ジョージアの首都・トビリシにある激安の語学学校でロシア語を学び始めました。
今日は初日のレポートです。
正直、かなりハードでした。
もちろん人によって合う合わないがあります。
特に日本の学校や職場で揉まれた猛者であればこの程度どうということはないのかもしれません。
内容をレポートしますので参考にしてください。
目次
初日に学んだこと
まずは学んだ内容を紹介します。
私はロシア語に関して、ほぼ初心者です。
辛うじてキリル文字を発音することができるレベルです。
プライベートコースなので先生が私のレベルに合わせて調整してくれています。
初回はまず
・名詞の分類
・動詞の変化
・「これは何?」「これは誰?」
などです。
それぞれ復習も兼ねてまとめてみます。
なお、この記事をロシア語の勉強のために使うのはおすすめしません。
私は超初心者であり、間違っている・勘違いしている可能性が高いです。
きちんとロシア語話者に教わりましょう。
名詞の性
ロシア語は男性名詞・女性名詞・中性名詞にわかれます。
分類には文字上のルールが存在するので比較的簡単です。
もちろん例外はあります。
まずはたくさんの名詞を並べて、3種類に分類していきました。
Кто это? Что это?
次に、「これは誰?」「これは何?」という疑問文を習いました。
生物と無生物で疑問詞が変化するのは英語と同じです。
Где ~? Вот ~.
Where(どこに?)の疑問文とその返答を習いました。
返答は代名詞が入ります。
代名詞は最初に覚えた男性女性中性で区別されます。
対象の性別ではなく単語の性別で代名詞が決まるというのが英語と違う点ですね。
たとえば「車」は女性名詞なので
Вот она.
となります。
студент/студентка
同じ単語の男性/女性名詞です。
студент(男子学生)
студентка(女子学生)
-каをつければいけるのかと思った矢先に-цаが出てきたり、全く違う単語になったりしてちょっとイラっとします。
また、単語によっては男性女性がわかれないものもあるようです。
英語では-man、-womanという単語が廃止されて久しいですが、ロシアはまだ言葉狩りは行われていないようです。
動詞の格変化
独学しようとして挫折した動詞の格変化まで初日に習いました。
日本で売られているテキストではとても多くの変化表を覚えさせられますが、今回は2パターンのみです。
このタイミングでさりげなく正書法が紹介されました。
事前にロシア語を学ぼうとしていなかったら何を言っているかわからなかったでしょう。
宿題
1時間はあっという間に過ぎ、宿題を貰って終了しました。
宿題は動詞の格変化に関する問題でした。
さまざまな代名詞と動詞(の原形)が書かれており、それを格変化させて正しい文にするという内容です。
初日を終えた感想
キツイです。
そしてこれを続けたところで喋れるようになると思えませんでした。
早くも後悔しています。
ただしこれは初日の感想です。
私はここ数年ストレスをほとんど感じない生活を続けてきたため、このレベルの勉強はかなりしんどく感じました。
とりあえず1か月8コマやってみて継続するか決めます。
やっぱり英語が喋れない人間には無理だったのでは?
何よりもキツイのが「説明が英語」という点です。
私はもともと英語で会話する際、知らない単語は総スルーしてなんとなく意味を掴むようにしているのですが、語学の授業に使われる単語を知らなさ過ぎて理解しにくいです。
ロシア語初心者とはいえ、初歩の初歩で何度か挫折していたために「今何を説明しているか」の予想がつき辛うじて理解できているような気になっている状況です。
私は動詞の格変化で躓いており、今後前置詞や形容詞・副詞などが登場したらついていけないかもしれません。
その頃までに英語の授業という形に慣れることができるかどうか...
ジョージア・トビリシでのロシア語留学はおすすめできる?
これは初日を経験した段階の個人的な感想です。
先生によって、また学習者によって違いがあります。
「英語が日常生活レベルで使えない」という人にはプライベートレッスンであってもおすすめできません。
もしロシア語に関する知識が何もない状態で英語も覚束ないまま授業を受けても何も理解できないでしょう。
この感想は今後変わっていくのか
私は敢えて初日の不安な気持ちをそのまま記しました。
わからないなりに授業を受けていく過程で気持ちに変化が出てくるかもしれません。
私のとりあえずの目標は
・辞書を引けば簡素なロシア語を読める
・ロシア語でこちらから喋りかけ意思を伝えられる
という2点です。
自分でロシア語が読めて話しかけられる段階までくれば、ロシア語圏に滞在している私は自己修復ができるようになります。
私のメインの沈没地はウクライナとジョージアです。
この2国の国民の多くはロシア語を喋ろうとする日本人に超好意的な人が多いので、基本的なルールがわかれば後は日常でどんどん使って補強できます。
トビリシのロシア語学校で果たしてそこに到達できるのでしょうか。
補足
当然ですが、私は家に帰ってきてから復習をしています。
初日に登場した名詞と動詞を暗記しようと努力しています。
初回授業は正直不安だらけですが、これからもロシア語圏に滞在するのはほぼ確定事項です。
ですので「こりゃ喋れるようになれないわ」とさじを投げず、とりあえずやれるだけのことをやります。
最後に
ジョージア・トビリシのロシア語学校初日の授業の感想をレポートしました。
正直、不安でいっぱいです。
先生が美人で優しいので辞めるという選択肢はありませんが、先生がロシアの冷たい男性だったら心が折れていたでしょう。
喋れるようになるのか半信半疑どころか9割近く疑っています。
初回終了時点での私は「英語も拙いけどロシア語を学びたい」という方にトビリシのロシア語学校はおすすめできません。
1か月後、私はどう変化するのでしょうか。
授業料はとりあえず1か月分払いました。
1か月で8コマあります。
この8コマ(残り7コマ)で「もう少し続ければ喋れるかもしれない」という感触が掴めたら継続します。
もちろん「あとは実践でいける」と判断したら辞めます。
当然「無理だ」と思っても辞めます。
たとえどんな結果になろうともレポートしますので、ジョージアでロシア語を学ぼうとしている人は参考に(?)してください。
次回はこちらです。