日本は道を踏み外した人に厳しい国ですよね。
大学・大学院に進学しなかった人や新卒でまともな企業に就職しなかった人、病気などで一度社会からドロップアウトした人が生きるのは難しいです。
にもかかわらず、お金持ちな上級国民からは「自己責任!嫌なら出てけ」なんて声が聞こえてきます。
だったら、海外の物価の安い国に行きましょう。
2020年からのアレでしばらくは日本から出られませんが、ワクチンがいきわたれば徐々に改善されるでしょう。
また昔にように自由に海外に行き来できるようになったら、日本のパスポートを持って海外へ行きましょう。
海外では1か月10万円以下で楽しく過ごせる国がたくさんあります。
そんな生活をするための「語学力」はどのくらい必要でしょうか。
答えは「中学卒業レベル」です。
目次
海外ノマド・外こもりに語学力は不要
私はバックパッカーから外こもりになり、現在は海外ノマドとして生活しています。
日本にいる知人からは「英語ペラペラなんでしょ?」と言われます。
ですが私は英検3級でTOEICなどは受けたことを言わない方がまだマシなレベルの成績です。
でも、特に大きな問題は起きていません。
毎日が楽しくて仕方がありません。
言葉ができなくてもお金は稼げる
現地で働くのであれば、英語というより現地の母国語が必要です。
一方、海外ノマドはあくまで「海外で稼ぐ」だけであり、実際にはネットを経由して日本人相手に商売をするのが王道です。
特に物価の安い国に住むのであれば、現地で勝負をするより日本相手に勝負をしたほうが単純に単価が高いです。
※ジャンルによりますが、英語で全世界にアピールするのであれば日本人相手より稼げる可能性はあります
現地人と仲良くなりたいなら言語は必要
現地で友達を作りたいのであれば、現地語や英語を喋れた方が当然交友の幅は広がります。
現地に長期間住んでいながら一切言葉を覚える気がない日本人を「お高くとまっている」と見る人はゼロではないので、友達が欲しいならカタコトでいいので言葉を覚えようとしている姿を見せた方がいいでしょう。
特に挨拶と感謝の言葉は重要です。
Hello、Thank youなど英語でも通じますが、それをカタコトの現地語で言うだけで相手の態度は大きく変わります。
海外に住みたいなら語学力よりネットでお金を稼ぐ力を手に入れよう
「海外に住みたい」という夢を持っている人たちは、その夢を叶えるためにまず語学力を勉強しがちです。
もちろん「アメリカや西欧などの先進国に住みその国の超有名企業でバリバリ働きたい」「発展途上国の日系企業で駐在員として高給取りになりたい」というのであれば語学力は必須です。
ですが、海外ノマドや外こもりなどのゆるい生き方をしたいのであれば、語学よりも「現地にいながら生活費を得る手段」を先に手に入れるべきです。
ネット経由で生活費が得られている状態ならば、貯金を切り崩す必要はなくお金の心配をせずに滞在し続けられます。
※ビザの関係で国を移動する必要はありますが、隣国などに移動するだけで日本に帰国する必要はありません
逆に、語学力だけあっても海外ノマド・外こもりなどのノービザ・観光ビザで入国している人には現地で働く権利がなく、仮に働けるビザが手に入ったとしても現地の物価の関係から労働のコスパは非常に悪くなります。
でもトラブルに巻き込まれたら英語喋れないと困るんじゃ...
たしかに海外では日本よりトラブルが多いです。
そして日本語しか使えないと一人で解決するのが困難です。
ただ、多くの人が勘違いしていますが、中途半端に英語が使えても「英語が母国語でない国」ではトラブルを解決できないことが多いんです。
たとえばガラの悪い人(不良警官含む)に囲まれた際、彼らは英語を理解してくれません。
本当は理解できているとしても、理解できないフリをします。
トラブルに巻き込まれた場合、一人で解決しようとせずに現地の知人や宿のオーナーに助けを求めてください。
もちろん「お礼」が必要ですが、逆に「お礼が貰える」と理解している現地人にサポートを頼めばトラブルは簡単に解決できます。
ちなみに現地の知人や宿のオーナーとはスマホのgoogle翻訳でやりとりするだけでも大丈夫です。
こちらに好意的な相手であればスマホの翻訳アプリで大丈夫です。
こちらに悪意を持った相手の場合はスマホを持ち逃げされる可能性も捨てきれないのでこの方法は取り難いです。
最後に
ということで、海外に住みたい人のうち海外ノマド・外こもりなどのゆるい生き方を望んでいる人は、英語や現地語などではなくまずはネットでお金を稼ぐ方法を学ぶことをおすすめします。
現地でたくさん友人を作りたいのなら、現地に行ってから生の言葉を覚えだしても遅くはありません。
むしろ日本での語学勉強は筆記が多く正しい発音が身につきにくいというデメリットすらあります。
現地で生活しながら自分に好意的な友人を作って現地語を教えてもらうのが語学習得にかかる時間自体も短くなるケースが多いです。