M-1が終わり、決勝出場コンビや優勝コンビに批判が集まる中、お笑いコンビ「ゆにばーす」の川瀬名人のツイッターが炎上しています。
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事の発端は
M-1が終わり、ある記事やyahooニュースとしてネットに掲載された後のこちらのツイートです。
このニュース死ね https://t.co/X4xJB3X7xw
— ゆにばーす 川瀬名人 (@UniverMeijin) December 22, 2020
ちなみにこのツイートで引用されている記事は
コチラです。
ざっくり言うと「今年は漫才ではなくコントだった」「正統派漫才師のあいつらがいたら優勝だった」などの内容です。
川瀬名人の芸風ではないブチ切れエピソード
見たことがない人には「いきなり素人にかみついたヤバい人」かもしれませんが、実は通常営業です。
M-1決勝に出場した2017年にも「ヤバい若手」として話題になりました。
この手のキレ芸を得意とする芸人は「実は楽屋では礼儀正しい」と言われることが多いですが、川瀬名人は楽屋でブチ切れている様子が平成ノブシコブシ・吉村崇に暴露されたことがあります。
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ツイッターの揉め事は通常営業
普段からyahooのリアルタイム検索などで自分やゆにばーすへの悪口ツイートを見て闘志を燃やしたりしています。
※Twitter上でエゴサしないのは自分をブロックしている人の悪口も見るため
川瀬名人は今回「不用意な発言をしてしまった」ということではなく、今回「不用意な発言を多くの人に見つかった」だけです。
ですので川瀬名人を普段から応援している人は、「今日はにぎやかだな。あぁ、M-1か」くらいにしか感じません。
ストイックすぎる川瀬名人のプロ魂
川瀬名人は「M-1で優勝したら引退する」と公言しています。
テレビ出演時にそのことを他の出演者から紹介されることもありますし、川瀬名人自身のツイッタープロフィールにも書かれています。
漫才の練習を執拗に繰り返して相方に嫌がられたり、先輩芸人相手に「俺の方が面白い」と感じたらステッカーを貼る「星取表」をつくったりする漫才に人生を捧げている芸人です。
そのストイックな姿勢から、個人的には「川瀬名人は、漫才はセンターマイクに向かってしゃべる正統派しか認めないタイプ」だと思っていました。
ですが今回の騒動を見るとそんな浅いところにいないようです。
漫才とは?【自称分析のプロ】
今回だけでなく、ほぼ毎年M-1などの賞レースが終わると素人の「自称分析のプロ」が語りだしますよね。
実は私自身も、センターマイク一本で喋る古典的漫才こそが「真の漫才」だと思ってしまう「分析のプロと思い込んでいる素人」側です。
過去に大流行した音ネタ・リズムネタなどを漫才に含めるのには違和感がありました。
ただ、そもそも漫才に明確な定義やルールが存在せず「笑わせれば勝ち」という曖昧なところがあります。
自分自身が「これが漫才」という定義を持つのはいいかもしれませんが、それを他者に強制するのは違うのかもしれませんね。
表現を変えると丸く収まる
漫才に限らず、芸術系の評価は最終的に割れやすいです。
「何が面白いか」「何が美しいか」などは、一定以上のレベルになると個人の好みによるところが大きくなります。
なので、「面白くない」と感じたらそれをそのまま口にしたり「あんなのは漫才じゃない」などと否定するのではなく、「私の好みには合わなかった」と言ってみてはどうでしょうか。
そうすれば相手を否定せずに自分の好みを表現しただけになります。
最後に
今年のM-1も終了後にネットがざわざわしていますね。
川瀬名人の毒舌ツイートが多くの人に発見され、燃え上がっています。
ですが川瀬名人はいつもあんな感じです。
漫才・お笑いにストイックすぎて暴言を吐くタイプです。
本気でM-1に挑んでいるプロとしては「素人の自称分析家」が否定している姿はイラっと来て当然なのでしょうね。
私も「素人の自称分析家」側になってしまうことが多いので「あんなのはダメだ」ではなく「あれは私にはちょっと口に合いませんでしたわ」とマイルドな表現にしていこうと思います。