが彼女たちはほとんど英語ができないのでしらばっくれられたらおしまいです。
ちなみに1Fの部屋の場合、監視カメラに映らずに部屋まで入れるためホテル側もどうしようもありません。
そしてラオスは社会主義国家であり、異性を自室に招き入れること自体が禁止されていますので警察に訴えることもできません。
私は危険な宿に泊まる際にはキャリーケースにワイヤーロックをかけています。
スマホ・財布・PCなどはすべてこの中です。
盗ろうと思えばどうにでもなりますが遊びに来たオトモダチの「出来心」での犯行は防ぐことができます。
飲み物・スナックの値段
冷蔵庫には大量の飲み物、テーブルにはカップ麺やポテトチップス、水が置いてあります。
私が普段泊まる最底辺クラスの宿にはこの手のものがないので不安になりました。
普通なら値段表があるはずですが私が泊まった際には存在しませんでした。
スタッフに聞いたところ一律15とのこと。
※15,000キープ。ラオスは下3桁を省略します
日本円にすると200円近いです。
ラオスはタイのバンコクよりも物価が高いとはいえ、商店等で購入すればさすがに日本よりは安く手に入ります。
ラオンダオ1近くには商店もありますのでのっぴきならない状況でない限り手を出さないのがオススメです。
最寄りの個人商店
ラオンダオ1の近くには飲み物などを購入できる場所が2か所あります。
1か所はホテルを出て左手、路地を挟んだ向かいです。
ここはビールなども置いていますがジュース類は数が少ないです。
1.5Lの炭酸飲料が10、600mLの水と栄養ドリンクが合計で8でした。
日本円ではそれぞれ125円、100円です。
値段表記がありませんが、店番のおばちゃんに「ハウマッチ?」と言えば電卓で値段を表示してくれます。
もう1つの商店はラオンダオ1の目の前、道路を挟んだ反対側にあります。
手動ドアにMarketと書かれています。
こちらのほうがお菓子類が豊富です。
飲み物類も少ないですがそこそこの充実ぶりです。
水は無料です!
部屋にある水はいわゆるウェルカムドリンクです。
毎日2本ずつ補充されます。
スタッフが来る際に部屋にいれば前日分が残っていても2本くれます。
外出時注意点(部屋掃除)
それなりのホテルなら部屋掃除をしてもらうかどうか、ドアノブにかける札がありますよね。
ですがこのホテルにはありません。
※私が泊まったときだけかもしれません
彼ら・彼女らはマスターキーで入ってこれるため外出中に掃除をしてもらうならば貴重品に注意してください。
上述のように貴重品入れはありません。
気を付けてください。
チップについて
チェックイン時にはスタッフが荷物を部屋まで運んでくれます。
掃除はていねいで毎日バスタオルを交換してくれます。
そして彼ら・彼女らは仕事が終わると一瞬だけ待ちます。
チップ待ちです。
渡さなくても笑顔を絶やさない素敵なスタッフたちですが、何泊もするようなら「特別な便宜」を図ってもらうためにあげてもいいでしょう。
10,000キープ札(125円)も渡せば満面の笑みを浮かべてくれます。
チップは悪い文化?
チップを渡すことを悪だとする観光客もいます。
彼ら彼女らは自分が渡さないだけでなく他人が渡すことにも否定的です。
理由は、相手がチップ前提で行動するためサービスの質が悪くなり値段が高くなるからとのことです。
たしかに言いたいことはわかります。
私も学生の頃アルバイトで店長をしていたときにはその手のクレーマーに「あの時はしてくれたのに今度は何でしてくれないんだ」と日に日に図々しくなる自称神様に苦労させられました。
チップを貰えて当然と考えるとその値段を最初の料金に含みはじめたりもするかもしれません。
そう考えると、「チップは悪」と言う方々の主張もわかる気がします。
ですが私は私の信念のもと、状況によってチップをあげることにしています。
その状況とは「特別な感謝を示す場合」です。
特に海外では言葉が通じない上、私たち日本人は常に笑顔を浮かべているため感謝の言葉が伝わりにくいです。
お金ならば万国共通なので必ず伝わります。
そして相手にとっては「努力した報い」がきちんと得られるので「また頑張ろう」となるのです。
日本では多くの企業で「努力した報い」が与えられないので無気力な社会人が増えていますよね。
努力した報いを与えることは間違っていないと私は確信しています。
ですので逆に当たり前のことしかしていないスタッフには何も与えません。
こうして差別化をはかればスタッフはチップのために努力をするようになるはずです。
最後に
ラオス・ビエンチャンのある意味でトップクラスに有名なラオンダオ1を紹介しました。
ネットに書かれている情報はやや誇張があるのか、それともタイミングの問題で私が行った際にはイマイチだったのか、はたまた私の趣味趣向が偏りすぎているだけなのかはわかりません。
短いのが30、長いのは聞くのを忘れました。
ホテルそのものは私にとってはかなりいいレベルです。
普段より1000円近く高いので当たり前といえば当たり前ですが、値段が同じならずっと泊まっていたいレベルでした。