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海外旅行 2020年は避けるべき? 新型コロナウイルスの影響で差別を受けることはある?

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2020年は年初から新型コロナウイルスが世界的に広がり自粛ムードが広がっています。

 

当初はここまでひどくなると思わなかったのか、それともすでに予約しておりキャンセル料がもったいないと感じたのか海外へ行く人が多かったですね。

 

3月・4月にはさすがに緊張状態を理解する人が増え、のっぴきならない仕事の用事以外で海外に出掛ける人は少なくなったように感じます。

 

 

さて、それではその後新型コロナウイルスが落ち着いてからはどうなるのでしょうか。

 

飛行機が飛んでいたとしても、行った先で差別を受けるようでは楽しめませんね。

 

私は新型コロナウイルスが発生する前から海外におり、そのまま滞在を続けています。

 

そんな海外在住の私が感じるアジア人への意識について紹介します。

 

なお、私が滞在しているのは海外でも屈指の親日国であるジョージア(旧グルジア)です。

 

 

 

大前提

 

まず2020年・2021年などに関係なく、新型コロナウイルスが収束に向かうまでは旅行は控えましょう。

 

自分が無症状の感染者である可能性がありますし、無症状の感染者と接触するリスクもあります。

 

また、慣れない海外で疲れた体は免疫力も低下することでしょう。

 

そして「いつ収束するか」は誰にもわかりません。

 

今回は未知のウイルスであり、特効薬の開発は世界各国の機関が頑張っているところです。

 

その状況で「いつから海外旅行は可能」と言うのは誰にもできません。

 

なので2020年内は旅行できるともできないとも言えません。

 

ニュースをよく見て、各国の政府の発表なども把握しておきましょう。

 

 

「中国人は来るな!」は言われるものと考えるべき

 

アジア圏以外ではほとんどの人が中国人・韓国人・日本人を区別できません。

 

今回の新型コロナウイルスは中国・武漢で発生したこともあり、中国人への風当たりは残念ながら強くなっています。

 

私自身「お前は中国人か?国へ帰れ!」と言われたことはあります。

 

ただし黙っていないで「NO. I'm Japanese」と言い返せば反応は変わります。

 

ちなみに私の滞在しているジョージアは英語よりロシア語が通じるため「ニェ、ヤ ヤポニェツ(女性の場合はヤポーンカ)」のほうが反応がいいです。

 

私はパスポートを常時携帯しているので必要とあればそれを見せます。

 

 

ただし、人の話を聞かない輩は残念ながらどの国にも存在します。

 

日本人だと言っているのに「いやお前は中国人に違いない。国に帰れ」と繰り返されることはあります。

 

大抵は酔っ払いです。

 

お酒を飲んでいなくてもどこかおかしな人です。

 

どの国でもそういう人は極めて少数なので気にしないようにしましょう。

 

たった一人のクレイジーな現地人と出会ったからといってその国全てを否定するのはもったいないです。

 

 

嫌われる日本人・好かれる日本人

 

「日本人はどこの国でも好かれる」という都市伝説のような噂がありますね。

 

半分は事実で、半分は嘘です。

 

「礼儀正しいから好かれる」と思っている人がいますが、実際には「金払いがいいから好かれる」です。

 

もちろん、現地の人と恋愛をするのであれば礼儀正しさ・誠実さも求められてきます。

※恋愛するのであっても金払いがいいほうがモテます

 

ですが観光客にはお金を求めています。

 

当然ですがぼったくりに応じる必要はありません。

 

無理して多めにチップを払う必要もありません。

 

ただ単純に、無茶な値切りをせず普通に食事をして普通に買い物をするだけで十分です。

 

 

嫌われるバックパッカー

 

最近はバックパッカーのマナーが悪いことが世界的に話題になっています。

 

ネットテレビやYouTubeでも「いかに値切れるか」「いかに安く旅が出来るか」をテーマとした動画がたくさんあります。

 

「試食を全員分フルサイズでください」などと物乞い染みた行為をしたり、買う気もないのに現地の市場でカメラを回して珍味を笑いものにするのはやめましょう。

 

 

怖がられる日本人

 

東欧のウクライナで聞いた話ですが、実は日本人は怖がられているようです。

 

その理由は「急に怒っているような顔をする」からです。

 

詳しく聞いてみたところ、日本人の「不安そうな表情」が現地では怒っている顔に見えるのだとか。

 

日本人は質問する際やお願いする際に「不安そうな表情」を作るのが美徳とされている風潮がありますが、外国では(特にウクライナでは)避けた方がいいかもしれません。

 

 

また、単純に「喋らない」のも何を考えているかわからなくて怖いそうですよ。

 

日本語が通じないと話すのをためらいますが、現地の言葉で「おはよう」「こんにちは」くらいは覚えてみましょう。

 

このとき、日本人は相手の顔を見ずにボソっと挨拶することが多いです。

 

笑顔で相手の目を見て、可能であれば現地の言葉で挨拶しましょう。

 

ちなみに言葉が通じない相手でも最初の挨拶を相手の母国語で行えば、残りは日本語+ジェスチャーでも察してくれます。

 

 

海外旅行は避けるべき?

 

再度言いますが、大前提として新型コロナウイルスが終息していない状況では海外旅行は避けるべきです。

 

このウイルスは無症状でも感染していることがあるようなので自分がまき散らすことになりかねませんし、慣れない海外で疲れた体は感染しやすくなるでしょう。

 

少なくとも新型コロナウイルスが収束に向かうまでは海外旅行は避けるべきです。

 

ですが、たとえば特効薬が見つかり新型コロナウイルスの不安がなくなったらどんどん行きましょう。

 

「復興前の状況で観光するのは不謹慎」などと言う人もいますが、私の考えは違います。

 

特に物価が安い国であれば、普通に買い物をするだけで現地の人たちにはたくさんの収入になります。

 

それだけで現地の人は助かります。

 

ホテルやレストランなどは今回の新型コロナウイルスで大きな被害を受けました。

 

終息しても客足はすぐには回復しないでしょう。

 

利用することそのものが助けになります。

 

もちろんそれは海外に限りません。

 

国内も同じです。

 

新型コロナウイルスが終息した後に遊び歩くことは不謹慎ではありません。

 

無理のない範囲でお金を使っていきましょう。

 

 

最後に

 

新型コロナウイルスの影響での差別について考えてみました。

 

もちろん、これは私個人による考えです。

 

私の滞在しているジョージアはもともと親日派の人が多く、さらに私自身が新型コロナウイルス前から同じアパートで暮らしているため周囲の人が私のことをよく知っている状況です。

 

ですので私個人に対しての差別はほとんどないですが、もしかしたら旅行者はひどい扱いを受けるかもしれません。

 

それでも金払いのいい(正規に要求されたお金をきちんと払う)日本人観光客はどこに行っても基本的には好意的な反応が貰えるはずです。

 

少なくとも日本人だとわかっている状況で差別を受けることはないでしょう。

 

もちろん新型コロナウイルスが収束に向かう前に旅行するのはリスクがあります。

 

安心して旅行できるようになるといいですね。

 

 

 

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