ステイホーム・新しい生活様式などをきっかけに、ネットビジネスが再び脚光を浴び始めていますね。
私自身もネットビジネスをいくつか行っており、その収入で外こもりを続けてきました。
新型コロナウイルスの真っただ中である2020年は丸々一年をトルコの隣国・ジョージアで年を越すことになりました。
私の知人・友人に「ネットで稼げるようになりたいけどオレには才能がないから」と愚痴をこぼす人がたくさんいます。
おそらく似たような人は多いのでしょう。
そんな方々に言いたいことがあります。
私には才能なんて一つもありません。
私はあなたより無能です。
でも、自分の食い扶持くらいはなんとなかっています。
だからあなたも大丈夫なはずです。
才能がないなどという些細な理由で諦めないでください。
才能の前にコレ足りてる?その1
まず最初に、稼げていないあなたに「知識」は足りていますか?
一般常識はあるでしょう。
今仕事をされているのであれば、その仕事に関する専門知識も豊富でしょう。
好きな物や趣味などの知識など、誰にも負けないものがあるかもしれません。
ですが、それとネットビジネスで稼ぐ知識は異なります。
さらに言えば「ネットビジネス」自体たくさん種類があり、それぞれで必要な知識は違います。
たとえばブログとYouTubeは集客方法から収益化、収益を伸ばす方法などに大きな違いがあるのはわかりますか?
ブログならば始める時点で「サーバーを借りる方法」「wordpressを導入する方法」、さらに「ネタを探す方法」「記事に仕上げる方法」などの知識が必要です。
YouTubeは「アカウントを作る方法」「収益化する方法」や、「動画を撮影する方法」「動画を編集する方法」などの知識が必要です。
これらについて、「見たらわかる」と考えるのは早計です。
確かに外見を同じようにすることはできます。
ですが「なぜ人がたくさん集まるのか、なぜ収益が上がるのか」は外からはわかりにくいです。
ブログもYouTubeもそれぞれ「稼ぐための方法」という王道の手順が存在します。
それは「ただ見た目だけが同じもの」ではありません。
利用者側として見ているだけではわからない「稼ぐためにどうなっていればいいか」についての知識がないと、初心者はいつまで経っても稼げません。
才能の前にコレ足りてる?その2
知識を得ても、きっとあなたはその日から稼げるようにはなりません。
それでもまだ、あなたに足りないのは「才能」ではありません。
足りていないのは「技術」です。
「どうやれば稼げるか」という知識はあったとしても、それを実行できていないことが多いのです。
この段階では「わかってはいるんすよ」という言い訳をする人が多いです。
また、技術と才能を混同して考えている人がいますが、それは間違いです。
技術はすでに確立された理論に基づいて練習を繰り返せばできるようになります。
たとえば自転車を例に考えてみてください。
自転車に乗るのに特別な一握りの才能は不要です。
ですが技術は学ぶ必要がありますよね。
そしてその技術は、知識として座学で教わるだけでは使いこなせません。
「ハンドルと体でバランスを取りながらペダルを踏めば前に進む」という知識をお父さんから教えてもらったとして、乗る前からからその技術を使いこなせた人はいないはずです。
何度も転びながら、お父さんに後ろで支えてもらいながら、そして最初は補助輪を使いながら、練習を繰り返して自転車に乗るという技術を使いこなせるようになったはずです。
ネットビジネスも同じです。
まずは「どうやれば稼げるか」という知識を得て、その知識を使いこなせるように練習しましょう。
才能が必要なのはいつから?
才能が必要になってくるのは「その道を究めようとしたとき」です。
YouTuberなら登録者1000万人などの「上から数えられる場所」を目指している人が才能の有無に悩むべきです。
ブロガーならば月間100万pv以下なら才能は不要です。
「才能」はまだ満足に収入を得ていない初心者が辞める言い訳に使えるものではありません。
ネットビジネスとネットワークビジネス
今でもまだたまに勘違いしている方がいるので念のため書いておきます。
ネットビジネスはインターネット上で完結するビジネスのことを指します。
ネットワークビジネスはねずみ講やマルチ商法(MLM含む)を指します。
これらは全く別のビジネス形態です。
※私はマルチ商法が嫌いなのでそれだけで10000文字近い恨み節が書けますが、本題とかけ離れる内容なので割愛します
最後に
初心者がネットビジネスで稼ぐために才能は不要です。
正しい知識を身に着け、それを実践できるように技術を体得してください。
それが出来た時点で月数十万円程度ならば稼げます。
なお残念なことに、ネットビジネスは「短時間に片手間で楽々大金を稼げる手法」ではありません。
特に初心者の段階では知識を得ることとそれを実践できるよう練習することに苦労しますし、時間も必要です。
ほぼ確実に、最初の数か月は日本におけるアルバイト等の法定最低時給を下回るでしょう。
目先の時間単価を考えたら「バイトのほうがマシ」です。
それでも将来時間や場所に制限されずに稼げるようになりたいのであればやる価値はある
と考える人だけが取り組みましょう。
全員がそう考えるべきだとは言いません。
自分の家や家庭を持つ人の中には、毎日同じ時間に出社することが苦痛ではない人もいるでしょう。
会社の仲間と共に大きなプロジェクトを達成することに充実感ややりがいを感じる人もいるでしょう。
そういう人たちにまで、「ネットで稼がないやつはバカ」なんて言うつもりはありません。
ネットビジネスは選択肢の一つにすぎません。
選択肢が増えただけです。
選択するのは、あなた自身です。