ジョージアでは新型コロナウイルス発生以前に入国した日本人の滞在期限が2021年6月末となっています。
もうすぐですね。
出国前72時間以内にPCRテストを受けなければなりません。
言葉が通じない国でどの病院がいいのか値段はいくらか何をするのかなど、たくさんの不安があるでしょう。
私の体験談を紹介します。
また、私自身トビリシにいるので(無料というわけにはいきませんが)サポートも可能です。
一人で不安だという方は連絡をください。
ジョージアでPCRテストを受けてみた
私は医療知識がある専門家ではないので、具体的にどんな検査が行われるのかを伝えることはできません。
そのあたりは専門家による医療サイトをご確認ください。
私が紹介できるのは、受検者側の様子です。
私は2021年6月時点でジョージアのトビリシに滞在しています。
そして6月17日にPCRテストを受け、陰性と判定されました。
検査を受けた場所と受検者側としての日程は以下の通りです。
病院の場所
病院名は「CHANDLER'S HOSPITAL」です。
驚くべきことにgoogle mapには掲載されていません。
場所はこちらです。
正確にはこの地図に刺さっているピンの「Guli clinic」ではなく、東の道路「Kaspi St」側の裏手っぽい門から入ります。
Kaspi StとDotsi StのT字のあたりが入り口となっています。
入り口には病院らしい看板がなく、打ち捨てられた移動販売用の車が目印です。
トビリシの街中から行くには、バスの2・25・37・39・43のいずれかに乗り「მ/ს 300 არაგველი」で降ります。
シェラトンホテルを通過して2つ目のバス停で降り、400mほど東に歩いた先を左折してKaspi Stを北上、400メートルほどで目的地です。
メトロ「AVLABARI」駅から歩いていけないこともないですが、日中はだいぶ暑くなってきていますので熱中症に気を付けてください。
水をいっぱい飲むと「いろいろな意味で」いいそうですよ。
料金
PCRテストは2種類あり、「10時間で結果がわかるタイプ」が80GEL、「5時間で結果がわかるタイプ」が110GELです。
当日中に飛行機に乗るなどのっぴきならない事情がないのでなければ80GELのほうでいいでしょう。
テスト当日の様子
予約は特に不要で、朝一で病院へ向かいました。
※最も混む時間は開店直後であり、日中のほうが空いていることが多いようです
この病院は平日は9:00-22:00、土日は10:00-20:00にオープンしており、開店とほぼ同時に到着しましたがすでに10人ほどが並んでいました。
検査そのものは2~5分で終わるため、列はすぐに消化されていきます。
この病院では玄関に受付があり、そこで検査の種類と支払いを済ませた後に奥にある検査室へと向かう形になっています。
検査室は「9番」で、玄関を入って受付を通過した後、ガラスドアを通過してT字を右へ、道なりに進んで一番奥の部屋になっています。
途中に紙で書かれた案内があるので迷うことはないでしょう。
テストの内容は綿棒で舌と鼻をこするものです。
特に鼻についてはそこそこ奥の方に入れるのでクシャミをしないように気を付けてください。
※くしゃみをしてもPCRの結果は変わらないので過度に不安にならなくて大丈夫です
綿棒が終わったら検査終了です。
なお私は2度検査を受けているのですが、1回目は連絡先としてメールアドレスを聞かれましたが2回目は「いらないわ」と言われました。
もし陽性だったらどうやって連絡するのかちょっと不安ですね。
※たぶんパスポートから大使館あたりを経由して連絡が入るのだと推測しています。「たびレジ」などの登録をしていない人はいないと思いますが、もししていないのなら登録しておいたほうがいいでしょう。
検査が終わったらそのまま通ってきた道を戻って帰りましょう。
受付にパスポートを忘れないように注意してください。
※普通は最初の受付時に返却してもらえます
翌日の様子
試験の結果は翌日にわかります。
パスポート(身分証)を持って受付に行き、「結果が欲しい」と伝えましょう。
残念ながら(?)検査を受ける人と結果を受け取る人の列は同じようです。
どちらにせよすぐに列は動くのでゆっくり待ちましょう。
結果表の見方
書類はジョージア語と英語で書かれています。
自分の名前とパスポート番号が正しいかチェックしてください。
飛行機に乗るためにテストを受けたのならスペルミスにも気を付けてください。
「PCR Test Results」の欄がテスト結果です。
陽性の場合どうなるかはわかりませんが、陰性の場合は
New coronavirus(nCov)PCR in real time Negative on SARS-CoV-2
と書かれているはずです。
一人では不安?
2021年6月以降も私はトビリシにいます。
一人では不安で周囲に頼れる人がいないのであれば、私がサポートをします。
※もちろんタダではありません。交通費+150GELいただきます
なお私自身はジョージア語・ロシア語が堪能ではなく現地での免許証も車もありません。
ただの「日本語を話せる、過去にPCRテストを受けたことがある人」です。
一人でPCRテストを受けるのが不安だという方や、陸路でアルメニアに行ったりその日の内にまたジョージアに来たりしたいという方はご連絡ください。
※アルメニアとの国境に行くのであれば交通費+300GELいただきます
※注意※
はっきり言って私の提示した額は現地の相場を考えるとぼったくりレベルに高いです。
日本語でのサポートが不要ならば現地で探したほうが確実に安上がりです。
最後に
ジョージアのトビリシでのPCR検査について紹介しました。
病院の名前は「CHANDLER'S HOSPITAL」、料金は80GELまたは110GEL、検査時間は2分~5分程度、待ち時間は状況によるものの10分から30分ほど、場所はシェラトンホテルのさらに東です。
私の知る限り、10時間後に結果が受け取れる80GELのテストが最安値だと思います。
実際、ジョージア政府の案内ではPCRテストは150GELから250GELかかるとアナウンスされていますし、サイトを持っている大きな病院でも似たような値段です。
重要なテストなので安かろう悪かろうでは問題がありますが、検査そのものに問題はなさそうです。
ちょっと節約して最後に美味しいジョージア料理を食べて帰りましょう。