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海外旅行で日本人が嫌われる最大の理由の4つ 差別ではなく当たり前の嫌悪感とは何か

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ワクチンを2回接種した人も増えてきました。

 

海外旅行に再び興味を持ち始めた方もいるでしょう。

 

そんな中、過去のTwitterなどを遡って眺めていると「海外で差別された!!」とお怒りになられている日本人様がたくさんいらっしゃいます。

 

ですが、その中には日本と海外との文化の違いでやらかしているケースがあったりします。

 

あなたが海外に行って不快な思いをしても、それは「日本人を下に見ていることによる差別」ではない場合もあります。

 

海外に行った時にやらかさないよう、心の片隅に留めておいてください。

 

 

 

最初に

 

勘違いしないでいただきたいのですが、私は当記事で「全ての日本人旅行者が外国で嫌われている」と言っているわけではありません。

 

以下に挙げるような行動をすると「一部の国の一部の人に不快な思いを与えてしまうことがある」という話です。

 

ですので「私はそう思わない」だとか「私は嫌われなかった」という反論は無意味です。

 

ゼロかイチか、アリかナシかというデジタルな結論しかないわけではありません。

 

「そういう人もいれば、そうでない人もいる」というのは当たり前の話です。

 

 

海外旅行で日本人が嫌われる最大の理由・ショップ編

 

自分のことを神様だと思っていませんか?

 

日本では「お客様は神様です」という三波春夫のセリフが曲解され、客は何をしても許されると思い込んでいる人が一定数います。

 

そこまでではなくとも、店員は何があっても言い返さず客に最大限のおもてなしをすべきだと考えている人はとても多いです。

 

海外旅行をしている日本人は「海外にいる」という特別感により気が大きくなったりテンションがおかしくなったりしているケースがあり、そういう人は日本では考えられないような大きな態度になったりします。

 

海外の多くの国では、客と店員の立場は対等です。

 

日本人はなぜか「おもてなし」という言葉で日本側が優れていると考えていますが、私は「双方が双方に敬意を持って接する姿」こそが正しいと思っています。

 

決して日本の「店員は客に傅け」という姿勢が至高とは思いません。

 

ちなみに海外初心者だけでなく、旅慣れている人でも横柄な人がいます。

 

過去にあるネット番組で(自称)旅慣れた旅人さんが東南アジアのある屋台食堂で同行している6人全員にフルサイズのテイスティング(試食)を要求していて炎上しました。

 

あれは彼が極端に特殊な思考だったわけではなく、特にタイなどではこの手の「俺知り尽くしてるぜ」感を出しながら迷惑行為を行う人が多いです。

 

詳しくは描けませんが、テーメーカフェなどでは友人相手にドヤ語りをしながら相場より極端に安い値段で買おうとして断られている人もいます。

 

 

レストラン編

 

ショップでの買い物同様、レストランでもウェイター・ウェイトレスと客の立場は同等です。

 

ネットで話題になる有名なものは「自分は奥の席に案内されたが白人の客はテラス席に座った。差別だ」というアレです。

 

要求していないのにテラス席を望んでいるかどうかは伝わりません。

 

「こちらはテラスを断られたのに次に来た客はテラス席に案内された」ならわかります。

 

※ただしそれも(格式高いお店などなら)予約していた可能性もあります

 

「要求してもいないのに相手の気持ちを汲み取る」というのはレストランの提供するサービスには含まれません。

 

ちゃんと「テラス席でいい?」と聞いてください。

 

 

また、日本と違うシステムのレストランも多いです。

 

たとえば私の住んでいる東欧(正確にはコーカサス地方)のジョージアでは、大衆食堂などは座っていても注文を取りに来てくれず、カウンターまで自分で注文しに行くスタイルが多いです。

 

この国で「誰も注文を取りに来てくれず、後から来た客に先に料理が出された」と怒っている人がいました。

 

お見せのシステムを理解し従っててください。

 

知らないのなら店員に聞いてください。

 

黙って座り続けて放置されても悪いのはあなたがたです。

 

マクドナルドで席について待っていてもハンバーガーが食べられないのと同様、そのレストランのシステムに対応できない客には料理は食べられません。

 

※外国人旅行者に慣れたレストランは気を利かせて注文を取りに来てくれるスタッフがいることもあります

 

 

言語「英語」編

 

日本人は、幼いころから「間違うことは悪い事」という洗脳に近い教育を受けてきました。

 

そのため、英語などの外国語を話す際にちょっとでも文法がわからなかったり発音がわからなかったりすると黙りこくってしまいます。

 

現地人は「とにかく何でもいいから喋れよ。じゃないと何考えているかわからないよ」と感じています。

 

日本では学校で流暢に発音しようとすると爆笑されます。

 

ちゃんと勉強すると「真面目だねぇwww」とヘラヘラされます。

 

その感覚は海外に行くときには捨ててください。

 

出川イングリッシュを笑っている英語を喋れない人たちは、海外で出川レベルに意思の疎通ができないことに絶望してください。

 

出川レベルでいいんです。

 

私は旧ソ連圏に住んでいますが、未だにロシア語は出川イングリッシュの劣化版です。

 

ちなみに出川イングリッシュは外国人(旅行先の現地人)も笑いますが、それを差別だと感じる必要はありません。

 

笑いはするものの、その後の態度は友好的です。

 

海外での出川への反応も「バカだなぁ」「英語下手くそだなぁ」で終わりではなく「面白いやつだな」「陽気な奴だな」と打ち解けていることに注目してください。

 

特に英語ではない現地語ではその効果は絶大です。

 

現地人からしたら「現地に溶け込もうとしている」という姿に好意的になるのは当たり前です。

 

我々も日本で外国人旅行者に「Thank you」よりも「アリガットネ」とカタコトで言われた方が嬉しいですよね。

 

そういうことです。

 

 

言語「ニーハオ」編

 

こちらもSNSでとにかく多い話題ですが、「ニーハオと言われた。差別だ」というものです。

 

残念ながら、我々日本人は「アジア人の中で特に優れた特別な人種」というわけではありません。

 

※「日本が終わった」ではなく他のアジアの国と同等という意味です

 

そして外見だけで言えば、外国人の大半は日本人と中国人の区別はつきません。

 

さらに昭和の頃の「日本だけがバブリーだった時代」と違い、今は海外で多く見かけるアジア人は中国人となっています。

 

つまり、海外でアジア人に遭遇した場合には中国語が通じる可能性が高いということです。

 

日本人旅行者がどの国でも「ハロー」と言うのと根本的には同じです。

 

スペイン語圏やロシア語圏、それどころか東南アジアですら日本人旅行者は「ハロー」と言いますよね。

 

これは日本人旅行者が「ニーハオ」と言われることと同じです。

 

「いや、やつらは差別意識がある。なぜなら笑っていたからだ」という反論をする人もいますが、友好的な笑顔かどうかを区別できているでしょうか。

 

驚くべきことに、日本では粘着質な笑顔に該当するニヤニヤ笑いであっても悪意がないケースがあります。

※私はこれで学生時代に留学生の友人を一人失いました

 

「海外では文化が違う」という基本的な事を今一度思い返してください。

 

私は少なくとも、「ニーハオ。ゴーホームチャイナ」と言われるか、右手の中指を立ててもらわないと差別かどうかわかりません。

 

 

もしあなたがロシアを旅行している際に「日本人が薄笑いを浮かべながら敵国であるアメリカの言葉で挨拶してきやがった」と言われたらどう思います?

※日本人の「目を合わせず笑顔で静かにしている姿」は国や人によっては「陰気な薄笑い」に見えることがあります

※実際の旧ソ連圏の方々の大半は「アメリカを敵」とは考えていません。あくまで例です

 

ニーハオと言われただけで「差別された」と騒いでいる人たちは同じことをしているのだと気付いてください。

 

 

最後に

 

ということで海外旅行で嫌われる日本人の行動について紹介しました。

 

常に「海外で日本人がチヤホヤされる」というのは幻想です。

 

こちらが友好的な態度で現地に溶け込む努力をしていれば好意的な人は増えるでしょう。

 

ただ、日本人旅行者様の中には旅行先の国を「日本で当たり前のことができていない後進国」と見ている人がいます。

 

「日本はすごい。お前らの国はダメだ」という気持ちが外に漏れていれば、現地の人に嫌われるのは当然です。

 

その言動は日本でも嫌われている「上級国民」のような態度に見えています。

 

現地の文化を知り、敬意をもって現地に溶け込む努力をしましょう。

 

「相手に敬意を持っている」と言う事が相手に伝わっている状況で差別をされることはとても少ないです。

 

※ゼロになるとは言いません。残念ながらどの国にも一定数のクズは存在しますので。

 

 

 

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