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海外はすごい!日本はダメ! の真実とは?憧れが強すぎて暗い部分が見えていないだけでは?

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海外在住者が「海外は素敵!日本は終わってる」と言って周囲から呆れられている事例が昔から多発していますよね。

 

言っている本人は「嫉妬されている」と感じるようですが、実際はそうではなく「海外に出て視野を広げたつもりが極端に視野が狭くなっている」ことを笑われているだけです。

 

 

 

本当に海外はすごいのか?

 

私自身、1年の大半を海外で過ごす外こもり/ノマドであり、このブログでも「日本が苦しいなら海外へ」と主張しています。

 

ざっくり言えば、たしかに海外はすごいです。

 

日本の常識が通じない世界に行くと、「これまで常識だと思っていたことは間違いだった」と気付くこともあります。

 

そういう意味では確かに海外はすごいです。

 

ただし、日本と比べるのであれば話は変わります。

 

日本、すごいですよ。

 

 

日本もすごい

 

日本では常識なことが海外では出来ていない人が多く、日本人に魅力を感じる外国人が多いことに納得させられます。

 

相手を気遣う行動や共同で使う場所を綺麗にしておくこと、時間通りに行動することや順番を守ることなど、日本人にとっては当たり前のことをしない外国人は多いです。

 

 

海外に出ているのに視野が狭い?

 

「海外は素敵!」「海外は進んでいる!」という人たちは海外に憧れを持ちすぎてキラキラしている部分しか見ていないのではないでしょうか。

 

好きな人の言動は好意的に解釈しますし、いいところばかり発見できます。

 

一方で嫌いな人の言動には勝手に悪意を感じてしまいますし、ダメなところばかり目につきます。

 

同様に海外への憧れが強い人はいいところばかりに目がいき、多少の問題点は見えないフリをしがちです。

 

一方の日本については、小さいころから育っているため海外より多くの事を知っており、嫌な経験の記憶が強く残っていることでダメなことばかりが見えてしまいます。

 

「海外に出て視野が広がった」といいつつ、自分の見たいものしか見ていないのは逆に「海外に出たことで視野が狭くなった」と言えるのではないでしょうか。

 

 

海外でつきあう層によって評価が変わる

 

当たり前ですが、高額のサービスと低額のサービスでは対応が違います。

 

海外在住のキラキラした内容をツイートしているような方々は、1万円越えのホテルに泊まるような短期旅行者だったり、旦那さんが高給取りな駐在員だったりします。

 

1泊1000円以下の安宿が乱立する国の1万円のホテルのサービスを日本の家賃数万円のアパートと比べればそれは輝いて見えるでしょう。

 

月5万円程度で生きている現地人を侵入させないようにガードマンを立てた高級マンションに住む人たちと満員電車で疲弊している人を比べればそれは高級マンションの住人のほうが心に余裕があるに決まっています。

 

 

国ごとの比較は意味がない

 

これも当たり前ですが、「〇〇人」とか「〇〇という国はこういうもの」なんて一言で言えるほど国という集団は小さくありません。

 

いろいろな人がいて当たり前です。

 

もちろん「文化的に〇〇という傾向がある」くらいは言えるでしょう。

 

ですがその傾向に当てはまらない人はたくさんいます。

 

「満員電車に乗って風邪を引いても休まずに仕事に行く」と言われている日本人の中で、実際にそれに当てはまる人は実は全人口の10%にも満たないそうです。

 

それはそうですよね。

 

そもそも満員電車が存在する首都圏の人口は日本全体の3割程度です。

 

東京に住んでいても満員電車に乗らない人はいますし、風邪を引いたら休む人もいます。

 

そもそも社会人ではない人だって大勢います。

 

 

最後に

 

「海外はすごい!」「日本はダメ!」と主張する人は、海外に憧れを抱きすぎて一部のキラキラしている部分しか見ていないのではないでしょうか。

 

特に大金を使って短期旅行をしただけで全てを知った気になっているのは片腹大激痛です。

 

個人的には日本をバカにする人もちょっと哀れに感じます。

 

日本のパスポートや日本企業の収入の高さに守られながら、そのすばらしさに気付かずにクズ扱いするのは情けないですよね。

 

 

 

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