バトゥミはジョージアの西側の港町です。
ジョージア自体の物価が安いため、観光地であるバトゥミでも3万円台でタワマンが借りれるということで外こもりや海外ノマドに人気があります。
具体的な超格安タワマンの場所や契約方法はこちらの記事をご覧ください。
さて、実際に1か月契約をしているわけですが、さっそくアクシデントが発生しています。
バトゥミの格安タワマンでアクシデント
タワマンが停電しました。
今回はいわゆる計画停電で、エレベーターに前日から告知をしてくれていたようです。
私は前日一歩も外に出ていなかったために見逃していました。
※2日前時点には張り紙はありませんでした
私が利用しているタワマンはまだ一部工事中のようで、その関係で日中2時間停電していたようです。
なお、ジョージアはバトゥミだろうとトビリシだろうと停電・断水します。
※体感的には月1回程度ですが、私はトビリシに住んでいた頃は日付の感覚がわからなくなるようなチルい(?)生活をしていたので実際の頻度とは異なる可能性があります
部屋だけ停電
今回の停電ではエレベーターや部屋のオートロックは機能していました。
※オートロックは電動式ではなく閉じたら爪が自動でロックになるタイプです
そのため、停電が始まってから外出(部屋を出てエレベーターでマンションを出ること)が可能でした。
一般的なエリア停電の場合にどうなるのかはまだ経験がありませんが、そうなっても慌てないようにしなくてはなりません。
※スタッフは「エレベーターは別電源で動く」と言っていましたが、ジョージア人の「大丈夫」はあまり信用できません
なお、エリア停電は一般的に1時間から2時間程度で回復します。
断水の場合も半日程度で回復します。
部屋を閉め出された!?
オートロックのロック側は電気式ではないため、停電状態でも部屋を出たら自動で鍵が閉まります。
しかしオープン側はカードキーの電気式のため、停電中は開けることができません。
さらに停電するとこのカードキーの認証システムが誤作動を起こすことがあります。
そうなった場合、エントランスにいるスタッフにエラー解除をしてもらわなければなりません。
カードキーのエラー解除
本来であればドアにカードキーをかざすと自動で開くシステムです。
ですが停電後はピピピとエラー音が鳴り、通常時は緑のランプが光るところが赤く点滅します。
もちろんエラーなので開きません。
この状態になった場合、エントランスで専用の機械を通すことで再度利用が可能になります。
エラー解除の際にはカードキーを渡すだけでその場で解除してもらえます。
特に名前やパスポートなどの提示は不要でした。
停電時の注意事項
外に出る際は
・一度出たら停電が直るまで入れないのでスマホ・パスポート・財布を持って行く
・カードキーを持って行く
という点に注意が必要です。
部屋の電気を利用するために入り口付近にカードキーをセットする必要があります。
停電でパニックになった際、ここのカードキーを持たずに外に出ると悲惨なことになります。
特に我々日本人は部屋の中では靴を履いていないでしょうし、リラックスしすぎた服装だと大変です。
一応停電状態でもマスターキーでドアを開けることは可能です。
ただ、カードキーがないことをエントランスのスタッフに説明しなくてはなりません。
スタッフは英語を話せますが、こちらの英語能力が拙い場合はスマホも持って外に出ないと意思の疎通も難しくなる点に注意が必要です。
また、しばらく停電するなら外出して時間を潰す必要がありますが、財布がないと何もできません。
新型コロナウイルスの関係で当分はレストランなどでグリーンパス(ジョージア国内版のワクチンパスポート)が必須なのでスマホも持っていないといけません。
ジョージアではパスポートの携帯は義務付けられてはいませんが、極々まれに警官が不法滞在のチェックをすることがあるため持ち歩いている方が安全です。
※不法滞在のチェックは累計4年近くジョージアにいる私でも2回しか遭遇していません
最後に
バトゥミのタワマンで発生したアクシデントを紹介しました。
今回の計画停電は毎日外出している人ならエレベーターの張り紙で気づけたものでした。
ただ、ジョージアは日本では信じられない頻度で停電や断水があります。
突然停電になって大失態しないように、事前に心の準備をしておかないといけませんね。
※上述の通りジョージアでは停電・断水は日常茶飯事ですので年単位で過ごしていると慣れます