悩み

仕事がない?スキルがない?人生詰んでる人はプライドと自己評価が高すぎる!

更新日:

 

私は学生時代・社会人時代にそれぞれうつ病になって長期的に社会から離れたことがあります。

 

今は外こもりとして海外に滞在し、生活費とちょっとした貯蓄程度のための仕事以外は自由気ままな生活をしています。

 

そういう意味では今もまた社会から離れたままです。

 

私の生い立ち(?)を知っている人からは「人生が詰んでいるからどうにかしたい」という相談を受けます。

 

ですがそのほとんどは私のやっている稼ぎ方を教えると「俺にそんな才能はない」と諦めてしまいます。

 

私はそういう人たちを見て能力がないとは思えません。

 

むしろ、プライドと自己評価が高すぎると感じてしまいます。

 

 

 

プライドが邪魔をして仕事が見つからない

 

仕事が見つからないという人のほとんどはコレですよね。

 

世間がどんな悲惨な状況でも、この世に仕事そのものが消えてなくなることはありえません。

 

ただし、月50万円で働いていた人を月50万円で雇ってくれる会社があるかどうかは話が別です。

 

これまで月50万円貰っていた人は30万円の仕事なんか見向きもしないでしょう。

 

月収30万円だった人は月収20万以下では働きたくないと考えるでしょう。

 

ですが、現実にその給与で働いている人はいます。

 

「自分はそこまで堕ちたくない」という独りよがりなプライドによって安い給料の仕事を「ないもの」としてしまい、結果的に「仕事がない」と嘆いているわけです。

 

 

生活水準は一度上がると下げられない

 

生活水準を下げる、つまり生活費を削るというのはとても辛いことです。

 

一度手に入れたものを失うことは、最初から持っていないよりも辛いです。

 

ですので、収入が下がっても生活水準は下げられず、生活が破綻する人は多いです。

 

また、それを心のどこかで理解しているため安月給の仕事に見向きもしなくなるわけです。

 

生活水準を下げたいなら、「これは絶対になくしてはならない」というものを残して「これはなくても我慢できる」というものを削っていくという分析が必要です。

 

私は外こもりでトランク1つで移動を繰り返しているため、「おしゃれな服」は捨てました。

 

ですが日本のドラマやバラエティ番組は好きなのでhuluやU-NEXTは契約しています。

 

また、kindle Unlimitedに契約しているので大量の本が読み放題ですし、無料対象になっていない本や漫画も電子書籍でたくさん所有しています。

 

外こもりは究極の断捨離などと言われますが、好きなことを削る必要はないんです。

 

もちろん収入以上の支出をしたら破綻するのでそれ相応に働く必要はあります。

 

 

「才能がない」=「自己評価が高い」

 

「新しいジャンル」への恐怖を見せる人もいます。

 

やったことのない技術に対して、「俺には才能がない」といって手を出さない人は多いですよね。

 

本人は自分自身を「自己評価が低い」と思っているのかもしれませんが、私から言わせれば自己評価が高すぎます。

 

なぜなら「やってもいないのにその技術ができるかどうか判断している」からです。

 

この世のほとんどの人は最初は失敗ばかりの初心者です。

 

失敗をして、次こそは成功させようと分析・改善・練習を重ねて徐々に上達していった人に対して、やりもしないで「俺には才能がない」と判断して見せるのは裏を返せば「俺は努力をしなくてもお前程度のレベルに行ける何かの才能があるはずだ」「俺には最初から第一線で活躍できるほどの成果を上げられる能力が眠っているはずだ」ということです。

 

異世界転生モノのアニメじゃないんですから、いい加減そのファンタジーな自己評価は辞めましょう。

 

 

理解しているとはどういう状態か

 

これらのことは多くの人が「そんなことわかってる」と言う内容です。

 

ですが、実際にそれを理解していないから仕事が見つからずやりもせずに才能がないと落ち込むのです。

 

ただ文字の意味を理解しているのでなく、その内容を自分の生活に取り入れてこそ理解していると言えるのではないでしょうか。

 

具体的に言えば、仕事が欲しいのであれば収入が安くても働く、やりたいことがあるのであればその時点で技術が劣っていても練習して技術を身につけるといった具合です。

 

ただただ何もせずに嘆いているだけの人は自分の心を傷つけるだけで足踏みしていることに気付いてください。

 

 

メンタルヘルスの重要性

 

日本では昭和の時代からメンタルが軽視され続けてきました。

 

今でこそうつ病などの精神的な病への理解が増え、企業にもメンタルヘルスのためのカウンセラーを置くところも増えてはいます。

 

ですが個人個人に目を向けると、今でもメンタルを軽視している人がとても多いです。

 

驚くべきことに、いわゆる成功者と呼ばれるようなバリバリ働いている人よりも人生詰みかけのギリギリの状態の人の方がメンタルヘルスをバカにする傾向が強いです。

 

「メンタル」と「スピリチュアル」を混同している人も多いですし、オマケ要素扱いで「結局気の持ちようでしょ?」といって放置してしまうことも多いです。

 

 

自分がどうすれば精神的に充実した状態でいられるのか、どうすれば疲弊した時に回復できるのか。

 

それを把握しておくことはとても重要です。

 

できれば世間の評価や経済状況に評価されず、自分だけで完結する回復方法があるといいですよね。

 

ちなみに私は猫をなでると心が回復します。

 

※もちろん「ある程度までのダメージなら回復する」という意味であり、一定値を超えたら病院に行く必要があります。そこまでダメージを負わないように定期的に猫をなでて回復するという意味です

 

 

最後に

 

世の中の苦しんでいる人は、自分のことを自己評価が低くプライドもズタズタになった状態だと語ることが多いです。

 

ですが仕事がないのはプライドが邪魔をしているからですし、初めて挑戦するジャンルで結果が出せないのはただ技術を学んでいないからです。

 

手取り20万以下で生きられないのも初めて挑戦したジャンルで才能がないと嘆くのも自己評価の高さが原因です。

 

自分の正しい状況を理解できていないと、得体のしれない苦しみに苛まれ続けます。

 

自分はプライドが高く自己評価が高いからうまく行っていないのだと考え直しましょう。

 

 

 

-悩み

Copyright© ねこねこにゅーす , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.