日本にはない海外だけの風習、チップ。
めんどくさい、余計なお金は払いたくない
なんて思っていませんか？
嫌々払うと後味の悪さしか残りません。
せっかくなら上手に払って自分も店員も
笑顔になれる気持ちいい払い方をして
みましょう。
チップは何のためにある？
今一度、チップが何のためにあるか
考えてみてください。
そう、「感謝の気持ち」ですよね。
給仕などのサービスを「やってもらって
当たり前」と考えていると感謝の気持ちを
忘れてしまいがちです。
追加のサービスをしてもらったときだけで
なく、ちょっとしたことでも感謝の気持ちを
忘れないでおきたいですよね。
チップを渡すタイミングはできるだけ早く！
レストランなど、あらかじめ支払い料金に
含まれているような場所は別ですが、
渡すタイミングによって効果が変わる
ことが多いのをご存知ですか？
チップは早ければ早いほどサービスの
質がよくなります。
考えてみれば当たり前のことで、チップを
貰えるかわからない客へのサービスよりも
チップを弾んでくれそうな客へのサービスに
心がこもるのは当然ですよね。
これがサービス終了直前の支払いの
タイミングでは、店員としてもサービスの
質を上げる方法がないんです。
早めに「チップを渡す客」と認識して
もらいましょう。
相場より安くても店員を笑顔にできる
私が最もよく使う方法を紹介します。
それは、できるだけ細かい紙幣で渡すという
方法です。
たとえば相場が500円程度の国で渡すなら、
500円相当の札１枚でなく100円相当の札を
数枚渡すのです。
ポチ袋などに入れて渡すのではなく、
まず1枚だけ財布から抜き取り、
さらに1枚ずつ増やしていくのが
効果的です。
同じ額、または少ない金額でも視覚的に
たくさんもらったように感じます。
相場は国によって違う
相場は国によって違いますので旅行される
国について書かれているサイトなどをご覧
ください。
チップの優先度
高級店では多く、いつも使う近所の
レストランでは少なくなんてこと
していませんか？
私は逆にすべきだと感じています。
より多く使うサービスにより多くの
チップを渡すことで、旅行中の快適度が
大きく変わります。
たとえば宿の従業員の好感度が上がれば
パリッパリのシーツを使ってくれるかも
しれませんし、空きがあれば無料で
部屋のクラスを上げてくれるかも
しれませんよ。
※私も何度か経験があります。
チップだけが原因とは限りませんが（笑）
チップは感謝の気持ち
もう一度いいますが、チップは感謝の
気持ちです。
ですので、嫌々払うのはやめましょう。
どうせ払わなくてはならないなら、
お互いいい気分で支払えるように工夫
しましょう。
特に物価が安い国ならば、チップの値段も
気にするほどの額ではありませんよね。
わずかな額を惜しんで不快な気持ちに
なるくらいならば、惜しみなく使って
他の旅行者より上質なサービスを受けて
みましょう。
最後に
海外でのチップの渡し方について解説
しました。
早めに渡すことでこれから受けるサービスの
質を向上させ、細かく渡すことで視覚的に
たくさん渡しているように見せましょう。
頻繁に使うサービスにこそチップを使って
いくべきです。
顔を覚えてもらえればフレンドリーに
地元民レベルのサービスをしてくれる
ようになりますよ！