TBSドラマ「G線上のあなたと私」第4話では也映子が「夢も打ち込めるものもない私かわいそう」というこじらせ系女子になりました。
正直言ってかなりダサいです。
私には夢があります。
島に橋をかけることでも仲間を作ることでもありませんが、打ち込めるものがあります。
多くの知人が「好きなことだけして生きられてうらやましい」と言いますが、私は「夢を持てない」と悩む人のことをダサいと思っています。
なお注意していただきたいのですが「夢がないけど別にそれでいい」と思っている人をダサいとは言っていません。
夢があることは偉いことではありません。
ですが夢を持ちたいのに持てずにいると悩むことを周囲に漏らすことはとてつもなく恥ずかしいことだと思っています。
こじらせ系かまってちゃん女子・也映子に感情移入する人多数?
ネットではどちらかというと也映子側に感情移入している方が多いようです。
「日々の仕事や学校で神経をすり減らし、夢を持つ余裕もない」といったところです。
その結果、夢を持つ人を「意識高い系」と揶揄し、夢を語ることを恥ずかしいことのように言う人まで出てきていますよね。
実際に夢「だけ」を語り行動しない人は恥ずかしいですが、その夢に向かって失敗(挑戦)をし続けている人を揶揄するのは間違っています。
夢を持てない人たち
これまで何もしてこなかった人が突然夢を持てるはずがないです。
「夢が持てない」と悩む人の多くは、その前段階である「好きなこと」を探していないことが多いです。
「夢をもてない」と嘆く人は多くの場合「好きなこと」を持っていませんよね。
好きなことを試していく中で、受け取る側でなく発信する側になりたいという気持ちが膨らみ、「好きなこと」が「やってみたい夢」に変わります。
毎日職場を往復するだけの日々で突然夢が振ってくるはずがありません。
中には「好きなことなんてない」と諦めている人もいるでしょう。
その人たちはこの世の全てを試したのでしょうか。
「知らない」のと「好きではない」のは別です。
あなたはドローンの操縦をしたことはありますか?
あなたはボディボードをしたことがありますか?
興味がないけど試しにやってみたら意外に面白くて好きになったということは多いです。
試しもしないで「この世はつまらない」みたいな顔をするのは恥ずかしいです。
夢を持っている人たちの多くは長い年月をかけて自分の好きなことを探しています。
多くの場合、「ちょっとやってみよう」というちょっとした興味を大切にしていろんなことを試しています。
夢が欲しいならまず好きなことを探しましょう。
好きなことがないなら知らないことをやってみましょうよ。
お金がないし・・・
お金がないことを理由に新しいことに挑戦しないというのはダサいです。
新しいことに興味がない人は別に無理して挑戦する必要はありませんが、「夢」や「好きな事」を見つけたいのであれば現状を変える必要があるのは明白です。
多くの場合、最初の一歩はそのジャンルの最高級品に手を出す必要はないので少ないお金で試せるはずです。
「体験会」などが開催されていることもありますし、今はネットで同好の士をいくらでも探せます。
何人か集まってシェアするということもできるはずです。
それでもお金が用意できないのであればその手に持っているiPhoneを格安スマホに替え、スタバのコーヒーをコンビニコーヒーや水筒に替えてください。
何かにお金をかけたいのなら現状の何かを我慢するのは当たり前です。
それでも用意できなさそうなら副業でもしましょう。
何かを体験するのに何十万も必要なケースは少ないです。
ちょっと休日に日雇いバイトでもしたらすぐに用意できますよね。
単発でちょろっと稼ぐだけであればネットでもたくさん方法があります。
それらを知ろうともせず行動もせず「私は好きなことがない」と嘆くのは愚かです。
最後に
TBSドラマ「G線上のあなたと私」の也映子が「私は夢がない」と嘆いており、それに同調する人がたくさんいました。
「夢がない」のはこれまで「好きなこと」を見つけていないからです。
そして「好きなこと」がないのはこれまで行動をしてこなかったからです。
夢を持っている人はそれを見つけるまでにたくさんのことを試しています。
突然夢を持って走り出せると思っているのは白馬の王子様が迎えに来ると思っている人と同じくらい愚かです。
夢が欲しいのなら行動しましょう。
ただし、冒頭でも伝えた通り「夢を持っている」ことは「夢をもっていない」ことより優れているわけではありません。
日々何事も起きずに毎日を平穏に暮らすことというのはそれはそれで幸せなんです。
だから夢がないからと焦る必要はありません。
夢を持っていない人が劣等感を持つ必要はありません。