「インターネット」の世界は若者の文化だと言われています。
そして「中高年はネットを使いこなせない」とバカにされる傾向があります。
ですが、実際には大半の若者もうまく使えていません。
その結果、多くの若者は情弱となり、自ら苦しい立場へと突き進むことになります。
インターネットは強力な道具です。
使いこなしてください。
うまくいかない若者たちとは?
最初に言っておきますが、若者全員が苦しんでいるとは思っていませんし、全員が情弱だとも思っていません。
実際、若い人の中には大人には想像のつかない方法で大きな成功を収めている人がいますし、「大人が認めたがらないジャンル」で成功している人だっています。
私が当記事で言う「うまくいかない若者」とは、現状に満足せず、かといって何かに本気になることもなく世を儚んでいる人たちです。
「政府が悪い」「時代が悪い」「世間が悪い」「親が悪い」などなど。
これらの自分以外の環境を嘆いている人の大半は、当記事内では「うまくいかない若者」です。
情弱すぎる若者たち
この「うまくいかない若者」は、情弱です。
言うまでもなくネットの世界は広大で、ほとんどすべてのジャンルの基礎的な知識が手に入ります。
しかし、若者の多くはネットの世界から「自分を蔑視する視線」や「失敗するリスク」ばかりを拾い上げて恐怖で足を竦ませています。
自らネガティブな情報を拾い集めてがんじがらめになっているのは、決して「ネットをうまく使えている」とは言えませんよね。
ネットの正しい使い方
ネットにはたくさんの役に立つ情報が転がっています。
なので、自分の現状を変えるための知識だけを拾い集めて利用すべきです。
もちろんやろうとしていることへのリスクは知らなくてはなりません。
ただし、リスクだけを拾い集めるのは分析ではなく「やらない理由探し」です。
リスクを調べたら、併せて「そのリスクを回避する方法」も調べましょう。
また、実際にそのリスクが発生する確率やその損失度合についても予想すべきです。
予想はピンポイントで数値を当てることではありません。
ざっくりと自分が納得できる範囲でリスクとリターンを天秤にかけるのです。
もちろん新しいジャンルに挑戦する場合はこの確率や損失度合を自分では想像できません。
それをネットで調べてください。
やる気さえあればたいていのことはできるいい時代になった
今の時代、ネットもパソコンもスマホも安価に手に入ります。
そこに「やる気」さえ足せば、たいていのことはできます。
たとえば「会社に所属せずに好きなことで生きる」というのは昭和の時代には一握りの天才にしか許されない道でした。
さらに今は副業を許す会社も増えているので、いきなり脱サラして冒険しなくてもいい時代になっています。
「やる気」は必要ですが、それさえあればスマホやパソコンで方法を調べて行動することができます。
調べる方法が書籍くらいしかなかった(しかもその書籍自体も売れ筋のジャンル以外はそもそも存在しないケースすらあった)時代と比べ、いい時代になったと思います。
もちろんダメなところはある
もちろん今の時代にもダメなところはあります。
特に今現在猛威を振るっているあの感染症は全ての人にとって初体験でしょう。
ネットの普及により同調圧力や監視の目が強まったのもダメな所のひとつです。
ですが、それでもまだデメリットよりメリットのほうが多いです。
デメリット・リスクはきちんと対策すれば軽減できます。
ダメなところがあるからといって匙を投げず、どうすればうまくいくか考えてみましょう。
最後に
「ネットは若者のもの」というのは「遊びの範疇」に限った話に感じます。
自分の現状を改善する方法がネットにたくさん眠っているのに、自称弱者の方々はその方法を調べもせず、調べたとしても「どうせ自分には」と試すことすらしません。
もちろん、若者だけでなく中高年も同様です。
私は「中高年より若者の方が情弱だ」とは言っていません。
若者も情弱だと言っています。
特に政府や親などの他人・環境・時代を嘆いて「俺たちは弱者だ!搾取されている!虐げられている!」という声だけは大きい「行動しない人たち」は、とりあえず今目の前にあるパソコンなりスマホなりに現状の解決方法を聞いてください。
この「行動しない人たち」は一発逆転の方法を調べて「ほら、ないじゃないか!」と叫びます。
そりゃそんなものないですよ。
昭和の時代も平成の時代も一発逆転をした人なんてごく少数です。
ほとんどの人は努力を積み重ねています。
「れいわのぼくくんはどりょくなんてしないんだい」なんて言ってないで、自分の環境に不満があるのなら努力して状況を改善したらどうでしょうか。