ジョージアはビザなしでも1年滞在が可能であり、移住する場合も敷居がとても低い国です。
2019年まではSNSでジョージア移住をオススメする人がたくさんいましたね。
実際にジョージアに住み始めた私が、日本から持ってくるべきだったと後悔しているものを紹介します。
移住予定の方は参考にしてください。
なお、当然ですが当記事は私の個人的な主張であり「絶対にこれがないと生きていけない」というものではありません。
※「絶対にこれがないと」というものは「パスポート」と「お金」くらいです
炊飯器
私はあまり食にこだわりがありませんが、それでもやはり長期間海外にいると白いご飯が食べたくなります。
フライパン等でご飯を炊くことは可能ですが、やはり日本メーカーの炊飯器で炊くとレベルの違いを感じます。
お米が主食の日本人のために日本のメーカーが長年研究した炊飯器というのはすごいです。
ジョージアでは日本メーカーの炊飯器はなかなか手に入りません。
サイズが大きいので手荷物として航空機に持ち込むのは難しいですが、長期滞在するのならぜひ日本の炊飯器を持ち込んでください。
なお、お米そのものはスーパーで手に入ります。
金額も安いものなら1kg100円前後のものもあります。
日本米と比べると味は悪いですが、炊飯器で炊けば美味しいです。
GoProなどのカメラ類
私はもともとバックパッカーとして海外を旅していましたが、写真をあまり撮ってきませんでした。
ですがジョージアの大自然や教会等の美しい建物を見ると、カメラを向けられずにはいられません。
今の時代、YouTubeやインスタなどで誰でも情報が発信できます。
さらに言えば、YouTubeは強運を発揮すれば収入になる可能性もあります。
カメラ類はジョージアでも買えないことはありませんが、精密機器なので日本のようにアフターサービスもしっかりしているところで買っておくのがいいでしょう。
ちなみにスタビライザーと呼ばれる手振れを防ぐ道具はジョージアでは滅多に手に入りません。
私は結局アメリカ合衆国から輸入するという方法を取りました。
スタビライザー程度であればまだなんとかなりますが、やはり精密機械は自分の手で運びたいものです。
耳栓
ジョージア移住をおすすめしている人がなぜか口にしていないものの一つに、「夜うるさい」という点が挙げられます。
ジョージアはロシア語話者が多く、ロシア語話者の多くは声量の調整をしません。
夜中であっても大音量で叫ぶように会話しています。
またジョージアでは打ち上げ花火が個人で買えるため、何のイベントでもない平日の夜に突如花火が上がることがあります。
しかも場合によってはアパートの中庭や小さな公園でやるため、とてつもない音になります。
さらに言うなら、ジョージア人は打ち上げ花火だけでなく爆竹も好きです。
耳栓で完全にシャットアウトすることはできませんが、かなり軽減されます。
ジョージアでも耳栓は買えなくはありませんが、質が悪いです。
耳かき
こちらも意外に知られていませんが、ヨーロッパや旧ソ連圏の国では耳かきを使う習慣がありません。
※綿棒ならば手に入ります
「耳かきしなくても自然に落ちるから大丈夫」という人もいますが、私は定期的に耳かきをしないと気持ち悪いです。
ロシア語テキスト
ジョージアは旧ソ連圏の国なので、ロシア語がかなり通じます。
英語も通じる人がいますが、ロシア語のほうが圧倒的に通じます。
さらに近隣の国もロシア語が通じるので、ロシア語が使えるとかなり便利です。
ジョージア国内にはロシア語教室もありますが、講師の大半は日本語が喋れません。
独学で単語と基礎的な文法を学んでおけば、英語で説明されても理解しやすいです。
当然ながらジョージア国内では日本語で書かれたロシア語テキストは存在しません。
また、日本ではロシア語テキストはあまり需要がないため電子書籍化されていないことが多いです。
最後に
ジョージアに移住するのなら、炊飯器を持って来ましょう。
これがあるかないかで食生活の満足度が大きく変わります。
カメラ類も余暇を楽しむのなら外せません。
スマホのカメラ性能が上がっているのでスマホ用のスタビライザーという手もアリでしょう。
耳栓と耳かきは人によるかもしれませんが、私には絶対に外せないアイテムです。
耳栓の代わりにノイズキャンセラーイヤホン/ヘッドホンでもいいかもしれません。
※ただし絶対に外で使わないでください
ロシア語テキストは「趣味の範囲」かもしれませんね。
私はジョージアだけでなくウクライナやベラルーシ、カザフ・キルギスなど旧ソ連圏に強い興味があるので一生懸命勉強していますが、片手間で覚えられる難易度ではありません。
英語だけでも日常生活は送れるのでロシア語は必須ではありません。