世の中には才能がない人がたくさんいる
そうです。
「仕事が向いていない」と言う理由で
初日に辞める新人もいるような今の時代でも
才能があれば苦労せずに生きられる
のではないでしょうか。
そう考える人に「才能の見つけ方」を
教えます。
目次
才能とは
才能の話をしていく前に、才能の定義を
決めておきましょう。
google先生によると
ある個人の素質や訓練によって発揮される
物事をなしとげる力
とされています。
当記事でもこの定義に沿って話して
いきます。
才能がない人の勘違い
まず最初に気付いていただきたいのが、
「才能がない」と嘆く人は訓練をして
いないということです。
「才能」とは持って生まれた素質だけで
なく、訓練によって後天的につける
ことができるものなのです。
にもかかわらず、「才能がない」と嘆く
人の多くはたいして練習もせずいきなり
トップクラスの能力を発揮する夢を見て
います。
いやいや、異世界転生モノじゃないんだから!
この手の人はラノベ(ライトノベル)の
見過ぎではないでしょうか。
これまで何も努力してこなかった人が
いきなり称賛されるレベルの成果を上げる
というのが「才能」なのであれば現実には
一人もいないといっていいでしょう。
才能の見つけ方
上記の話を理解してくれた方は
「才能の見つけ方」も想像がついて
いるのではないでしょうか。
答えは「何度も訓練する」です。
初めて挑戦して成果をあげられるもの
だけが才能ではなく、何度も練習して
できるようになることも才能の一つで
あることを忘れないでください。
1万時間の法則
アメリカの心理学者が提唱した
「1万時間の法則」というのは
プロになるためには1万時間の訓練が
必要という考え方です。
会社には3年齧りつけという言葉
若い人が「老害」と呼んでいる社会人の
中には「3年間は意地でも仕事に齧りつけ」
というような発言をする人がいます。
3年間(365日×3年=1095日)毎日10時間
仕事をすると1万時間になるため理に
叶ったセリフです。
※昔の人は休日なしの毎日10時間労働が
当たり前だったようです(笑
私の考える「才能」の定義
上記の定義の他に、私が考える「才能」の
定義があります。
それは
仕事なり技術なりを楽しめること
です。
これは本来の定義とは少し違いますが
やはり楽しんで行動できるかどうかは
重要です。
辛い仕事を8時間するのと好きなことを
8時間するのでは心の消耗度合いも異なり
ます。
楽しみながら行動するには1万時間は不要
1万時間の法則はプロになるための
訓練期間です。
私の定義する「才能」、つまりその技術を
楽しめるようになるには1万時間も必要
ありません。
とはいえ、未知の技術に挑戦する初日から
楽しめる人は稀でしょう。
ある程度の技術力がなければうまくできず
楽しさも感じられません。
楽しさを感じるレベルの技術力を得るには
1万時間の10%である1000時間もあれば
十分です。
技術というのは基礎が8割、応用が2割と
言われているため10%の基礎訓練で相当な
レベルまで上達します。
才能の見つけ方 結論
ということで、才能を手に入れたい人は
その能力の訓練を1000時間行ってください。
最初はうまくいかないので面白くないです。
楽しみながら訓練する方法を模索することは
悪いことではありませんが、そもそもうまく
できない状態で楽しめるとは思わないこと
です。
正しい方法で1000時間も訓練すれば基礎的な
能力が身につくため楽しくなってくるはず
です。
この時点で「できるけどつまらない」と
感じるのであれば才能がないので別の能力を
身につけることを考えましょう。
1000時間も使いたくないという人がいる
かもしれませんが、才能とはそんな簡単に
見つけたり得たりできるものではありません。
ゲームじゃないんですから。
何度でも言いますが、最初からいきなり
トップクラスの成果を出すことだけが
才能ではありません。
訓練によってできるようになった能力も
立派な才能です。
まずは1000時間訓練してみましょう。
1000時間は長すぎますか?
1日3時間毎日やれば1年で1つ能力が手に
入ります。
ね、簡単でしょ?