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才能がないと諦めている人がかわいそうな本当の理由とは?成功できないのはそこではなく...

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「才能がない」というのは底辺の常套句ですよね。

 

特にニートや引きこもりなどは「俺には才能がないから何をしても無駄」と口にします。

 

私がそうでした。

 

ですが、そういった底辺の人たちに足りないのは才能ではありません。

 

昔の私を含む彼ら彼女らがかわいそうなのは、才能を言い訳に最初の一歩を踏み出す方法がわからなくなっているからです。

 

少なくとも、「自分一人が好きなことをして生きる程度の生活費を得る」というレベルまでであれば、才能は必要ありません。

 

昭和や平成初期の頃は才能と運のある一握りの人だけができた生き方なのかもしれません。

 

令和の今の時代、才能なんて欠片もなくても「自分一人」だったらなんとかなります。

 

私は「才能がない」と言い訳をしている人をかわいそうだと思います。

 

「才能がない」という事そのものがかわいそうなのではなく、「才能がなくてもどうにでもなるのにその方法を知らない」という事がかわいそうです。

 

大丈夫です。

 

才能がなくても、あなたはできます。

 

 

 

才能は不要

 

まず第一に、「自分一人が生きる程度の生活費」というのはそれほど高額ではありません。

 

物価が高いことが世界的に有名な日本であっても、都内の一等地などの一部を除けば月15万円もあればなんとかなるでしょう。

 

物価の安い地方都市へ行けば10万円以下も可能です。

 

※もちろんこの額で生活するには最新型iPhoneやおしゃれなスタバでのひとときを我慢する必要はありますし、各種税金や年金などについても免除等の申請を出す必要があるかもしれません。

 

 

そして、その程度の額であれば「好きなこと」で稼げます。

 

才能がなくても、基本的なスキルが身についていれば大丈夫です。

 

それを日本全国(または全世界)に発信すれば、月10万円から15万円程度の収入は可能です。

 

 

才能の代わりに必要なもの

 

それは知識経験です。

 

 

知識というのは、「どうすればできるか」の方法論です。

 

スポーツ・芸術を含めて、ほとんどの行為には「どうすればそれができるか」の手順が存在します。

 

それを知らずに見様見真似で試行錯誤するのは時間の無駄です。

 

知識は書籍や教室やコンサルなどで入手可能です。

 

なお、「収益に変える」というのも方法論なので知識として得ることが可能です。

 

たとえば「絵を描く」ということを収益に変えたい場合、どうすればいいでしょうか。

 

画家になる・漫画家になるという方法しか知らない人より、同人誌を作る・YouTubeで活動するなどの方法を知っている人の方が稼ぎやすいことは明白ですよね。

 

これも何も考えずに見様見真似でコミケに参戦したりYouTubeに動画をアップするより、すでに稼いでいる人たちの手順を教えてもらったほうが稼ぎやすいです。

 

ちなみに、行動していない人は「結局成果物の出来が売上を左右する」と勘違いしていますが実際にはちょっと違います。

 

少なくとも「自分一人分の生活費」を稼ぐ段階では成果物の出来よりも知名度が重要です。

 

相手の目に触れていなければ売れ行きは非常に悪いです。

 

100人に1人しか買ってくれない駄作でも1万人の目に留まれば100本売れますが、10人に1人が買ってくれる出来の良い作品の存在を10人しか知らなければ1本しか売れません。

 

これが「知名度の威力」です。

 

 

なお、知識を得ただけではそのままやってもうまく行かないことのほうが多いです。

 

絵の描き方の本を読んでも最初から思った場所に思い通りの筆圧で線を引くのは難しいでしょう。

 

これは「経験」が必要です。

 

「練習」「努力」と言い換えてもいいでしょう。

 

練習をせずに「才能がない」というのはばかげています。

 

最初からできた人なんていません。

 

そんな人がいるのなら、ニュースになっています。

 

誰もが生まれたばかりの頃は言葉すら喋ることができません。

 

当然絵も描けなければ歌も歌えません。

 

そこから練習を繰り返すことで上手になっていくんです。

 

 

才能が必要なのはトップグループに上り詰めるときだけ

 

才能というのは、知識と経験を蓄えた後に最後にちょっとだけ添加する隠し味みたいなものです。

 

これによって成果物の魅力が増し、価値が上がります。

 

ギリギリの生活費程度を稼ぐ段階では隠し味の前に料理の手順(知識)と慣れ(経験)が必要です。

 

 

経験は何時間くらい必要か

 

経験の質によるので一概に言えませんが、個人的には1,000時間程度は必要だと思っています。

 

これには根拠があります。

 

プロレベルに上達するには10,000時間以上の練習が必要という「1万時間の法則」というものがあるのをご存知でしょうか。

 

1,000時間はその10%に相当します。

 

成長はJ曲線と呼ばれる、ある一定の段階で急激に伸びる瞬間があります。

 

それがだいたい10%の段階で来るのです。

 

この「ある一定の段階」というのは「自分で自分の間違いを修正できるレベル」です。

 

イラストであれば「自分の絵のどこに違和感があるか、そしてそれをどうすれば解消できるか」がわかるレベルです。

 

語学学習であれば「自分の言おうとしている文章の間違いを見つけ、辞書やテキストなどを確認することで正しい文章に置き換えられる」レベルに相当します。

 

この段階であれば、「時間さえかければ」お金を取るレベルのことができるようになります。

 

なお当たり前ですが「1000時間」というのは目安であり、質に左右されます。

 

そして1000時間程度で手に入るのは「最低限のレベル」であり、上述のように「多くの人に売り物があることを知ってもらう」必要があります。

 

さらに当然ですが収入を増やすために努力・経験は増やし続ける必要があります。

 

 

本当に稼ぎたいなら今すぐに1円でも受け取ること

 

会社員としてではなくフリーランスとして稼ぎたいのであれば、今すぐに成果物・作品を作って誰かが購入できるようにするべきです。

 

「今はまだ下手くそだから上手くなってから...」と尻込みする人はとても多いです。

 

それは悪手です。

 

というのも、この世には「才能のある」トップレベルの成果物が多く、それと比べてしまうと我々の成果物はいつまでも下手くそだからです。

 

まだ下手くそな段階で自分の成果物を販売することのメリットは、金銭よりもメンタル面にあります。

 

「自分の成果物にお金を払う人がいる」という事実は強烈にモチベーションを刺激します。

 

 

ここからは私がイラストでお金を稼ぎ始めた頃の例です。

 

適宜、自分のやりたいことに当てはめて考えてください。

 

 

私はイラストでお金を稼ぎたいと考えた際、下手くそな作品を100円で販売しました。

 

結果、10人の方が購入してくださいました。

 

総収入は手数料を除いて300円程度なので生活できるレベルではありませんでした。

 

ですが、「自分の絵にお金を払ってくれる人がいる」という何物にも代えがたい喜びを手にすることができました。

 

これは強烈なモチベーションになります。

 

また、販売実績があることで自分が行動していることを認知してもらえます。

 

これにより「徐々に成長していく姿」のファンになってくれる人も出てきます。

 

一人でもファンがいてくれると、心が折れそうなときに支えになってくれます。

 

 

デジタルイラストのようなデータ販売は「在庫切れ」のリスクがなく、商品の「劣化」もないのでとりあえず販売しておけば収入が増える可能性はあっても支出が増えるリスクはありません。

 

※自分が上達することによって過去の作品が目を覆いたくなるような黒歴史になることはありますが、それは作品そのものが劣化したのではなく自分自身が成長しただけです

 

また、自分の下手くそな作品を販売登録したことでダメージを受ける人はいません。

 

もちろん購入者の中には「上手な作品を探しているのにお前の下手な作品が候補に上がってきて邪魔だ」と言う人がいるかもしれませんが、ほとんどの販売サイトでは知名度が高かったり作品の質が高いものが上位表示されるので気にすることはありません。

 

 

でも笑われるのが怖い?

 

この手の話をすると、「下手な状態で行動して笑われるのが怖い」という人が出てきます。

 

わかります。

 

私も笑われることがとても怖いです。

 

ですが、特に「ネットの世界で勝負する」という方法であればいつでも逃げることができます。

 

リアルな友人には内緒にして、偽名を使ってネットのみで行動してみましょう。

 

笑われて辛くなったらとりあえずその偽名で使っているアカウントを全て削除してしまえばいいんです。

 

私ははじめの一歩を踏み出す時、「いつでも逃げられる」と自分に言い聞かせて動き出しています。

 

実際に動き出してみるとわかりますが、「ただ下手なだけ」で嘲笑されることは少ないですし、炎上することもほとんどありません。

 

世の中の人はそこまでヒマじゃないんです。

 

炎上するのは「下手なのにイキっている」などの別の要素がある場合です。

 

 

笑ってるヤツは動いていないヤツ

 

初心者を笑うほとんどの人は「何もしていない外野」です。

 

私がイラストを描き始めたときに「そんな下手くそなのにそんなに時間かかるんだwww」「そんな下手でよく人に見せられるねwww」とバカにしてきた知人がいます。

 

あれから数年の月日が流れましたが、彼は今も当時と同じように「俺も明日から頑張りますわー」と言い続けています。

 

 

最後に

 

「才能がない」と嘆いている底辺の人たちは、才能以前に知識と経験が足りていないのだと自覚しましょう。

 

正しい方法を知らなければ行動できません。

 

才能云々の前に、正しく動くことさえできないんです。

 

また、知識を手に入れても多くの分野ではその知識通りに動けるようになるまでの練習が必要です。

 

予期せぬ問題に遭遇した際に解決するにも、ある程度の経験が必要です。

 

知識と経験は才能がなくても手に入れることができます。

 

そして、それだけでも自分一人が好きな事で生きる程度の生活費は稼ぐことができます。

 

やりもせず言い訳ばかり並べたてて行動しないかわいそうな人たちが変わるためには、知識と経験が必要です。

 

「才能がない」と言い訳していないで、とりあえずやってみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに、1,000時間の練習は毎日1時間で約3年、毎日3時間で約1年かかります。

 

正しい方法でそれだけ練習して10万円も稼げないのであれば、それは才能の前に方法が間違っているのでしょう。

 

 

大丈夫です。

 

あなたは才能がなくてもお金を稼ぐことができます。

 

ぜひ一歩を踏み出してみてください。

 

 

 

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