当記事はテレビ東京のドラマ「手紙」の
登場人物およびストーリーについて
記述したものです。
現実の人物・団体・事件とは一切関係が
ありません。
テレビ東京系で放送されるドラマ・手紙。
東野圭吾の小説が原作となっています。
今回は鋼志によって殺された緒方敏江の
息子、緒方忠夫について解説します。
原作小説を基に説明しますので
ドラマと一部設定が異なる可能性が
ありますのでご注意下さい。
緒方忠夫役の俳優は誰？
田中哲司です。
数多くのドラマ・映画に名脇役として
出演していますがピンと来ない方も
いるかもしれませんね。
仲間由紀恵の旦那です。
プロフィール
名前：田中哲司（たなかてつし）
生年月日：1966年2月18日（52歳）
出身地：三重県鈴鹿市
身長：182cm
血液型：A型
事務所：鈍牛倶楽部
緒方忠夫とは
直貴の兄・鋼志が手をかけた緒方敏江の
息子です。
事件があったときは別の場所に住んで
いましたが緒方敏江が亡くなり住む人が
いなくなった家が借り手もつかず放置
されることになったため移り住んで
います。
結婚して娘がいますが幸せに過ごして
いるとは言えず、笑顔の裏に被害者
特有の悲しみを湛えています。
緒方忠夫と直貴
直貴は鋼志から手紙で何度も「緒方家へ
謝罪に行ってくれ」と懇願されています。
一度は緒方家の前まで行くも、心の準備を
する前に緒方忠夫が玄関から出てきた
ため慌てて他人の振りをしてしまいました。
それ以降何年もの間謝罪に行くことが
できず、物語終盤になってやっと出向く
ことができています。
緒方忠夫と鋼志
直接の面識はありませんが、鋼志は
刑務所から毎月かならず緒方忠夫に
謝罪の手紙を送っています。
一方の緒方忠夫は返事を一度も出して
いません。
「迷惑だから辞めてくれ」という
返事を出すことすら「終わったこと」
になってしまうと考え放置しています。
緒方忠夫への最後の手紙
剛志から緒方忠夫へ送られた最後の
手紙には加害者が謝罪を繰り返す行為が
迷惑であること、弟（直貴）から絶縁の
手紙が来たことなどが語られていました。
剛志は自己満足のために被害者遺族へ
手紙を送り、自分が心安らぐために
身内を苦しませていたのだと考えひどく
後悔をしています。
最後に
テレビ東京の単発ドラマ「手紙」で
武島直貴の兄が手をかけた緒方敏江の
遺族である緒方忠夫を演じるのは田中哲司
です。
緒方忠夫は最後まで剛志を許して
いませんが家族の直貴までは恨んで
いないようです。
緒方忠夫はどんな思いで日々を生きている
のでしょうか。
おそらく直貴以上に「逆差別」を受けて
いるでしょう。
そして緒方敏江の亡くなった家に住み
続ける以上、緒方忠夫にとっては一生
風化しない事件となっているはずです。
小説もドラマも被害者側にはあまり
スポットが当たっていませんが考え
させられるラストになっています。