バトゥミにはタワマンがニョキニョキ生えています。
その中でも私たち外国人が借りやすいのがOrby Cityと呼ばれる2連タワマン。
ホテル兼タワマンで、ホテルとしては1泊5000円近くしますが、AirBnBなどを利用するとオフシーズンなら月7万円以下で泊まれます。
※「コロナ禍かつ冬」というオフ条件が重なった2021年12月前後のころは月額3万円台で借りれました
そんなタワマン、鍵もカードキーとなっておりクールでスタイリッシュですが、かなりの頻度でエラーが発生します。
私は週1～2回ほど部屋に入れなくなります。
初めて遭遇した時は泣きそうになりましたが、さすがに週1～2回遭遇していれば慣れてきて最近は涙を浮かべることなくちょっとイラっとする程度になりました。
このエラーの解決方法、あります。
※エラーが発生しない方法はわかっていません
エラー内容
カードキーがエラーになると、玄関が開かなくなります。
具体的には、カードキーをかざしてもピピピという普段と違う音が鳴り、開錠時に緑色に光る部分が赤く光ります。
ちなみにカードキーを斜めにかざしたりしてうまく読み取れないときも同様の反応になるので、エラーになっても焦らずに何度か試してみることをオススメします。
解決方法
何度試してもエラーの場合の解決方法は簡単です。
1Fのレセプションに行き、「マイカード ダズントワーク My card doesn't work」と伝えれば使えるようにしてくれます。
カードを見せながら「ノー ワーク」でも通じます。
ちなみに
ジョージア語なら
ჩემი ბარათი არ მუშაობს.（チェミ バァラティ アル ムシャオブシ）
ロシア語なら
Моя карта не работает.（マヤ カルタ ニエ ラボタエト）
です。
スタッフは全員英語が堪能ですので無理にジョージア語やロシア語を使わなくても大丈夫です。
※使わなくて大丈夫ですが、カタコトでもジョージア語やロシア語を使うとスタッフの笑顔が見られます
準備しておくもの
ほとんどのケースではレセプションのスタッフにカードキーを渡すだけでいいのですが、たまに部屋番号・名前・オーナーとのメッセージのやりとりなどの提示を求められます。
「オーナーとのメッセージのやりとり」というのは、AirBnBのチャット画面などのことです。
「いつからいつまで借りる契約をしているのか」と「借りる部屋番号」がわかる画面を、英語・ジョージア語・ロシア語のいずれかで読める状態で提示する必要があります。
AirBnBは設定によって自動で日本語に翻訳することができます。
日本語表示にしている方は原文に戻しておきましょう。
ちなみに原文表示・翻訳表示の設定はAirBnBのアプリの「プロフィール」→「翻訳」で可能です。
なぜカードキーがエラーに？
可能性はいくつもあるそうです。
「特に理由もない」というケースもあるらしく、宿泊者側ができる対策はないのだとか。
ただ、一つだけ気になる話がありました。
それは「違う部屋のカードキーで入ろうとした人がいたのかも」ということです。
単純に隣の住人が勘違いしてこちらの部屋にカードキーをかざしているだけならいいのですが、もし「偽造カードキーで侵入を試みた」のであれば怖いですよね。
オルビーシティはレセプションを通過するかスタッフ用の入口を通過しなくては客室まで行くことができないので、あからさまにヤバそうな人は入れないことになっています。
ですが、実はスタッフ用入口は誰でも使える上にノーチェックです。
ウーバーイーツ的な配達員がスタッフ用入口を使っていたりしますので、やろうと思えば配達カバンだけ入手すれば堂々と潜り込めます。
外出時は金目の物はキャリーケースにしまい、キャリーケースをワイヤーロックなどで家具（ベッドなど）に括りつけておくのがいいでしょう。
また、在室中（特に就寝中）にはチェーンもしておいたほうがいいでしょう。
私自身は何か月も住んでいて一度も実際に盗難被害に遭ったことはありませんが、遠い異国で盗難に遭うと最悪の場合帰国しなくてはならず、お金だけでなく時間も失うことになります。
念には念を入れましょう。
最有力の原因発覚
どうやらカードキーには有効回数が設定されているそうです。
スタッフの中には（セキュリティの都合で）それを客に説明してはならないと思っている人がいるようですが、1か月など長期で借りているのなら「〇日まで借りているんだ」と説明すると比較的多い回数をチャージしてくれます。
最後に
バトゥミのタワマン・オルビーシティの玄関の鍵はカードキーです。
このカードキー、そこそこの頻度で機能しなくなります。
焦らず1Fのレセプションに行きましょう。
時間帯によってはエレベーター待ちが長い上にレセプションも混雑していてテンションが下がりますが、自力ではどうにもならないのであきらめましょう。
とりあえず滞在日数を伝えることで「有効回数切れ」でのエラーは回避が可能です。
長期滞在の場合は一回目のエラーの時に伝えましょう。