トルコとロシアに挟まれたコーカサス地方の小国、ジョージア。
日本人はビザなしで365日間滞在でき、物価も安いので外こもりや世界一周中の旅行者に人気です。
そのジョージアの名物として真っ先に上がるのがヒンカリです。
ジョージア版小籠包と言えばわかりやすいですね。
2020年4月・5月は新型コロナウイルスでレストランが営業していないので現地でも食べられず困っている人もいるでしょう。
実はスーパー・コンビニに行けば冷凍ヒンカリが手に入ります。
夜食や晩酌のおともにオススメです。
しかし、この冷凍ヒンカリを食べてお腹を壊す人が多いようです。
理由はただ一つ。
ゆで時間が短すぎるんです。
冷凍ヒンカリのゆで時間
10分から15分です。
パッケージに8分と書かれていることがありますが、そのタイプも長めに茹でましょう。
私はいつも5個で15分かけています。
※アパートのオーナー(ジョージア人)からの情報です
作り方
茹でる際は、冷凍状態のヒンカリの2倍の高さまで水を入れ、完全に沸騰した状態でヒンカリを投入してください。
また、後述しますが皮が破けやすいので側面が鍋にぶつからないような量に抑えましょう。
ちなみに、中の肉汁が水より軽いのか、最終的に逆さになって浮き上がります。
破ける皮
ヒンカリは小籠包同様、中に肉汁が詰まっています。
これを熱々の状態で飲むのが美味しいのですが、冷凍ヒンカリは茹でている最中に破けやすいです。
特に沸騰したお湯にヒンカリを投入した直後に鍋底に貼りついて大惨事を起こすことがあります。
5個くらい入れると、入れ終わったときには1個目が貼りついているなんてこともあるので、木べらなどでゆっくり動かしながら入れましょう。
3分から5分ほど動かし続けていればヒンカリが浮き上がり始めるので、そこまできたら鍋底へ貼りつく心配は不要です。
ただし量によっては鍋の側面に貼りつくので気を付けてください。
冷凍ヒンカリは巨大化する
冷凍ヒンカリは凍った状態の1.5倍から2倍まで膨らみます。
レストランで食べた方ならわかると思いますが、かなりおなかにたまるので気を付けてください。
また、鍋側面やヒンカリどうしで貼りついてしまうので気を付けましょう。
最後に
ジョージア名物ヒンカリを自宅で作る場合、ゆで時間は10分から15分です。
鍋に貼りついて皮が破れることがあるので、鍋に入れた直後はとにかく動かしてください。
また、かなり大きくなるので量に注意です。
現地の方はヒンカリ単独で食べることが多いようですが味が濃いので白米のおかずとしてもアリです。
アルコールとともに食べるのも美味しいそうですね。
個人的にはお酒が飲めないのでレモネードを用意しています。
ジョージアにはたくさんのレモネードがありますが飲み比べしてみた記事を参考にお気に入りのフレーバーを見つけてください。