旧ソ連圏、トルコの北東、ロシアの南西、コーカサス地方のジョージア。
ビザなしで365日滞在可能でありコーカサス地方のどの国にも入国制限がないことからこの地域での拠点にする方が多い国です。
そんな素敵な国ジョージアですが我々猫好きにとっても素晴らしい国です。
野良猫がいたるところにいます。
ただしジョージア人たちからはあまり歓迎されていないのか警戒心が強い子が多いです。
※この記事を書いた2018年当時は警戒心の強い猫ばかりでしたが、2020年にはなぜかみんな人懐っこくなっています
せっかくなので触れたいですよね。
そこでおすすめなのが民泊です。
Hostel Jessi on Marjanishvili
今回紹介する猫屋敷はこちらです。
ホステルとなっていますがとなりの部屋にオーナーが住んでいる民泊形式です。
オーナーはロシア語と英語が喋れます。
フレンドリーで話好きなおばちゃんで日本のこともいろいろ聞いてきてくれます。
場所
地下鉄のMarjanishvili駅から歩いて数分の場所にあります。
入り口はT字の北側、ドアに電話番号などが書かれています。
ドアを開けるとすぐ部屋
この入り口を開けるとゲストが泊まる部屋に直接繋がります。
booking.comなどで予約しておいてもこの部屋にはオーナーはいないのでそのまま奥に進みましょう。
奥の扉を開けるとキッチンに繋がっておりキッチンの左奥がトイレ兼シャワー、その隣がオーナーの部屋となっています。
部屋は外部およびオーナーの住んでいる部屋へ繋がる廊下の2つのドアがありますが、どちらもちゃんと施錠できるので安心です。
猫屋敷
外にも中にも猫ちゃんがたくさんいます。
外はオーナーが飼っている子だけでなく野良も混じっており最大で5匹近くがうろうろしています。
中(キッチン周辺)にも猫ちゃんがうろうろしており、この灰白の猫ちゃんが最も人懐っこいです。
トイレに行くためにキッチンを通過する必要があるのですがいつも待ち構えており体をよじ登ってきます。
こっちの黒い子は夜の闇に紛れてこっそりこちらを見ています。
最初気付かず暗闇の中で眼だけが光っていてびっくりしました。
撫でさせてはくれるものの灰白ちゃんほどは人懐っこくありません。
もう一匹、白黒の子猫ちゃんがいるのですがこちらはとても警戒心が強く常に動き回っていたため写真に収めることができませんでした。
また、猫のほかに巨大な犬もいます。
ほとんどオーナーの部屋におり、いつも窓から外を眺めています。
子猫と同じくらい警戒心が強く撫でさせてもらえませんでした。
注意点
この猫屋敷型民泊施設にはいくつか注意点があります。
猫臭い
猫屋敷なので仕方がないことですが部屋もやや猫の糞尿の臭いが残っています。
ベッドに猫の毛がついているということはないのですが猫アレルギーの方や猫嫌いの方には不向きな宿です。
というか猫以外にこの宿にメリットがないので猫好き以外がこの宿に泊まる意味はありません。
エアコンがない
これはジョージアの安宿全般に言えることなのですが、安宿にエアコンがないことが多いです。
ジョージアは旧ソ連圏の国なので夏も涼しいと思われがちですが、尋常ではない暑さになります。
7月にも(別の宿に)滞在していましたが連日35度を超えており、街中にある電光掲示板には42度を超える気温が表示されていることもありました。
ですので夏に滞在するのであればエアコンがあるかどうかは重要な指針になるはずです。
最後に
ジョージアの首都・トビリシにある猫屋敷を紹介しました。
この宿は屋内(キッチン)にも猫がうろうろしているため真夜中でも猫と触れ合うことができます。
ジョージアの野良猫は警戒心が強いですがここの猫ちゃんは人慣れしているので安心して撫でられます。
長旅で猫不足になっている猫好きたちにはぜひ泊まってもらいたい宿です。