グルジア(ジョージア)の首都、トビリシにある格安語学学校でロシア語を学び始めました。
今回は2日目です。
1日目に絶望したレポートはこちらをご覧ください。
1日目から2日目の間は5日間空いています。
その間、1日1時間程度単語を覚えようと頑張りましたがほぼ覚えられませんでした。
中一の英語を学び始めた頃はどうやって単語を覚えたんだったっけ...
初日は英語でロシア語を学ぶという環境に慣れていなかったことや、いきなりたくさんの情報が入ってきたことでパニック気味でしたが2日目は少しだけ慣れました。
なお2日目にも20個ほど新しい単語が登場しました。
今回は全て名詞です。
ただ、ロシア語って名詞も語尾変化があるんですよね。
しかも変化ルールが複数パターンあって例外も多いという...
2日目に学んだこと
先生が私の学習能力の低さを理解してくれたようで、初日より進むペースを遅くしてくれました。
学んだのは
代名詞の「生格」
複数形
の2つです。
それぞれ復習を兼ねてまとめます。
なお当記事はロシア語初心者がまともに喋れない英語で教わったことなので間違っている・勘違いしている可能性がとても高いです。
学ぶのであればロシア語話者に教わりましょう。
生格
ロシア語は「格」というものがあります。
英語を勉強した時も所有格とかありましたよね。
あれです。
具体的に英語の所有格とどう違うのかはわかりませんが、なんとなくそのうちわかるようになると思います。
なお、授業では「私の生格は何?」というような聞かれ方はしません。
たとえば
Я (вы) слушаю.
という文章があり、カッコ内を正しく変化させて発音していきます。
文章として発音していくので耳が慣れて行く気がします。
ロシア語はノートの上でにらめっこするよりも口に出したほうがイメージがつきやすいことが多いです。
たとえば動詞の変化は2種類ありますが、口に出してみるとその2種類はとても似ていることがわかります。
複数形
私はプライベートレッスンを受ける前に初心者用テキストで自主学習を少しだけしているのですが、この項目を見逃していました。
また複数形を意味する英語である「Plural」を知らなかったので何を言おうとしているのか理解するまでに時間がかかりました。
男性名詞・女性名詞・中性名詞それぞれにいくつかのパターンがありますが、口に出してみると男性名詞と女性名詞は全て「イ」系に、中性名詞は「ア」系に変化していることがわかります。
※ロシア語の「イ」にはы иの2種類があります
※「ア系」はа яがあります
なお複数形では、文章で説明されるとわかりにくい「正書法」が頻発しました。
動詞の変化でも発生するのですが、敢えて正書法が適応されない単語で講義をしてくれたのかもしれません。
また、複数形にはすさまじい量の例外が存在します。
例外だけで30個くらい登場しました。
涙がこぼれてきm
宿題
今日も1時間はあっという間に過ぎ、宿題を貰って帰宅しました。
※正確には先生が遅れてきたので40分くらいの授業でした
宿題は新しい単語を覚えてくることと、文章に正しい代名詞の生格を入れて行くという問題です。
日本語にすると
彼女は女優です。私は「彼女」を知っています。
という文の2回目の彼女(her)を生格にしていくという問題です。
2日目を終えた感想
初日ほどキツくは感じませんでしたが、心がゴリゴリと削られていく音が聞こえてくるようです。
前回登場した単語を覚えきれていない状態でその単語を使った文章で別の単語の説明が始まるので週2の講義は多すぎたのかもしれません。
もしくは毎日もっと復習をして単語を完璧に覚えていく必要があったかもしれません。
語学学習のための英単語
今回「複数形」を学んだのですが、その複数形という英単語を知らなかったため余計な時間を使ってしまいました。
プライベートレッスンはその場で講義を止めて質問をすることができるのですが、その説明が英語なので私のような英語もヤバい人は苦労をします。
もし同じようなレベルの人がレッスンを受けるのであれば、絵を描いて意思疎通をはかるのがオススメです。
何を描いているかがわかるレベルで構いません。
※1時間かけてリアルな絵を描いていたら授業がおわってしまいます
ジョージア・トビリシでのロシア語留学はおすすめできる?
初日は「おすすめできない」としましたが、2日目を終えてみて「がんばればなんとかなりそう」という気になってきました。
語学学習のための英単語というのは日本の学校で習う英語には登場しないですし、日常会話でもまず使われません。
その英単語を知っているかどうかで理解力は大きく変わります。
また、社交的というか先生の説明の途中で質問できる人であれば着実に成長するでしょう。
私は引っ込み思案なので初回の授業では単語の意味は家に帰って調べようとしていました。
2回目は先生から「わからなかったらいつでも聞いてくれていいのよ」と言われたことで少し質問しやすくなりました。
ただし語形変化だけでなく単語の意味も同時に考えるというのは脳のキャパシティを多く使うことになるのでそれはそれで大変です。
補足
私の通っているMillennium Gateという学校のプライベートレッスンは曜日を指定できます。
私は普段特に何もしていないので、先生の都合のよい曜日に受けることにしました。
ですがレッスンを受ける曜日はきちんと離したほうがいいです。
たとえば月曜日と木曜日など、それぞれの間が2日と3日になるようにすべきです。
復習できる日が少ないとほとんど成長しない状態で次のレッスンを受けることになってしまいます。
最後に
グルジア(ジョージア)の首都・トビリシの格安ロシア語学校でのプライベートレッスン2日目をレポートしました。
まだ何もわからないと言っていい状況ですが、初日に発生した「心の障壁」は薄くなった気がします。
あいかわらず新しく登場する単語がとてつもなく多いので覚えきれる自信がありません。
語学学校はその授業中だけ真面目に学んでいるだけでは喋れるようになりません。
特に私のように1回で覚えられないような記憶力が低い方は何度も復習して覚える必要があります。
完璧に復習して理解できるのであればかなりの語学力がつきそうです。
次回・3日目のレポートはこちらです。