ジョージア

ジョージア/グルジアでワクチン接種証明書を受け取る方法 トビリシの値段・時間・場所など

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以前から長期滞在が可能だったジョージア(旧グルジア)。

 

外国人(日本人)でもワクチンを打つことができるため、日本ではなくジョージアで複数回接種した方もいるでしょう。

 

可能であればずっとジョージアにいたいという方が大半だと思いますが、のっぴきならない事情で一時帰国しなくてはならないこともあるかもしれませんね。

 

ジョージアでワクチン接種を3回した方は(ファイザーなど日本が指定したワクチンに限る)そのワクチン接種証明書があれば帰国時の隔離措置が免除されるそうです。

※2回までの場合は7日間(自腹でPCRテストを受けたら3日に短縮。ルールは変わることがあるので、実際に帰国する際は絶対に公的機関の最新情報を確認してください

 

とはいえ、大使館や日本の公的なサイトには具体的に「どうやってワクチン接種証明書を取得するか」が書かれていません。

 

トビリシ在住の私が実際に貰ってきましたので情報を共有したいと思います。

 

 

なお、当記事は2022年5月時点の日本国籍を持つ一個人の体験によるものです。

 

正確に記載するよう心がけてはいますが、実際の入国(帰国)時の必要書類などに関しては状況によって変化する可能性もありますので、絶対に公的な機関の情報を確認してください。

 

「ネットに書いてあった」というのは正しいルールを無視していい理由にはなりません。

 

当記事と公的な機関の発表が違う場合、100%公的機関が正しいです。

 

 

 

 

場所

 

ワクチン接種証明書を受け取れるのは、通称「パブリック・ホール」の1Fです。

 

トビリシに滞在している方なら誰もが知っているあの花のような建物です。

 

一応google mapを表示しておきますね。

 

1F(Ground)です。

 

ヨーロッパは1Fが一つ階段を登ったりすることがありますが、私の言う1Fは階段を登らない方です。

 

 

必要書類

 

パスポートのみです。

 

ワクチンパスポートでもCovid Pass Georgiaでもなく、渡航用のあのパスポートです。

 

過去のワクチン接種票などは不要です。

 

 

料金

 

料金は無料です。

 

ちなみにトビリシの町中でのPCRテストは40ラリ前後です。

 

 

所要時間

 

所要時間現地着から30分もあればワクチン接種証明書を受け取って外に出られます。

 

時間配分は以下の通りです。

 

 

整理券の入手

 

3分ほど。

 

相変わらずジョージア人の中には順番待ちの概念がない人がいます。

 

スタッフ側にも順番待ちの概念がない人がいるので「俺が先に待っていた」が通じないことがあります。

 

前の人がどいたら即座にスタッフ話しかけましょう。

 

スタッフから「ご用件は?」と言われるのを待っていると横からどんどん人が入ってきます。

 

 

カウンターでの待ち時間

 

私の時は15人待ちで20分でした。

 

途中何人か人が来なくて飛ばされたようです。

 

 

カウンターでのやり取り

 

3分。

 

会話も最低限なのですぐに終わります。

 

 

ということで、館内の移動時間を含めても30分以内で終わるでしょう。

 

もちろん待ち時間は先に来ている人の数によるので、混雑している時はもっとかかるはずです。

 

 

具体的な手順

 

流れとしては、整理券を入手→順番が来たらカウンターでパスポートを見せてワクチン接種証明書を発行してもらうという形です。

 

 

整理券の入手

 

インフォメーションで手に入ります。

 

インフォメーションはパブリックホール1Fの中央付近、道路側から入った場合はセルフサービスエリア(証明写真ボックス)の右奥です。

 

 

インフォメーションで海外渡航用の新型コロナウイルスワクチン接種証明書が欲しいと伝えてください。

 

2022年現在、証明書を求める人がたくさんいるのでスタッフもすぐに理解してくれます。

 

念のためジョージア語・ロシア語で「新型コロナウイルスワクチン接種証明書が欲しい」というメモを持って行けば安心です。

 

 

整理券の見方

 

数字が2種類書かれています。

 

 

上の「12」がスペース番号(ブース番号)、下の「6943」があなたの受付番号です。

※言うまでもありませんが「12」「6943」は私の整理券の話であり、あなたが受け取った整理券には違う番号が書かれています

 

まずはスペース番号(ブース番号)を探しましょう。

 

各ブースに大きく番号が書かれています。

 

ブース番号の近くに電光掲示板があります。

 

受付番号、カウンター番号の順で表示されています。

 

呼び出し音が小さく、音声案内もないので見逃さないようにしましょう。

 

 

カウンターでのやりとり

 

番号が表示されたら該当するカウンターに行きましょう。

 

ワクチン接種証明書が欲しいですという文章をジョージア語に翻訳した紙(またはスマホ画面)を見せると言葉がわからなくてもスムーズです。

 

まずはIDカード(パスポート)を提示します。

 

スタッフが名前とパスポート番号で検索し証明書を発行してくれますので待ちましょう。

 

 

受け取りにはサインが必要です。

 

ボールペンは常備されているので持っていく必要はありません。

 

クリアファイルに入れてくれますが、ハードタイプではないので折れ曲がります。

 

きれいな状態で持ち歩きたいなら入れ物を持参しましょう。

 

 

一人では心配?

 

ジョージアで複数回ワクチンを打てた人には余計な心配かもしれませんが、もし一人では不安という場合はお手伝いが可能です。

 

もちろん無料でと言うわけには行きません。

 

一人あたり50GEL、日本円で2000円強ほどいただきます。

 

この値段は現地の相場から考えるとぼったくりレベルに高いです。

 

しかも私は特にジョージア語・ロシア語が堪能なわけではありません。

 

ただ日本語が喋れて、一度ワクチン証明書を受け取ったことがあるだけの日本人です。

 

アパートのオーナーなど、頼れる方がいるのならそちらのほうが安上がりです。

 

というか、たぶん一人で行っても特にトラブルは起きないので一人で頑張りましょう。

 

 

ワクチン接種証明書の見方

 

手に入るワクチン接種証明書はこんな感じです。

 

 

帰国時に必要なのは右側上部です。

 

上から順番に「〇回目の接種の種類・時間・場所」が書かれています。

 

私は3回接種しており、2回目までがトビリシで3回目はバトゥミですが、きちんと全ての情報がデータベースに登録されていました。

 

この「3回の接種記録」が帰国時に必要な情報です。

 

ご自身のワクチン接種証明書がちゃんと正確に記載されているか確認しましょう。

 

なお、PCRテストに関しては別途「日本が要求する様式」で記載されたものが必要です。

 

PCRテストはここで受けることはできないので、別途クリニックに行ってください。

 

 

最後に

 

トビリシでのワクチン接種証明書の取得方法を紹介しました。

 

2022年5月時点ではジョージアは建物内でもマスクが必須ではなく、「ワクチン接種証明書を受け取る場」でもマスクをしていない人が大半です。

 

かなりの密な状態なので帰ったら手洗いうがいを徹底してください。

 

また、新型コロナウイルスに気を取られてスリなどに引っかからないようにも気を付けましょう。

 

治安は悪くないですが、誰でも入館できるのでやろうと思えばやれてしまいます。

 

そもそもお金は不要なので財布を持って行かないでもいいかもしれません。

 

日本のパスポートはICチップが入っているため盗んでもあまり意味がありませんが、スリ初心者(?)はそれを知らないかもしれません。

 

トートバックやズボンの後ろポケットなど、抜き取りやすい所に入れるのはやめましょう。

 

 

 

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