外こもり

ニートから外こもり・海外ノマドへ?社会不適合者の生きる道 必要なスキルは?お金は?

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ニートや引きこもりなど、社会に馴染めない人が生きていくには日本は辛すぎます。

 

親が自宅で養ってくれているうちはそれでもいいかもしれませんが、そうではない場合は独り立ちしなくてはなりません。

 

そういう人には「外こもり」をすすめます。

 

なお、2020年時点では例の感染症により海外渡航は厳しいです。

 

今はまず準備期間と考えて、日本国内で行動を始めましょう。

 

安定して生活できるようになるまで半年から1年はかかります。

 

就活・バイトの面接などの外出を自粛していてもそれほど問題ない今の時期は、むしろ好都合です。

 

 

 

参考例

 

私自身、元ニートで現在は外こもりをしています。

 

過去にうつ病になって学生時代・社会人時代に社会から離れた経験があります。

 

社会人時代は、毎日朝7時頃の電車に乗ることすら辛く、ほぼ毎週月曜日は休んでいました。

 

私は人が(辛い辛いと愚痴をいいつつも)当たり前にしていることすらできない社会不適格者です。

 

ですが今は1年のほとんどを海外で過ごしています。

 

特に2020年はあの感染症の影響でジョージアという国で半年以上滞在しており、このまま下半期も日本に帰らないままの可能性が高いです。

※2023年現在もジョージアで暮らしています

 

外こもりは辛いこともありますし、何もする気がなくなって一日中寝ていることもあります。

 

ですが私にとっては、理不尽な人間関係がなく自分のやる気がある時だけ働けばいいという今の生活が気に入っています。

 

同世代の社会人と比べたら収入は少ないですし、守ってくれる会社がないので不安定ではありますが、それでも日々心を削られる会社員に戻る気はありません。

 

 

外こもりに才能・大金は不要

 

もちろん全く要らないわけではありませんが、難しい資格や特別な才能は不要です。

 

逆張りさんのために一応補足しますが、「才能」も「大金」もあるに越したことはありません。

 

「あってはならない」とは言っていません。

 

あったほうがいいけどなくても大丈夫と言っています。

 

...この文章ってそんなに通じにくいですか?

 

 

海外に滞在するのに才能は要らない

 

海外に長期滞在するのに英語や現地の言語が必須だと思っている人は多いです。

 

語学力は不要です。

 

もちろんないよりはあったほうがいいです。

 

たしかにイミグレ(出入国管理)では英語での受け答えがありますし、宿のチェックインやレストランの注文でも日本語が使えません。

 

でもそれは中学卒業レベルで十分です。

 

それも中学首席(?)レベルでなくていいんです。

 

ちなみに私の中学時代の英語の成績はほぼ毎回「2」でした。

 

今でも冠詞はよくわかっていませんし、過去完了形など使ったことがありません。

 

海外では学校のテストと違い、「何も見ずに暗記している正解をスペルも間違えず答えること」は要求されません。

 

たとえば

I want stay here more one week.

という文章。

 

間違いだらけで学校のテストだったら0点ですが、この文章でも1週間延泊することが可能です。

 

相手はこちらの意図を汲み取ってくれようとしてくれますし、ボディランゲージやイラストなどを使えば英語圏以外の相手でもなんとなく伝わります。

 

というかスマホの翻訳アプリを使えばだいたいのことは可能です。

 

 

お金を稼ぐのにも才能は要らない

 

お金を稼ぐ上で特別な才能は不要です。

 

もちろんあったほうがいいですが、物価の安い国に滞在する程度の収入を稼ぐのに才能が必要なスキルは不要です。

 

必要なスキルを強いてあげるなら「継続するスキル」です。

 

どの方法で稼ぐのであっても、初期の頃は労力に見合った収入は得られません。

 

それでも正しい方法で継続していれば、「物価の安い国に滞在する程度」の収入は稼げるようになります。

 

初期が一番辛いです。

 

結果が出ない状態が続き疑心暗鬼になり辞めてしまう人がとても多いです。

 

 

大金も要らない

 

年単位で海外を放浪する場合でも、大金は不要です。

 

ネット経由で稼げるようになるのに半年かかるとして、ゼロの状態から即座に海外に出るなら半年分の生活費(+だめだったときに帰るための航空券代)があればいいでしょう。

 

もともとニートだったりして国内で下準備をするのであれば、半年しっかり準備すれば貯蓄がほぼない状態でも海外に出発できます。

 

 

具体的な1か月に必要な資金ですが、物価の安い国、たとえば東南アジアのタイやフィリピン、そして私が住んでいるコーカサス地方のジョージアなどでは、個室の宿に泊まっていても月の総額は10万円しません。

 

ちなみにこの10万円には当然光熱費やネット代が含まれており、使い放題です。

 

暑い時期に朝から晩までエアコンをフル稼働させても10万円以下で過ごせます。

 

PC作業を朝から晩まで、何だったら寝ている時も起動させっぱなしであっても問題ありません。

 

さすがに外出中にエアコンをつけっぱなしにしたり冷蔵庫を開けっぱなしにしていたら宿のスタッフからクレームが入りますが、普通の使い方なら光熱費やネット代に関する追加料金は取られません。

 

ほぼ自宅におりU-NEXTなどで動画を流しっぱなしにしているため、毎月150GBを超えるデータ量が発生していますが、特にに怒られません。

 

 

また、日本で生活費を抑えるとなると食事が満足に摂れないこともありますが、海外では野菜や果物が安い国が多いので簡単な自炊ができれば驚くほど健康的な食事が可能です。

 

 

今の時代はネット経由でお金を稼ぐ方法がたくさんあるため、外こもり中の暇な時間に仕事をすることで生活費を稼ぐことができます。

 

人と関わらなくていい、自分が働けるときだけ働けばいいというのはニートや引きこもりにはありがたいですよね。

 

※外こもり中に稼ぐ人を海外ノマドと呼ぶ人もいますが、当記事では外こもりに統一しています

 

 

ニートが海外に行くのは難しい?

 

制度的には無職でも問題なくパスポートが手に入ります。

 

ただ、「ニートや引きこもりのような社会不適格者は海外へ一人旅をするほどの行動力がない」とはよく言われます。

 

ですが海外への一人旅は、空白期間を説明しなくてはならない圧迫面接よりずっと簡単です。

 

外こもりの語源が「外国での引きこもり」であることからもわかる通り、外こもり実践者は日本の社会に馴染めなかった社会不適格者が多いです。

 

特にタイの外こもりは日本人同士でも交流がないことが多いので、その点でも心配は不要です。

 

同じ宿に泊まっていても挨拶をしないことが多いです。

 

ツイッターなどでは人生を謳歌しているリア充的な外こもり・海外ノマドが多いので勘違いしがちですが、現実は常に視線を足元に向けた口数が少ない外こもりのほうが圧倒的に多いです。

 

 

もちろん、初めての海外旅行は不安だらけでしょう。

 

ネットで情報はあっても、言葉も通じない場所に一人で向かうのは怖いです。

 

でもそれは入国時と最初の1日だけです。

 

宿にチェックインし、お気に入りの食堂を見つけたらあとは自由です。

 

 

最後に

 

ニートや引きこもりで、もし親から冷遇されているのならいっそのこと海外に出てしまいましょう。

 

もちろん物価の安い国でも生活費はゼロにはならないので、それなりに稼ぐ必要はあります。

 

ですが日本よりもずっと物価の安い国であれば労力も少なくて済みます。

 

なおネットでお金を稼ぐ方法はたくさんありますが、どの方法であっても「初日から収入が発生する」ことはないと思ってください。

 

また、初心者の頃は時間給換算で日本の最低時給を下回るケースもあります。

 

でも誰にも指図されず、自分のやる気があるときだけやればいいというのは何事にも代えがたいメリットですよね。

 

最悪の道を選ぶくらいなら、外こもりという方法に一度挑戦してみてください。

 

 

 

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