ジョージア

ジョージア親日・反日論争の結論 双方納得の正解はコレ 現地人のほとんどは...

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2019年以前のジョージア移住ブームでは「ジョージアは親日国」と盛んにアピールする方々がいました。

 

その一方で「ジョージアはアジア人差別・日本人差別が根強いから親日ではない」とする方々もいました。

 

双方が納得する結論、あります。

 

 

 

ほとんどのジョージア人は日本人のことを...

 

親日でも反日でもなく、興味を持っていません

 

これが正解です。

 

もちろん「ジョージア人が」ではありません。

 

統計を取っていないので〇%と言えないですが、ほとんどの人は日本人が歩いていても「きゃー日本人様よーDAITE!!」とは言ってきませんし、逆にほとんどの人は「国へ帰れ〇〇が!」と中指を立てることもしません。

 

 

なぜ論争が起きたのか

 

お互いの言葉が足りなかったからだと思います。

 

「ジョージアは親日国」と言う表現では、ジョージア人の大半が日本に憧れを持っていて日夜テレビで「ビバ!日本!!」とかやっているんじゃないかと受け取る人が出てきます。

 

一方の「ジョージアで差別ばかり受けた」と言う表現は外を歩くたびに差別されまくりまともに生活できないかのように受ける人が出てきます。

 

当然、どちらの派閥の人も「そういう人がいた(思っていたより多かった)」と言っているだけで、そうじゃない人がいることをわかっているはずです。

 

でもお互い「一部にそういう人もいる」という表現を省いて極端に美化したりディスったりしていたため、「いやそれは違う!」とヒートアップしてしまったのだと思うんです。

 

ちなみに私は「ジョージア人は親日が多い」派ですが、差別を一切受けたことがないと言ったことはないですし、全ジョージア人が私を羨望の目で見ているなんて妄想もしていません。

 

ただし3年以上滞在していて明確な差別を受けたのはまだ片手の指が余るレベルです。

 

また、私はロシア語を学びジョージア文字を声に出し現地の古いアパートを借り現地料理を自炊で作るなど現地の人たちにジョージア愛が伝わる生活をしていますので、それを知っている人がお世辞で「日本イイヨネ」と言ってくれている部分もあるとは思います。

 

 

差別されやすい人・されにくい人はいる

 

ジョージアにはアジア人(日本人)を差別する人もいれば、人種関係なく他人の気持ちを踏みにじるクズもいます。

 

※「全ジョージア人が」ではありませんよ?一部の人がですよ?

 

で、そういう人が標的にするタイプ・そうでないタイプがいます。

 

外見が軽薄そうだったり清潔感がなかったりという「アレな感じの外見」の人はバカにされやすいです。

 

※「されやすい」だけですよ?絶対にされますとは言っていませんよ?

 

 

また、日本人は「日本人は温和」と勘違いしている人が多いですが、実際には閉鎖的だと思う外国人が多いです。

 

現地人相手には喋りかけないどころか目を合わせない、目を合わせてもムスっとして睨みつけるような表情をする、そのくせ同じ日本人同士では突然陽気に喋りだすという人は驚くほど多いです。

 

これを目の前で見せられた現地人が「ああ、こいつらは俺たちをバカにしてるんだ、下に見ているんだな」と思っても仕方がないと思いませんか?

 

 

当然ですが、「だから差別されることを受け入れろ」という事ではありません。

 

まず第一に差別する側が悪いです。

 

 

差別されにくい人

 

相手の目を見て現地語で挨拶できる人は差別されにくいです。

 

外見が多少アレでもにこやかな笑顔と共に(へたくそでも)現地語で相手より先に挨拶していたらまず大丈夫です(「外見がアレ」とは私の事を指しています。私以外のジョージアを語っている人を名指ししてはいません)。

 

※「されにくい」だけですよ?絶対にされないなんて言ってませんよ?

 

英語じゃなく現地語です。

 

ジョージアであればジョージア語、最低でもせめてロシア語です。

 

流ちょうに話せなくていいです。

 

挨拶をカタコトで口にできるだけでも大きく変わります。

 

看板やメニューに書かれているジョージア文字をたどたどしく一部間違えて読むのもアリです。

 

 

ジョージアでも旧ソ連の影響が残っている人たちは初対面で笑顔を見せてくれないことが多いです。

 

それは文化的なもので、日本人・アジア人へ悪意があるわけではありません。

 

これを知らずに仏頂面の現地人から勝手に悪意を感じ取り、日本人側が対抗して仏頂面で睨んだりしたら仲良くなれたかもしれない相手にも不快感を与えてしまうでしょう。

 

最初から差別意識を持っている人にまで笑顔で対応する必要はないですが、中立の立場の相手まで敵に回すような態度は避けた方がいいと思います。

 

 

全世界に差別者はいる。当然日本にも。

 

残念ながら、差別のない国はありません。

 

自分のことしか考えられないクズ、今風に言えばキッズ(実年齢問わず精神年齢がお子様な人)は人種も国籍も関係なくどの世界にも一定数がいます。

 

日本でもネット上でめちゃくちゃな主張をしている人は多いですよね。

 

現実世界でも集団になると気が大きくなって弱者を蔑ろにしている姿はよく見聞きしているはずです。

 

※それは一般的に「いじめ」とか「同調圧力」とか呼ばれています。同調圧力の全てがそうだとは言いませんが、一部は明らかに差別です

 

残念ですが、これらを根絶することはできないでしょう。

 

自分が加担しない・被害を受けないように避けるしかありません。

 

 

最後に

 

どうでしょうか。

 

私の結論としては、「ジョージア人の大半は日本人にこれといって特別な感情は持っていない中立の立場である」です。

 

差別をしてくる人は「そういうタイプの人」ですし、親日な人も「そういうタイプの人」です。

 

ジョージアにはいろんな人がいます。

 

どちらかしかいないわけではありません。

 

「多い」「少ない」という主観的であいまいな表現を使うから論争が起きているように感じます。

 

比率で言えば、親日の人が過半数を超えるわけでも差別する人が過半数を超えるわけでもありません。

 

 

個人的には、自分が先にジョージアに溶け込む態度を見せていれば相手も好意的になるケースが多いと思っています。

 

もちろんそれはジョージアに限らずほぼすべての国に言えることですが。

 

 

最後にもう一つ。

 

「いつも差別される」と嘆いている人は、「あなたが嫌われていただけ」という可能性もちょっとだけ考えて欲しいです。

※もちろん以下の例はあくまで「そういう人もいる」というだけであなたがそうだと断言しているわけではありません

 

特に(自称)YouTuberやところかまわず奇声を上げ大声ではしゃぐ人たち。

 

ズカズカと市場や教会にカメラを持って踏み込み、何を買うでもなく現地の人が普通に食べているものを嘲笑し、許可も取らずに平気でカメラを向けるその姿。

 

市場も教会もあなた方のための観光地ではなく、現地の人の生活の場です。

 

宗教への意識が薄い私たち日本人には教会はただのきれいな装飾の観光施設にしか見えないかもしれませんが、ジョージアでは宗教は多くの人の心のよりどころです。

 

敬意を向けずに面白半分で観光されたら嫌われて当然じゃないですかね。

 

そういう態度が相手から嫌われたとしても、それは「日本人だから」でも「アジア人だから」でもないですよ。

 

自分が嫌われているだけなのに勝手に対象を広げて保身しないで欲しいです。

 

※もちろん、そういう迷惑行為をする人に向かって差別用語を叫ぶ人を擁護するつもりはありません。そいつら「も」悪いです

 

 

この手の「観光地じゃないところではしゃぐ人」の中で私が一番唖然としたのは「スラム街」を観光したと豪語する自称「海外に慣れたバックパッカー」様です。

 

スラム街は観光地ではありません。

 

危険だから云々の前に、人としてやってはいけないことだと思います。

 

「危ないからタクシーの中から見たッス」じゃないんですよ。

 

そんなの相手からしたら「金持ちの外国人がタクシーで乗り付けて見世物扱いされた」以外の何物でもないですよね。

 

※スラム街に行くケースのうち「炊き出しなど」は除きます。偽善と言われることもありますが、やらないよりはマシなはずです。1回の炊き出しでそこにいる人が助かるわけではありませんが、一瞬でも笑顔にできたのなら意味はあると思います

 

 

 

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