当記事はフジテレビのドラマ「手紙」の
登場人物およびストーリーについて
記述したものです。
現実の人物・団体・事件とは一切関係が
ありません。
フジテレビ系で放送されるドラマ・手紙。
東野圭吾の小説が原作となっています。
原作ではたくさんの脇役が登場しますが
ドラマではキャスティングの関係で
キャラクターが統合されたり置き換え
られたりしています。
今回紹介するのは武島直貴（亀梨和也）が
働いている真芝電機という会社の社員
です。
ドラマでは人事部に配属されている町谷健二
について紹介していきます。
この記事には原作小説のネタバレが多数
含まれますのでお気をつけください。
目次
町谷健二役の俳優は誰？
演じるのは眞島秀和です。
2018年の秋ドラマでは「僕とシッポと
神楽坂」で消息不明となっていたトキワの
旦那さん役として写真として登場して
いましたね。
おっさんずラブにも出演していたことで
話題になりました。
プロフィール
名前：眞島秀和（ましまひでかず）
生年月日：1976年11月13日（42歳）
出生地：山形県米沢市
身長：180cm
血液型：O型
事務所：ザズウ
町谷健二とは
武島直貴が苦労の末、潜りこむことが
できた真芝電機の人事部社員です。
原作での町谷健二
ここからは原作小説を基にしたネタバレが
含まれています。
お気をつけください。
まず、原作小説では直貴が入った企業は
真芝電機ではなく新星電機です。
一流とまではいかないものの秋葉原など
では有名な企業とされています。
また、町谷健二は人事部ではなく経理課に
配属されています。
おそらくドラマでは真芝電機での登場
人物の全ての役回りをまとめて町谷健二が
担当するのでしょう。
直貴の素性がバレる
直貴は真芝電機（原作では新星電機）に
「兄はアメリカへ留学している」という
嘘をついて採用されています。
しかしある日、真芝電機に泥棒が入り
警察の取調べの過程で直貴の兄の素性が
バレてしまいます。
その結果、直貴の周りの社員たちが
よそよそしくなり挙句の果てに倉庫番
へと左遷されてしまいます。
ここまでの段階では町谷健二は経理課に
いたため直接会ったのは数回だけです。
経理課のため直貴の左遷にもノータッチ
です。
町谷と直貴の再会
倉庫番に異動となり、その後白石真由美と
結婚した直貴は社宅へ移り住んでいます。
その社宅のほかの住人は直貴の素性を
知らず、平和な日々を過ごしていました。
しかしある日、町谷健二夫妻が同じ社宅に
引っ越してきます。
逆恨み？直貴の素性がバラされる
引越しのときのダンボールをアパートの裏に
放置した町谷に対し、直貴がそこに置いては
行けないことを指摘した後から社宅の住人
たちの様子が変わりはじめます。
直貴と白石由美子の間には子供がいるの
ですが、子供をつれて公園に行くと
他の人たちは自分の子供を連れて逃げて
しまうようになったのです。
町谷本人も会社で直貴から挨拶されても
渋々返すといったような対応になって
います。
直貴、退職する
この件により自分や妻だけでなく娘にも
負担を負わせることになると気付いた
直貴は真芝電機を退職し兄とも絶縁する
ことで全く新しい生活をすることを決心
します。
犯罪者の家族と絶縁することは是か非か
単純に「犯罪者の兄と絶縁した」という
一文だけを見るならば誰もがその行為を
批判するでしょう。
しかし、ドラマや原作小説を読んだ後にも
同じ結論を出せるでしょうか。
私は「絶縁すべきだ」ともはっきり
断言できませんが「絶縁すべきではない」
とも言い切れません。
直貴が重ねた苦労は小説に描かれたのは
氷山の一角に過ぎず、現実であれば
想像できないほどの苦しみを味わった
ことでしょう。
小説では「反差別」という単語が何度か
出てきます。
これは「差別しまいとする行為が却って
相手を傷つけている」ということだと
私は捉えています。
そしてこの反差別は人の良心から出た行動で
相手を傷つける意図がないものです。
この反差別をせずに接することはかなり
難しいと感じます。
であれば、やはり直貴のような立場なら
犯罪者の家族を隠すのも間違った選択
ではないような気がするのです。
犯罪は自分自身ではなくその周囲の
家族・友人・知人をも苦しめること
だということを改めて心に刻ませ
られますね。
最後に
フジテレビの単発ドラマ「手紙」で
真芝電機の人事部社員として登場する
町谷健二を演じるのは眞島秀和です。
原作では直貴の住む社宅に引っ越して
きた際にダンボールの保管場所を注意
されたことに腹を立て直貴の素性を
周囲に吹聴した人物です。
ドラマでは人事部ということで直貴の
左遷にも関わってくるでしょう。
おそらくは真芝電機社員の役割を
すべて担当するのでしょうね。