対人恐怖症は辛い症状ですよね。
学校でも会社でも、どんな生き方をしていても人と関わらずにはいられません。
できれば人と会ったり話したりする際の苦痛を取り除きたいですよね。
できます。
しかも意外に簡単です。
たったひとつ、注目すべきポイントを抑えればそれだけで解決できます。
目次
参考書籍
当記事はAmazon unlimitedで読むことのできる以下の書籍を参考にしています。
ただし私自身の体験や独自解釈を踏まえて記述しているため、著者が本来主張したいこととは一部異なる可能性があります。
amazon unlimitedは月980円で対象書籍が読み放題になるサービスです。
最新書籍やベストセラーなどが対象になっていないという批判はありますが、それでも12万冊以上の書籍が読み放題です。
注意していただきたいのですが、書籍のタイトルは「対人恐怖症を一瞬で治す方法」ではありますが、この方法を知っただけでその瞬間から症状が出なくなるということではありません。
当然ですがこの知識を実際に行動に移せるようになるまでは多少の時間が必要です。
「一瞬で」に期待しすぎると肩透かしを食らいますのでお気を付けください。
また、「全ての」対人恐怖症に悩む人に「確実に」効果があると保証するものでもありません。
本人の心構えや行動も必要なため、それを怠れば当然ながら改善はしません。
ですがamazon unlimitedは読み放題です。
全てを納得できなくても一部だけ自分の身になればOKという軽い気持ちでどんどん読んでいくことができます。
この情報は2019年10月時点のものです。
予告なくamazon unlimitedから削除される場合がありますので対象書籍かどうか確認してください。
対象書籍かどうかは書籍ページに「\0 KindleUnlimited」と書かれているかどうかで判別が可能です。
対人恐怖症の本質とは
対人恐怖症とは「人と会ったり話したりするのが怖い」という症状ですよね。
あとちょっとだけ深く言えば「人と会ったときに緊張して失敗するのが怖い」ということになると思います。
具体的な症状としては、動悸・震え・どもり・赤面などが挙げられるでしょう。
症状は千差万別で全てが同時に出る人もいれば、どれか1つが極端に現れる人もいるでしょう。
私の症状
私は極度の人見知りで対人恐怖症でした。
症状としては動悸と震えがメインです。
震えについては手や顔に出るのはもちろん、声もガタガタになります。
動悸も激しく、ピーク時には息をできなくなり視界も怪しくなってきます。
電話をかけるのはもちろん、かかってきた電話に出るのも怖かったです。
友人や知人と一緒にいる際は、相手が先輩であろうと自分が前に出ることはなく、居酒屋やレストランでも私が店員を呼んだことはありませんでした。
ちなみに今は一人で海外を放浪しており、当然ながら宿へのチェックインやレストランでの食事も一人で済ませています。
現地の人と友人となりカフェで雑談することもありますし、時には日本語に興味のある方たちに日本語を教えたりもします。
対人恐怖症の人がやってはいけないこと
「対人恐怖症」を意識しすぎてしまうと治りません。
これは「治したい」と思いすぎるということも含みます。
震えたり赤面したりするとテンパってそのことしか考えられなくなりますよね。
なんとかしなきゃと焦れば焦るほど症状は悪化し、頭が真っ白になるというのは誰もが経験しているはずです。
とは言っても実際に対人恐怖症に悩んでいる人はそれを意識しないというのは難しいと思うでしょう。
では、どうすればいいのでしょうか。
「注目すべきポイント」を理解してみましょう。
注目すべきポイントを理解すれば解決は簡単
対人恐怖症を治すのに一番重要なのは「何を目的に行動しているか」です。
対人恐怖症の方は前述のように自分の症状に注目してしまうことで悪化します。
そうではなく、何をしようとしているかに注目してみましょう。
たとえばレストランであれば、「店員さんを呼んで注文をする」というのが目的ですよね。
たとえ声が震えようと、メニューを指したゆびが震えていようと関係ありません。
注文が通じればOKです。
別の例を考えてみましょう。
社会人1年目で電話番をしているシーンで電話が鳴った場合、何を目的に行動するべきでしょうか。
社名と自分の名前を名乗り、相手の所属と名前、取り次ぐべき相手の名前と用件を聞き取り、その相手へと取り次ぐことが目的ですよね。
声が震えていても、言葉がつっかえてしまっても、結果的に上記の目的が達成されたのであればOKです。
注意!このフェーズでは症状は治らないこともある
「OKです」と言いましたが、対人恐怖症の症状である震えや赤面などはこの段階では治りません。
本来の目的は達成できていますが、その上の「対人恐怖症を治す」という最大の目的には一切触れていません。
でもそれでいいんです。
そもそも「対人恐怖症」というのは自分が失敗してしまうかもしれないという恐怖で自分のミスに注目してしまう状態です。
ですので震えや赤面などの症状に注目せず、その場その場のやるべきことに注目できていればいいんです。
これを繰り返すと「対人恐怖症の症状が出ている自分」に注目することが減っていきます。
自分が気にならなくなれば症状もやがて治まっていきます。
「治る」とはどういうことか
対人恐怖症が治るというのは、人と接することに苦痛を感じなくなるということではないでしょうか。
もし仮にいつまでも震えが治らないとしても、自分自身がそれを気にせずに相手と話せていればそれでいいのではないでしょうか。
多くの人は、相手が震えていたりどもっていたりしてもそれほど気にしていません。
相手が気にしておらず、自分も気にならないのであれば、たとえ震えていてもドキドキしていても別にいいですよね。
最後に
「対人恐怖症」の対処方法を紹介しました。
私も以前はひどい対人恐怖症でした。
ですがIT企業の新人研修で講師をしたり、一人で海外を旅行したりできるようになりました。
重要なのは「気にしないこと」です。
とはいえ、それができないから辛いんですよね。
「気にしない」は難しいです。
その代わり「本来の目的」を気にしましょう。
ドキドキしながらでも、震えながらでも、つっかえつっかえでもいいので目的を達成してください。
そして本来の目的が達成したらそのことにしっかりと満足をしましょう。
それを繰り返していけば必ず対人恐怖症への悩みはなくなります。
当記事は参考書籍とは異なる独自解釈が含まれており、また一部内容を省略しています。
省略した箇所が刺さる方もいるかもしれません。
興味がある方はぜひ書籍も読んでみてください。