2022年2月22日にスポーツ動画のサブスク「DAZN」が値上がりします。
日本では滅多にない1.5倍の値上げということでネット上は阿鼻叫喚です。
それでもまだ3000円程度ですが、突然の大幅値上げにはちょっと「うわっ!?」と思いますよね。
ただ、これに便乗して「高くて払えないから違法視聴をする方法でも探すか」というクレイジーなことを口にする人たちがいます。
勘違いしないでください。
あなたが払えないほど高いことは、あなたが相手のサービスを違法に利用していい理由にはなりません。
高いなら見るな
サブスクは定額制で利用できるサービスです。
DAZNに限らず、テレビ番組や映画などの動画サブスクはたくさんありますよね。
最近ではテレビドラマなどが「続きは〇ー〇ーで」などとサブスクに誘導していたり、サブキャラクターが主人公のスピンオフをサブスクのみで配信していることもあります。
そしてネットではこのサブスクとの連動に関して「金の亡者」呼ばわりしたり「金とるなら見ない」などと、まるで悪の所業のような批判をしている方々がいます。
たしかに「見てね」とは言いますが、それは強制ではありません。
チャンネルを合わせれば見られる地上波と違い、自分から契約しなければ見られないネットのサービスは「嫌なら見るな」が成立します。
サブスクに払うお金がないのなら見なくていいんです。
誰も「見なければあなたに明日はない」などと言っていません。
「〇〇シーズン2 無料配信 dailymotion」というクレイジーな検索結果
サブスクでしか配信されない続編番組やスポーツ中継などを無料で見る方法をネットで検索する人は異様なほどに多いです。
実際、googleやyahooでは番組名を打ち込んだだけで「無料配信」や「dailymotion」などの正規ルート以外の視聴方法が表示されたりします。
※ちなみにこの勝手に候補が出て来るものは「オートコンプリート」「サジェスト」などと呼ばれ、多くの人が利用したワードが表示される仕組みとなっています
金がないならサービスを利用する資格はない
サブスクを含む有料配信に関して、視聴者側が取れる選択肢は「契約するかしないか」です。
動画に対する価格が見合っていないなら契約しないという選択肢しか取れません。
ですが世の中の(かなり多くの)一部の人たちはそう思っていないようです。
「貧乏だから仕方がない」「政府が悪い」「昭和のおじさんたちが悪い」「景気が悪い」などなど、自分以外の誰か・何かが悪いから自分が違法視聴してもいいという不思議な論理をかざしています。
繰り返しますが、お金がない人に有料動画を楽しむ権利はありません。
未成年でおこずかいもなくバイトも禁止されているようなお金がない子たちであっても同様です。
君たちにサブスクはまだ早いです。
「サブスク代を気にせず払える大人」になれるように日々を頑張ってください。
大人なのに数千円を渋って違法視聴方法を探している方。
あなたは恥じてください。
自分でお金を稼いでいるのなら、お金を稼ぐ大切さやお金の価値を理解しましょう。
最後に
DAZNの大幅値上げでネットの一部が大荒れですが、「自分はそこまでの価値を感じないから解約する」はいいですが、「DAZNは頭がおかしい」だの「DAZNは金の亡者」だのといった的外れな批判は間違っています。
また、当然ながら「お金が払えないから解約して違法動画を探す」というクレイジーな主張は通りません。
ネットは顔が見えないからか、堂々とTwitterやヤフーコメントなどで主張している人を見かけます。
サービスにその金額を払うほどの価値がないと思うのなら、そのサービスを受けることはできません。
お金は払わないけどサービスは受けたいというのは、万引きや無銭飲食などと同じです。
たった数千円すら捻出できないのなら、あなたは動画を見てダラダラしている場合じゃありません。
働きましょう。
本業で追加の収入が得られないなら副業でもしてください。
たった数千円なら短期バイトを半日やれば手に入ります。
肉体労働が嫌ならネット副業も可能です。
小さい子たちは親にお願いするか、それでダメなら諦めてください。
未成年であっても「お金がないから違法視聴をする」はダメです。
「サブスク代くらいでネチネチ言わない大人」になれるように勉強を頑張りましょう。