就職活動時や、第2の人生を歩むとき、また会社を辞めて好きなことで生きていくという道を選ぼうとしたときなど、「やりたいこと」を選ぶタイミングは意外に多いです。
ですが、その「やりたいこと」がみつからないと嘆く人もかなり多いことがわかりました。
そしてそう嘆く人の多くはある重大な勘違いをしています。
一生をかげてやりたいこと
そんなものはありません。
結果的にそうなる人はいるでしょう。
ですが、たとえば「社会経験のない大学生」にそれを持てというのは酷です。
多くの人は「やりたいこと」を「一生をかけられるほど好きなもの」と考えるから苦しくなるんです。
違いますよ?
今何したい?今何ができたらうれしい?
自分が成長するにしたがって、やりたいことは変わって当然です。
日本では「自分の意見を変えること」を悪とする風潮がある気がします。
ですがよく考えてみてください。
あなたは今でも「仮面ライダーになりたい」と思っていますか?
「プリキュアになりたい」と思っていますか?
実現している俳優や声優はいますが、多くの方は違うことをやりたくなっているはずです。
「幼少期だから」変わってもいいのではなく、いつどんなときでも変わっていいんです。
昔と違い、今はいくらでも転職できます。
何だったら会社員じゃなく自力で稼ぐ道だって存在します。
だから「やりたいこと」についてはまず「今何がしたい?今何ができたらうれしい?」と問いかけるべきです。
例「ウクライナ美女と仲良くしたい」
とりあえずの「今やってみたいこと」ができたら、それを分析したり抽象化したり具体化したりして仕事に結びつけます。
たとえば私の例で言えば「いまできたらうれしいこと」は「ウクライナの美女と仲良くなる」です。
この段階ではただの欲望であり、仕事に繋がりません。
ですがこの「夢」を持っていることを前提として「そのために何をやろうか」と考えていくとその過程でいくつかの副産物が手に入ります。
まず仲良くなるためには「ロシア語・ウクライナ語を喋ること」「現地で生活すること」が必要だと感じました。
※個人の見解です。間違っていてもいいんです
ロシア語とウクライナ語ではロシア語のほうが便利で、なおかつウクライナ国内でもロシア語を喋ることに嫌悪感を持つ人はほとんどおらず、実際にロシア語を喋れない人はほとんどいません。
※現地調査済み
ロシア語を喋ることができれば、「日本のことをロシアで紹介する」「ロシアのことを日本で紹介する」といったルポライターになれそうですね。
ロシア語と日本語を操ることができるというのは、英語と日本語を操れる人より少ないです。
希少であるということはライバルが少ないことと同義です。
※需要があるかは別途調査が必要です
ウクライナ女性は世界的に美女が多いことで有名です。
街中を歩けば(20代女性に限れば)ブサイクな人より美女のほうが多いです。
※現地調査済み
そしてウクライナは物価が安いため給料も低いです。
であれば、ウクライナ美女を雇って写真集を販売したり日本人向けYouTuberとしてデビューさせたりすることもできるかもしれません。
現地に住んでロシア語ができれば、それは難しいことではありませんね。
これだけ将来の夢を膨らませられれば、「やりたいこと」として「ロシア語を話せるようになりたい」「ウクライナに住みたい」についてはかなり強いモチベーションが発揮できるはずです。
仕事としてであれば「ロシア語の翻訳家」「ロシア語圏のルポライター」などがあるかもしれません。
これはあくまで一例です。
もちろん供給が少なくても需要がなければ仕事としては成り立ちませんのでもう少し分析は必要です。
言いたいことは「ウクライナ美女と仲良くしたい」という下世話な願望からでも「やりたいこと」は作り出せるということです。
そもそも「今やりたいこと」がない
「絶食系男子」「さとり世代」など、欲がなく夢も持っていない若者が多いとされています。
そういう人は「やりたいことなんてない」「一生平社員でいい」なんて語ったりします。
それでもいいんです。
それはつまり「家でゴロゴロしたい」ですよね?
そこから話を膨らませればいいんです。
ちなみに「家で何もせずにゴロゴロする」というのは地獄です。
何もしていないと言いつつ、必ず何かしています。
スマホを弄っているかもしれませんし、YouTubeを見ているかもしれません。
音楽を聴いているかもしれませんし、猫に遊んでもらっているかもしれません。
「仕事につながりそうな好きなこと」を探す必要はありません。
お金も時間も無尽蔵にあり明日のことを一切心配しなくていい状況になったら何をしたいですか?
その状況で、真っ白で一切装飾がない、外部とのかかわりを持たない部屋でただただ時間の経過を待つことがしたい人はいないはずです。
今の時代、入ってくる情報が多すぎて考える時間がなくなっています。
一度自分が何をしたいのか考えてみてはいかがでしょうか。
やりたいことは変わっていい
最後にもう一度言いますが、「やりたいことは変わって当然」です。
一生やり続ける必要はありません。
飽きたら、つまらなくなったら、辛くなったらいつでも変えていいんです。
いくつも面白そうなものに触れて、どんどん変えて行けばいいんです。
これまでの人生でやりたいことが見つかっていない人は、すでに見つけているのにそれに気付いていないか、そもそもまだ出会っていないかのどちらかです。
まだ出会っていないという人はとりあえずは世界中の趣味やスキルなどに全て触れてください。
それでもなおやりたいことが見つからないのなら、諦めましょう。
ちなみに、「そんなにコロコロ変えたら仕事になるほどの技術は得られない」という反論をする人がいますが、たくさんのスキルを初級者レベルで使いこなせればそれを組み合わせてライバルのいない仕事ができます。
「ロシア語で喋る日本人」に「ブロガー」を足しただけでかなり人は減ります。
「ロシア語を喋る日本人」で「絵が描ける」としても人は少ないでしょう。
※何度も言いますがこれはあくまで一例です
最後に
「やりたいことがない」と相談されることがあまりにも多いので私なりに考えをまとめてみました。
最大の勘違いは「一生やる」という点です。
興味があればやればいいし、興味がなくなったら変えればいいんです。
今の時代、転職は容易です。
私は幸運にも、これまで「人から反対されてもやりたいことはやってみる」という生き方ができました。
そのため、外こもりという自分にあった生活スタイルが手に入りました。
やりたいことがないと嘆く人はまず自分が普段やっている「仕事に結びつきそうもないけどやってしまっている行動」を見つめてください。
それを抽象化したり具体化したり、自分の好きなように発展させていけばやりたいことは具体化できます。
それでもいいものがないのならば、日本中・世界中のあらゆる趣味・スキルを経験してみてください。
趣味を経験するお金がない?
ネットで検索すればだいたいのことはできます。
無料体験ができる教室もたくさんあります。
もちろん習得するためにお金を払って質のいい師に学んだ方が早いですが、今回はやりたいことをみつけることが目的です。
「これちょっとやってみたい」が見つかったら、それをできるようになるためにお金を払ったり仕事にするにはどうすればいいかを考えましょう。