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頑張れない人の勘違い 才能がない?それ以前の問題なのになぜ?やり方を工夫するという思考はないの?

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「頑張れない人」を自称する人は多いですよね。

 

そして「才能がない」を理由に行動しない人もたくさんいます。

 

頑張る能力って「ある・ない」という話なのでしょうか。

 

私には「頑張れない」ではなく「頑張りたくない」に見えます。

 

この手の自称「頑張れない人」は考え方を変えたら改善できるような気がしますよ。

 

 

 

大前提

 

この手の話をすると、必ず「病気や怪我の人もいるんだ!」という反論が来ます。

 

当然ですが、そういう方は除外しています。

 

まずはその治療に専念してください。

 

慌てて動き出して状況を悪化させるより、まずはゆっくり休むべきです。

 

 

なお、これもまた当然ですがメンタルが不調になっている方も病気のため除外します。

 

言うまでもない話のはずですが、今はまだ偏見が激しく口に出さないと通じない(口に出しても通じないことも...)ようです。

 

 

ただし、当記事は「自称・メンタルの病気」の方々は除外します。

 

メンタルの病気は非常に判断が難しく、ネットに転がっている「症状例」に一つ二つ当てはまったからといってその病気であるとは限りません。

 

自称する人は「頑張れない」ではなく、ただ「頑張りたくない」だけの人ではないでしょうか。

 

「いや俺は/私は違う」と言うのなら、きちんと病院に行って医師の診断のもと適切な治療を受けてください。

 

自己判断で病気だと名乗りながら特に治療などもしないというのはご自身で違和感を持たないのでしょうか。

 

たしかに病院に行けばたちどころに治る類のものではありません。

 

それはそういう病気なので仕方がありません。

 

ゆっくり治療してください。

 

 

頑張ることが正義か

 

もちろん、現在の生活に何の不満もないという人はいいんです。

 

そういう人は、今の生活を得るため(もしくは今の生活に満足するため)に頑張ったはずです。

 

自分自身に「頑張った」という認識がなく当たり前のことをやっただけだと言う方もいるかもしれませんが、それであっても自分が満足できているなら十分です。

 

今のままでいいのなら頑張る必要はないですし、新たな才能に目覚める必要もありません。

 

当記事では「現状を変えたいのに頑張れない」「頑張らなくちゃいけないけど頑張れない」「才能がないから無理」などと言っている人たちを対象にしています。

 

 

ここから本題「頑張れない人は才能云々の前に問題がある」

 

本題に入ります。

 

「頑張れない」と嘆く人たちは、才能や社会や親など「自分ではどうしようもないもの」を言い訳にします。

 

もちろんそれらも問題の一つではあるでしょう。

 

才能があればもっとラクだったでしょうし、今の日本社会が史上最高かという質問には全日本人がNOと答えるはずですし、完璧な親などこの世に存在しません。

 

でも、果たして「それだけが問題」でしょうか。

 

あなたには何も問題がないのでしょうか。

 

この世の全ての人は、常になんらかの壁・問題を抱えています。

 

 

「やり方を工夫する」という発想

 

頑張れる人と頑張れない人の最大の違いは、困難にぶつかったときに正面突破せずに工夫できるかという点です。

 

頑張れる人は「自分のできる範囲」で困難をクリアする方法を模索します。

 

 

正面突破とは言いかえればごり押しです。

 

とにかく力業で解決しようとする状態です。

 

才能に満ち溢れた人でない場合、困難を毎回正面突破するのは難しいです。

 

だから様々な工夫をして解決する必要があります。

 

頑張れない人はこの工夫をほとんど考えず、「現状では正面突破できない」という事実のみに注目して嘆いているように感じます。

 

 

工夫とは

 

頑張れない人が特に縛られている呪いに「独力でやらなくてはならない」「便利な道具を使ってはならない」というものがあります。

 

現実世界は学校のテストではありません。

 

人脈も道具もいくらでも使っていいんです。

 

 

独力という呪縛

 

「人脈」という財産を毛嫌いする人は多いです。

 

人に助けてもらって成し遂げた姿を嘲笑する人は多いです。

 

その勘違い、捨てましょう。

 

 

たとえば「会社」は人が集まって助け合ってお金を稼ぐシステムです。

 

「学校」は知識を持つ教師が知識を持たない子どもに知識を与えるというシステムです。

 

「家族」は親が何もできない子どもを育てるシステムです。

 

この世は集団で成り立っており、集団は常に助け合いながら動いています。

 

 

ちなみに「人に助けてもらう」は友人などに無償でサポートしてもらうことだけでなく、お金を払って専門家を雇ったり外注を使うことも含みます。

 

特に才能がないと嘆くような能力の低い人の場合、専門家を雇えば質が確実に上がります。

 

独力でやり遂げることはたしかにすごいですが、それはある種の「縛りプレイ(制限プレイ)」であり、必須ではないことに気づきましょう。

 

 

道具はずるいという呪縛

 

便利な道具を使っている人をズルいと考える人は多いです。

 

 

たとえば私はイラストが趣味なのですが、デジタル(パソコンで描く)すらも卑怯と言い出す古いお絵描きさんは存在します。

 

デジタルイラストが趣味の人の中にも、有料のツールや(著作権フリーの)画像を利用することをズルいと言う人が一部にいます。

 

 

道具とは、そもそも「何かを行うためのサポートツール」です。

 

それを使うのがズルいというのなら、キッチンを使わずに料理をしなくてはなりませんし、家の中に入らずに生活しなくてはなりません。

 

 

「家やキッチンなど一般的な道具はセーフだけど、見たこともないツールや有料ツールはズル」

 

これは通りません。

 

どこまでが一般的かという線引きは人類共通のものではなく、ただのあなたの個人的意見です。

 

もちろん法律を含む各種ルールに違反してはいけませんが、同調圧力的な「周囲の妬み」は無視してOKです。

 

 

最後に

 

「頑張れない人」を自称している人たちは自分が抱えている問題を解決する工夫をしているでしょうか。

 

独力で正面突破できないからといって諦める必要はありません。

 

人の手を借りてもいいですし、便利な道具を使ってもいいですし、回り道をしてその問題を回避して先に進んだっていいんです。

 

 

最後に繰り返しますが、頑張ることは必須ではありません。

 

今の現状に満足して生きるというのも一つの手ですし、それを他人からどうこう言われる筋合いはありません。

 

「頑張っていないヤツは全員クズ」などという発想は間違っています。

 

ただ、「今の状況には不満があるけど頑張ることができないから自分は何もしないけどお金が欲しい」というのは違うと思います。

 

言い換えてください。

 

「今の状況に不満があるけど頑張りたくないからお金が欲しい」と。

 

 

※病気・怪我などののっぴきならない事情がある人は除きます。

 

本当に「頑張れない」のであれば、つまり「生きる事に不都合が出ている」のであれば、それは何らかの病気です。

 

治療しましょう。

 

 

 

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