ウシュグリへの拠点、メスティア。
この街自体が観光地なので物価はちょい高めです。
・・・と思っていた時期がありましたが、長期で滞在した結果「一部が高いだけ」のような気がしてきました。
「一部」とは主にタクシー(ウシュグリへの乗り合いタクシー・観光マルシュルートカ含む)です。
レストランに関しては、十分お手頃価格帯と言っていいお店が多いです。
※もちろん「えっ!?」と驚く強気なレストランもあります
メスティアはトビリシやバトゥミなどの都市とは異なる料理が有名です。
特にグブダリは外せません。
個人的にはこの世で最も美味しいパンだと思っています。
ということで、(比較的)お手軽に食べられるレストランを4店舗紹介します。
なお、メニューは2021年冬時点のものです。
当時のレストラン・カフェのサービス料は基本的には10%で、一部のちょっとおしゃれなレストランが15%など異なるサービス料となっています。
なおメニュー画像には値段が表示されていますが、物価やジョージア国内の経済状況により変動する可能性があることをご理解ください。
目次
毎日ここでもいい!というレベルのオススメレストラン
メスティアに来たらとりあえずここに行けばいい!というレベルのレストランが、Cafe Lailaです。
Cafeとなっていますが、レストランです。
メニューがやや少ないものの、グブダリやサツィビといったスヴァネティ地域の郷土料理はもちろん、シュクメルリやハチャプリというオーソドックスなジョージア料理もカバーされているので短期旅行者が物足りなくなることはないでしょう。
値段はトビリシの大衆食堂(チュリやラチャなど)とほぼ同レベルです。
このお店の最大の特徴はスタッフのサービスです。
残念ながら(?)美人の女性はいませんが、二人の男性スタッフが「この値段帯でそのレベルのサービスするの?!」という丁寧な接客をしてくれます。
レストランを出る際には笑顔で見送ってくれます。
仮にちょっと値段が高かったとしても複数回利用したくなるレベルですが、このお店はメスティアでトップレベルに安いです。
しかもバスステーションから歩いて数分の立地であり、行かない理由がありません。
メニュー画像
※サービス料が10%加算されます
※飲み物のページを撮り忘れました
おそらく最安?バスステーションど真ん中のレストラン
次に紹介するのはLile。
こちらも最安値圏のレストランです。
先に紹介したCafe Lailaと比べクブダリは1GEL安いです。
バスステーションのど真ん中(Lileの隣にチケットオフィスがある)という好立地です。
Cafe Lailaの後に来るとちょっとそっけなく感じますが、サービスも特に悪いわけではありません。
メニュー画像
※サービス料が10%かかります
暖炉がおしゃれでコンビニ風のインターホンが鳴るレストラン
メスティアの中心(バスステーション付近)のSunseti。
先に紹介したLileのはす向かいにあります。
ローシーズンにもかかわらず観光客がたくさん来ていたので何か惹きつけるものがあるのかもしれません。
たぶんgoogle mapなどで暖炉の画像を見て来ているのでしょう。
このレストランの最大の見どころ(?)はインターホンの音です。
日本のコンビニのアレと同じメロディなのでちょっとテンションが上がります。
正直に言えば、このレストランはあまりオススメできません。
オススメできない理由はスタッフの対応です。
つっけんどんです。
先に紹介したLileよりもっとつっけんどんです。
「旧ソ連風」と言えば通じるかと思います。
スタッフの態度が気にならない方ならば特にデメリットはありません。
つっけんどんな態度を「アジア人差別だ」と騒ぐのだけはやめてください。
しばらく周囲を見ていればわかりますが、観光客にも現地民にも同様の態度です。
アジア人だからつっけんどんな態度ではないです。
メニュー画像
※サービス料が10%かかります
無理に行く必要はないけどちょっとおしゃれな気分になりたい時のレストラン
最後に紹介するのはSETI。
最初に紹介したCafe Lailaの左隣のお店です。
Cafeと書かれていますが、2階に登ると焦ります。
白いテーブルクロスにワイングラスが置かれており、緩い恰好で入った私は場違い感がすごいことになりました。
雰囲気の割には安いので最安値圏はイヤという方はここも候補に入れていいかもしれません。
安さを最優先にする方はここではなく先に紹介した2店がオススメです。
※先の2店も安いだけでなく美味しいです
このお店のがっかりポイントはサービス料が先の2店と異なり15%という点です。
メニュー画像
※サービス料が15%かかります
最後に
メスティアで1カ所しかレストランに行けないのなら、ノータイムでCafe Lailaをオススメします。
値段も十分安いですし、接客のレベルが段違いに高いので満足した気持ちで帰ることができます。
メスティアのレストランは極一部を除いて「観光地だから高い」という先入観が間違っていると感じられる値段設定です。
※他の街と比べて安いとは言っていません。日本の観光地クラスのクレイジーな倍率ではないという意味です
「人と同じは嫌」というポリシーをお持ちの方は今回紹介したレストラン以外を挑戦してみましょう。