ジョージア(旧名・グルジア)。
トルコの東北東、黒海に面した国です。
物価が安い上にビザなしで1年間滞在できるため世界一周中の貧乏バックパッカーやタイのビザランが難しいと感じた外こもりに人気の国です。
しかし、安い宿の中には日本人感覚では耐えられないレベルのものがあったりします。
夏のアイツ
ジョージアの首都トビリシは本州最北端の青森大間町よりほんの少し北にあります。
が、夏は普通に暑いです。
そして暑い夏には当然、蚊がいます。
刺されると普通に痒いです。
ムヒなどの日本人のために研究を重ねて作られた日本企業の叡智はジョージアでは売られていないため、結構シンドいです。
そしてジョージアでは、安い宿にはエアコンがないことが多いです。
窓を開ければ当然蚊が入ってきます。
特にドミトリーは劣悪で、エアコンがないからといって夜中に窓を開けっぱなしにする所すら存在します。
ちなみに安宿の大半は網戸がありません。
というかタワマンを含め、それなりの宿でも網戸がないところのほうが圧倒的に多いです。
G
台所などに多く生息する、黒くて素早いGの名を持つ悪魔。
私はアレが嫌いすぎて文字ですら見たくないので当記事でもあの4文字は表示しません。
どうやら、ジョージアにもいるそうです。
「いるそうです」としているのは、当記事がコタツ記事だからではありません。
私はコロナ前からトビリシに住んでおり、2022年冬は港町バトゥミのタワマンに転居しています。
実は私はジョージアに来てから一度もGを見ていません。
半地下でムカデが部屋の中に出るようなアパートや屋根裏部屋のようなドミトリーなどにも泊まったことがありますが、私自身は一度も遭遇したことがありません。
なのでGの出現確率は日本と比べたら格段に低いのではないかと思います。
現地で出会った日本人から「出た」という話を聞くことはあるので存在自体はするようです。
サソリ・・・!?
こちらはGよりさらに出現度が低いですが、バトゥミの宿でサソリと遭遇しました。
写真をごらんください。
サイズとしては4cmもない長さで、4年以上ジョージアで過ごして始めて目撃しました。
目撃したのは冬の寒い日で、ちょっと汚い宿の初日です。
ただしその部屋は私の前にロシア人のお姉さんが泊まっていたので「長期間放置されていた部屋」ではありません。
スタッフに聞いたところ「毒性はない」とのことでした。
ただしジョージアの人たちはいい加減なので本当に毒性がないと断定していいかはわかりません。
ネットで検索してみたところ、過去にyahoo知恵袋に相談している投稿がありました。
すでにトピックが削除されており詳細はわかりませんが、少なくともジョージア国内で2回目撃談があるということになります。
ですので「たまたまペットとして飼っているサソリが逃げ出しただけ」という可能性は低そうです。
最後に
ということで、ジョージアの虫情報でした。
夏の蚊は大量に発生しますが、Gは日本と比べたら極端に少ないと言えそうです。
サソリは私自身が目撃しましたが、それでも4年で1度なので気にする必要はないのかもしれません。