ジョージア

ジョージアの物乞い情報 バトゥミに増えた少年少女の集団 一部にヤバいやつらがいるので注意!!

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ジョージア(グルジア)。

 

日本ではシュクメルリというニンニクが大量に入ったクリームシチュー(正確には違います)が一瞬流行しました。

 

ですがジョージアは日本人のほとんどが訪れたことがなく、情報がほとんどありません。

 

正確にはいんふるえんさぁによる「日本人にとっていい話」だけが切り取られ拡散されている状態です。

 

 

私はジョージアが好きです。

 

ですがもろ手を挙げて全てを称賛する狂信者ではありません。

 

よくない部分も紹介します。

 

その上でもう一度「ジョージアはいい国だよ」と繰り返そうと思います。

 

 

 

バトゥミの物乞いたち

 

ジョージアは全国的に物乞いがいますが、バトゥミは首都トビリシと比べて多い印象があります。

 

※もちろん私の行動範囲(住んでいるマンションから最寄りのスーパーまでの道)にたまたま物乞いが密集しているだけという可能性もあるので「バトゥミがジョージア内で最多」と主張するつもりはありません

 

※大使館の告知ではトビリシにも集団物乞いがいるようです

 

ジョージアでは中高年以上の女性の物乞いが多いですが、バトゥミは子どもが多いです。

 

子どもの物乞いには大きく分けて2パターンがあります。

 

1つ目は、路上で座り込んでソロまたは親と一緒にお金を要求する定点パターン。

 

もう1つは徒党を組み外国人を囲む集団パターンです。

 

 

子どもの物乞いには甘い対応をしてきたが...

 

私は基本的には子どもの物乞いには甘い対応をしてきました。

 

「親がやらせている」「謎の組織(?)がやらせている」という主張もありますが、どちらにせよ子どもたちは正規ルートでの仕事に就くことができず、自力で生きることができません。

 

そしてお金が親に取られたり組織の活動資金になるとはいえ、結局その子自身はお金を得られなければ折檻を受けてしまう可能性があるわけです。

 

だったらその子にお金が残らないのだとしても、何らかの被害を防ぐことができる可能性があるのならちょっとくらい恵んであげてもいいだろう。

 

それが私の基本的な考え方でした。

 

 

バトゥミに来てちょっとだけ考え方が変わった

 

バトゥミの少年少女の集団物乞いを見て考え方が変わりました。

 

いえ、もちろん相変わらず定点パターンなどソロ活動をしている子たちには寛容な態度を続けています。

 

ですが集団物乞いには嫌悪感を持つようになりました。

 

もちろん「あなたにも嫌悪してもらいたい」という主張ではありませんが、私はやつらのあの態度は許せそうにありません。

 

 

クズどもの行動

 

子どもに甘い私が許せなくなったのは以下の行動です。

 

 

勝手に漁るクズ

 

バトゥミの集団物乞いは、ほぼ確実に一人か二人「勝手にポケットやカバンをまさぐるクズ」がいます。

 

ちょっとでも足を止めるとポケットに手を突っ込んできますし、話を聞いてあげようと甘い顔をすればバッグのチャックにまで手を掛けます。

 

少女が抱きついてきてその隙にまさぐる王道パターンもあります。

※中学生以下の幼女なのでさすがに警戒を緩める人はいないとは思いますが

 

しかも新型コロナウイルスが蔓延している状況でもおかまいなしです。

※彼ら彼女らはマスクを持っていません

※マスクを買えないはずはありません。なんせこの国では50個で100円もしないんですから

 

 

一人にあげると全員が寄ってくる

 

私は集団を「1つ」とカウントするため、リーダー的な人にまとめて小銭を渡したことがありました。

 

しかしリーダーの中には「これは私のもの」として他のメンバーに分け与えないクズがいます。

※逆に集団を統率し、「後で分けるから」と言い聞かせた上でこちらに「ありがとう」と伝えて来るようなリーダーもいます

 

そして他のメンバーたちは「私にもちょうだい」どころか「私はまだもらっていない」と言ってしつこく絡んできます。

 

「あいつにあげたのなら私も当然貰う権利がある」と主張するクズもいます。

 

 

ATMでお金を下ろしたら「金いっぱいあるじゃん」

 

物乞いはその瞬間のことしか考えていないのでしょう。

 

だからこちらがATMなどでお金を下ろしていると、引き出した紙幣を見て「お金があるんだから恵んでよ」と言ってきます。

 

こちらがそのお金をどうやって稼いだか、どのくらい時間をかけたか、どのくらい労力を費やしたかなどお構いなしです。

 

しかも物乞いの中には「お金がいっぱいある奴からは奪ってもいい」と考えるクズもいます。

 

私は子どもには甘い対応をしていますが、こういうクズは容赦なく殴ります。

 

 

それでも子どもには甘い私

 

集団物乞い(の中の一部のクズ)に対しては容赦しないことにした私ですが、いまでもまだ子どもの物乞いには小銭を分け与えています。

 

やはり最初に伝えたように子どもは正規で働くことができないですし、親などの保護者がいないと生きていけないという事実が存在します。

 

そのため、収入の面で物価の違いの恩恵を受けている私は(自分が苦しまない程度に)お金を恵んでいます。

 

私が渡す額はとても少ないので、それだけで彼ら彼女らの窮地を救うことはできません。

 

その場しのぎにしかなっていないことはわかっていますが、私一人ではどうにもできません。

 

 

最後に

 

ジョージアのバトゥミに出没する少年少女の集団物乞いには一部タチの悪い連中がいます。

 

武装したりこちらにけがを負わせるような輩を見かけないのが救いではありますが、非常に不愉快な思いをするので近寄らないようにしたほうがいいでしょう。

 

 

私は物乞いがいなくなればいいと思っています。

 

もちろんジェノサイド的な「消滅すればいい」という意味ではありません。

 

私はジョージアが好きです。

 

だから、ジョージアで苦しんでいる子どもたちはなんとか助けてあげたいと思っていはいます。

 

お金をあげるのではなく、お金を稼ぐ方法や場所(職場や仕事そのもの)を提供できればいいと思っています。

 

 

 

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