コンサルティング会社・マーサーによる2020年の生活費ランキング(世界生計費調査)において、ジョージアの首都トビリシが209の都市の中で7番目に安い都市という結果が出ました。
この調査は「外国人駐在員」にとっての生活費のため、個人旅行(特に安く生活することを考える外こもり)の実態とはややかけ離れた調査ではあります。
ですが、駐在員ですら安く生活しているのであれば、外こもりはより安く生活できるのは間違いありません。
なお2020年版ではありますがデータ自体は2020年3月までのもののため、新型コロナウイルスによる影響は反映されていません。
ジョージア、やっぱり生活費が安い!
もともと旅人や外こもり、海外起業家の間でジョージアの物価の安さは有名でした。
首都トビリシであっても十分安く、それでいて都市としての機能は十分なので生活に不便が生じにくいです。
宿・食費などの値段
住居はドミトリー(タコ部屋)ならば1泊300円台、個室ホステルでも1000円前後、シャワー・トイレや家電などが全て揃った状態のアパートを借りるのもAirB&Bを通していても3万円から4万円台(光熱費・wifi込み)と安いです。
食費もレストランでも300円でおなかがいっぱいになりますし、日本食レストランを始め世界各国のレストランがあります。
食材そのものも安いので自炊も可能です。
ちなみにトマトは1kg100円から200円、玉ねぎは1kgで100円、果物もりんごが1kg150円、夏には桃1kg200円やスイカ1kg20円などが並びます。
ジョージアが外こもりに向いているもう一つの理由
あらゆる目的で365日以内の滞在はビザが不要です。
※新型コロナウイルスの影響で2020年は6月30日まで観光客の受け入れは拒否しています。
1年間ビザ不要、かつシェンゲン協定のようなルールがないのでちょっとでも海外に出たらリセットされます。
東南アジアのタイが「ビザラン」に厳しくなったことで、「外こもりの聖地」の称号はタイからジョージアに移ろうとしています。
他の生活費が安い国
マーサーのランキングでは、アフリカ(の比較的治安がいいとされている国)や**スタンという名称の中央アジアの国が安い傾向があります。
安いランキング上位は
チュニジア・チュニス
ナミビア・ウィントフック
ウズベキスタン・タシケント
キルギスタン・ビシュケク
パキスタン・カラチ
ガンビア・バンジュール
ジョージア・トビリシ
となっています。
最後に
コンサルティング会社マーサーの調査ではジョージアのトビリシが安い都市としてランキングされています。
駐在員向けのランキングではありますが、私のような外こもりもとても安く過ごせます。
他の生活費が安い都市はアフリカが多いですね。
私は今後新型コロナウイルスが収束したらキルギスタンに行こうと思っています。
外こもりの方はこのランキングを見て「隠された外こもりの聖地」を見つけてはいかがでしょうか。
ちなみに、タイのバンコクは2019年が40位、2020年は35位と「世界的に見たら高い」都市とされていました。
バンコクに住んだことがある方ならわかる通り、FUJIなどの高級スーパーや中心部の高級コンドミニアムを利用すれば高くつきます。
タイは駐在員と外こもりとの格差が激しい国ですよね。
なお、全ランキングはマーサーの公式サイトからダウンロードが可能となっています。
日本語サイトなので興味がある方は確認してみてください。
2020年世界生計費調査・都市ランキング(別サイトへ飛びます)