-ご注意-
この記事はあくまで「なんか失敗しそうな人の様子を眺める」という趣旨の日記であり、情報を提供することを目的としたものではありません。
そのため、当記事に書かれていることを参考に行動して損失が発生しても当方は補償することはできません。
ご注意ください。
【追記】
1月4日にカタール航空サポートデスクから「出発3日前までにリクエストをしていれば、出発予定日までにサポートデスクからの返答が来ていなくても返金は処理される」と連絡をいただきました。
「出発3日前」です。
今後同様のことをしようとしている方は、出発3日前までには返金依頼をするようにしましょう。
【追記ここまで】
カタール航空が2020年年末まで、キャンセル料・手数料無料で航空券をバウチャーに変更するサービスを行っています。
手数料を取られないどころかサーチャージなどの諸経費・諸税もろもろ全て含めて全額返ってきます。
いや全額どころか10%上乗せされます。
正確にはバウチャーというカタール航空で使えるポイントですが、航空券を購入する際に充当できるだけでなく有料ラウンジや機内食などにも使えるとのこと。
ただ、ネットでバウチャーにする方法がわかりにくいです。
やっとの思いで手続きをしましたが、なぜか予約が消えずに残ったままとなっており、返信も来ません。
もしかしたらバウチャー化できずに航空券が紙くず化するかもしれません。
※2020年年末にこのサービスは終わりましたが、2021年は年初から4月30日まで、手数料なしで返金するサービスを行っています
目次
ネットで完結できる...?
2020年12月末までの航空券は無条件でバウチャー化できるとされています。
しかし、ネットの航空券管理画面にはバウチャー化する項目がないので焦りました。
さらにgoogle翻訳を使って問い合わせても「ここではできないからコールセンターに電話してね」と言われます。
しかも国際電話なので料金が高いですし、なによりも繋がりにくいです。
いろいろと試行錯誤した結果、「申請だけならネットでできる」ことがわかりました。
※念押ししておきますが、申請はできましたがバウチャー化できているかは不明です
※※最終的にバウチャー化できました(が、まだそのバウチャーは使っていません)
手順
とりあえずバウチャー化申請の手順を紹介しておきます。
まずは予約管理画面に向かいます。
アプリであれば「My Trip」から該当する航空券のあなたの名前が書かれている白い部分の右端にある「・」が縦に3つ並んでいる部分をタップし、「Manage booking」へ進みます。
Manage bookingのページの上にあるタブの「Change flight」の隣にある「ー」が縦に3つ並んでいるマークをタップし、最上部の「Cancel flight」へと進みます。
Web画面であればログインしてから「お客様のステータス」内に「予約管理」があります。
該当するチケットを選び、右側の一覧にある「航空券のキャンセル」を選択します。
キャンセル請求のページを少し下にスクロールすると「Refund to voucher」という項目があります。
その下に英文で以下のような説明書きがあります。
「Travel voucher with 10% additional value」
ざっくり言うと「返金ではなくバウチャーに変換します」という意味です。
小さな□(四角マーク)をクリックしてチェックを入れましょう。
チェックを入れてもその下にある払い戻しの詳細は変わりませんが、そのまま「キャンセルを確定する」を押します。
アプリの場合は払い戻し詳細が即時反映されますので、Total Refund Amountの下にある注意書きに同意して「Cancel flight」をタップします。
すると「ご旅行はキャンセルされました」というページになります。
とりあえずメールが来る
上記操作をすると、メールが届きます。
「サポートリクエストを作ったので見てね」とのことです。
このメールでは「リクエストを受け付けた」だけで実際にそのリクエストを承認した(つまりバウチャーに変更することを認めた)かどうかがわかりません。
その後の反応がない
上記の「リクエストを受け付けた」の後、1週間ほど経過していますが追加のメールは来ていません。
また、web上・アプリ上の旅行券もキャンセルになっていません。
不安が募ります。
口コミによると返答がなくても問題なさそう
ネット上のクチコミによると、混雑により返答に時間がかかっていて返金・バウチャー化まで8週間かかるとのことです。
もちろん「ネット上のクチコミ」は公式の発表ではないため正確ではありませんが、とりあえず「すぐに返信は来ないがきちんと対応はされる」可能性が高そうです。
ただ、ネット上のクチコミはかなり余裕を持ってキャンセル申請をされていました。
私はキャンセルすることになったのが出発の10日前です。
ギリギリの場合は対応が間に合わないという可能性もありそうですね。
その後の様子
今後、状況に動きがあり次第追記していこうと思います。
現時点で追記が予告できる日程としては、
出発予定日である12月27日
バウチャー化期限である12月31日
そして申請から8週間後である2月中旬頃
です。
もちろんカタール航空側から何らかの連絡があれば随時追記していきます。
12月27日
出発時刻を過ぎたところで、管理画面からチケットの情報が消えました。
なおバウチャー変更申請をした直後に作成されたリクエストツリーは更新がありません。
【追記】
出発時刻から13時間後、リクエストツリーの「Last activity」が更新されました。
が、特に返信はありませんでした。
12月31
バウチャーに変更できる航空券の期限は12月31日までです。
※2021年は4月30日まで「手数料なしでご購入時にご利用いただいたお支払い形式に返金するオプション」というルールができました(私のチケットは2020年12月出発なので無関係ですが)
相変わらず返信はなく、リクエストツリーも更新されていません。
出発予定日に「Last activity」が更新されたきり、アクションはありません。
1月4日 ついに返信が来た!
初めてカタール航空からアクションがありました。
英語でのメールで、ざっくりとまとめると
・出発3日前にリクエストを出していれば、すでに出発した航空券でも必ず払い戻しをする
・リクエスト量が半端ないため完了まで最大で8週間かかってしまうかもしれない
とのことです。
バウチャーが来た!
上述の連絡からわずか4日。
「返信が遅くなってすみません」という謝罪とともにバウチャーの番号が書かれたメールが届きました。
動き出してからはあっという間でしたね。
出発予定日は12月27日だったため、2週間以内にバウチャーが届いたことになります。
最後に
新型コロナウイルスにより旅行が困難になっている昨今。
カタール航空は「購入した航空券を使わなくなったら料金に10%上乗せしてバウチャー化する」という素晴らしい対応を発表しました。
※10%上乗せのバウチャー化は2020年12月31日まで。2021年は4月30日まで「手数料なしでご購入時にご利用いただいたお支払い形式に返金するオプション」となっています
しかし、実際にやってみたところ反応がなく不安です。
バウチャー化できるのか、それとも間に合わずチケットが紙くずとなってしまうのか。
なお紙くずになった場合、約6万円が消えます。
1月4日のメールで「出発3日前までにリクエストしていれば大丈夫」という連絡がありました。
私の航空券は紙くずにならなさそうです。
最終的に、その4日後の1月8日にはバウチャーが届きました。
このバウチャーは2年間有効です。
2年以内にワクチンが完成し終息することを祈っています。
私が滞在しているジョージアは2021年6月末まで合法で(対新型コロナの特例により)滞在が許可されています。
ジョージア国内ではワクチン接種がスタートしており、6月末までの特別ルールは今後延長される可能性はほぼありません。
ということで、私は2021年6月に日本に帰国する可能性が高いです。
それまでにジョージアでワクチンの順番が回ってくれば接種してから帰国します。
もちろんバウチャーを使ってカタール航空で帰国予定です。