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ジョージア2022 物価急上昇!?地下鉄料金2倍!月5万円生活は絶望的に...

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ジョージア。

 

日本ではシュクメルリが話題になりましたが、新型コロナウイルス以前はバックパッカーや外こもりの間でも密かな話題を集めていた国でした。

 

物価が東南アジア並みに安く、ビザなしで滞在できる期間が1年という外こもりにとってタイを凌駕する過ごしやすい国でした。

 

新型コロナウイルス直前の2018年から2019年には、移住をすすめる意識高い系いんふるえんさぁもたくさんいました。

 

しかし、2022年に異変が起きています。

 

このまま行くと外こもりできる国ではなくなってしまうかもしれません。

 

 

 

2022年4月時点でわかっている物価が上昇したもの

 

まず、首都・トビリシの地下鉄の料金が2倍になりました。

 

もともとは1乗車あたり0.5GELでしたが、現在は1乗車あたり1GELとなっています。

 

それでも1乗車40円なので「日本と比べたらまだまだ安い」と言えなくもありませんが、さらなる追加値上げの可能性もありますし、「公共料金が倍になった」というのは警戒すべき状況です。

 

ちなみに、長距離鉄道や長距離バス(マルシュルートカ)もルートによって値上がり幅が違いますが1.5倍程度の値上げとなっています。

 

 

また、宿が軒並み高騰しています。

 

コロナ禍の最中は異様に安かったですが、それは例外としても2019年以前の2倍近い値を付けている宿まであります。

※全ての宿が2倍になっているわけではありません

 

また、宿はドミトリーこそ500円前後の宿がありますが、個室は1000円以下がほぼなくなりました

 

土日などタイミングによっては最安値が1500円というケースもあります。

 

さらに、AirBnBも全体的に値上がり傾向となっています。

 

私はトビリシでは月4万円以下、バトゥミでも3万円前後のアパートを借りていましたが、4月時点でこの値段の「完全な貸切アパート」は存在していないといっていいでしょう。

 

オーナーが隣の部屋にいる民泊形式や、トイレ・シャワーが共同のホテル形式などであれば多少安いですが、長期で気兼ねなく住むのはややシンドい宿が増えています。

 

 

「まだ」上がっていないもの

 

スーパーの食材はそれほど上昇していません。

 

野菜・果物などは旬のものはどれも1kg100円前後。

 

バナナだけは輸入に頼っているため1kg200円前後で日本より高めの値段ですが、りんご・オレンジなどは毎朝複数個食べても財布が痛まない値段です。

 

レストランも4月時点では急激な値上がりは見受けられません。

 

私が最も多く通っている「トビリシ一安くておいしいオーストリのお店」はオーストリとパンに自家製100%搾りジュースを足しても300円前後のままです。

 

ただし...

 

 

パンが値上がりするかも

 

パンの材料といえば、小麦粉。

 

ジョージアは小麦粉(パン)を大量に消費しますが、実はジョージア国内では賄いきれず輸入に頼っています。

 

しかもあろうことか、輸入先の第一位と第二位はロシア・ウクライナです。

 

「5月頃までの小麦粉は値段が上がらない」というニュースが流れていますが、これは逆に言えば6月以降はわからないともとれます。

 

ジョージア国民たちはウクライナ危機が今後2か月も続くはずがないと思っていますが、特にウクライナはロシアの愚行が終わったら翌日からいつも通りというわけにはいきません。

 

ウクライナからの小麦粉が途絶えたり値上がりしたりすれば、ジョージアのパン屋さんやレストランも値上げをせざるを得ないでしょう。

 

 

月5万円生活は絶望的...では月いくら必要か?

 

SNSなどで「ジョージアは物価が安いから月5万円で生活できる」という都市伝説(?)が流れていました。

 

私はそもそも2019年以前であっても月5万円はかなり厳しいと感じていましたが、今はもっと厳しいです。

 

新型コロナウイルスに絶対にかからない人ならば、ドミトリーで月15000円、食事は果物や自炊を駆使したとして、飲み物代・お菓子代を含んで月3万円、保険代を月2000円、その他衣類やお酒・趣味の代金を3000円でギリギリ5万円が可能です。

 

個人的には「ワクチンは無症状に抑えきれるとは限らない」と思っているので個室は必須です。

 

そもそも長期滞在するのなら、常に知らない人と同じ部屋で寝るのは無理です。

 

ということで宿はアパートを借りて5万円、食費を3万円、保険代その他合計5000円で8.5万円ほどとなります。

※5万円出せばプライバシーが守られたそこそこキレイなアパートが借りられます

 

ということで、多少値上がりはしたもののまだ「月10万円以下」は可能です。

 

ただし、ここにはタバコ・お酒の代金が含まれていません。

 

タバコは1箱300円以下、お酒は種類によって前後しますがビールは1缶100円前後のようです。

 

私はどちらもやらないので「美味しいもの」はもうちょっと高いかもしれませんし、1日どのくらい消費するのかもわからないので計算できません。

 

8.5万円に自分の必要なたばこ代・お酒代を足した額を月の生活費と考えてください。

 

 

最後に

 

ジョージアの物価が上がりつつあります。

 

2019年以前はAirBnBで月3万円台がゴロゴロしていましたが、今は完全プライベートな貸切タイプのアパートを3万円台で借りるのはほぼ不可能です。

※直接契約であれば可能性は残ります

 

安値圏の宿が減ったり値上がりしたりしているのは、ウクライナからの難民に加えてロシアから逃げてきたロシア人が多いからなのかもしれません。

 

時間がこの問題を解消してくれるのか、それともこの値段のまま高止まりするのか。

 

現時点でもまだ日本と比べれば格段に安い国ではありますが、数年前の安い時期を知っているとどうしても「住みにくくなった」と感じてしまいます。

 

これでもし「ビザなしで1年滞在可能」までなくなったら「外こもりの聖地」としての価値はなくなりますね。

 

なお、ジョージアでは「デジタルノマド向けのビザ」が存在します。

 

月20万円以上稼げる人ならばビザを取得することでビザランすら不要でジョージアに滞在することが可能です。

 

外こもりには厳しいですが、現地でちゃんとお金を落とすタイプの海外ノマドはまだなんとかなるかもしれません。

 

 

 

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