トルコの隣の国、ジョージア。
日本と異なり、こちらの国はすでに新型コロナウイルスは過去のモノと考える人が多いです。
※当然ですが「そう考えているだけ」であり終息したわけではないです。海外では感染症に限らず、全てのリスクに対しての自己防衛が必須です
そんなジョージア国民なので裕福な国(先進国)ではありませんがワクチンが余っています。
外国人(つまり我々日本人)も老若男女問わず「3回目」を打つことが可能です。
なお、当記事は医療行為を薦めるものではなく、あくまで現地の情報を共有するために書かれています。
最終判断はあなた自身が行ってください。
特に3回目は副作用・副反応が強く出る傾向にあるとも言われています。
頼れる人がいない一人暮らしの方は強い副作用・副反応への対処を考えて行動しましょう。
当記事はバトゥミの病院を紹介しています。
私が2回目までを接種したトビリシの大学病院はコチラです。
バトゥミ
バトゥミはジョージアの西にある黒海に面した港町です。
街の中心エリアに公立病院があります。
「海外は公立病院と私立病院に大きな差がある」と言われていますが、ワクチンそのものは同じものを扱っているため今回のケースでは心配する必要はないでしょう。
場所はこちらです。
観光資源が揃うオールドシティからやや奥まった場所にありますが、治安が悪いわけではないので安心してください。
また、バトゥミはBoltタクシーという配車アプリを使うことができます。
日本のクレジットカードやデビットカードでの支払いも可能ですし、街中の移動であれば100円から200円程度です。
接種直後に歩けないほど副反応が出たのならそもそも病院から出られず医師のサポートが必要になりますが、単純に歩くのが面倒でもタクシーを呼べる程度の金額となっています。
ワクチンの値段、PCRテストの値段
ワクチンは外国人相手でも無料です。
ただし、街中のPCRテストは有料となっています。
この病院でPCRテストを受ける場合は40GEL(約1600円)、街中だと高いところは70GEL(約2800円)となっています。
ちなみにワクチン接種の前には特にPCRテストは必要ないようです。
具体的な接種までの流れ
※繰り返しますが、当記事は医療行為を勧めているわけではありません。あくまで実体験を共有しているだけです。最終判断はあなた自身が決定してください
正面玄関は敷地の北側(北北西側)です。
ガラス張りのドアが入り口です。
日本人を含む外国人は正面の受付ではなく、右側にある小部屋で接種が行われます。
受付の方々は英語が使えるので、軽く「ワクチンを受けに来ました」を伝えるとスマートでしょう。
小部屋に入って壁を伝って左側に実際のワクチン接種の受付があります。
必要なのはパスポートと現地で使える電話番号です。
また、2回目以降の場合はワクチン接種証明書も併せて持っていくとスムーズです。
※2回目(つまり前回)いつ受けたのかを聞かれます
受付ではパスポートのコピーを取ってもらい、そのコピーした紙に名前と電話番号を記入します。
すぐ隣に医師が待機しているので注意事項を聞きましょう。
2回目までと基本的には同じ内容ですが、追加で「副反応は強く出たか?」を聞かれます。
問題がなければ問診票に署名をします。
その隣(受付とは逆側)で接種をします。
接種希望者が激減したことでどのワクチンも同じ席で打つことになっているようです。
言葉で確認がありますが、心配なら希望しているメーカーのものであるか目視で確認させてもらいましょう。
私は日本で接種したことがないので比較ができませんが、トビリシ・ジョージアともに針が細いのか担当者の技術が高いのか、ほとんど痛みを感じません。
接種が終わったら部屋を出た先の待合室で20分ほど待機します。
強烈な副反応が出た場合は遠慮せずに伝えましょう。
「3回目」の体験談
ここからは実際に私がジョージアで3度目を打った際の様子を紹介しようと思います。
あくまで私個人の経験であり「全員がそうなるわけではない」ということをご理解ください。
医療的情報ではなくただの体験談として、見知らぬ人の日記としてお読みください。
ちなみに1・2回目はトビリシで、今回3回目はバトゥミで接種しています。
3回ともすべてファイザーです。
3回目の今回、当日はほぼ問題がなく、普通に23時過ぎに就寝しました。
しかし翌日はかなりの副反応が出ました。
熱こそないものの、接種箇所である左肩の痛みと全身の倦怠感、寝過ぎた影響なのか腰も痛いです。
片頭痛のような痛みもあります。
空腹感は普通にあります。
ただ、外に出るのが億劫だったので、前日に買っておいた飲むヨーグルトとオートミールで作ったお粥で空腹を凌ぎました。
ジョージアはエナジードリンクが330mlモノで50円前後という安さですが、さすがにこの日は飲むのを控えました。
接種の翌日は結局朝から晩までほぼ起きられず、ベッドの上で過ごしました。
最後に
ということでジョージア・バトゥミでのワクチン接種場所の紹介でした。
ジョージアの人たちはかなり呑気で、外でマスクをしていないどころか屋内でもノーマスクの人が多いです。
ワクチンを打てば鉄壁というわけではありませんが、自衛手段は多いに越したことがありません。
もちろん私は強制するつもりはありません。
最後の決断はあなた自身が行ってください。