日本は令和になってもまだレールから一度でも外れると普通に生きる事すらできなくなる国ですよね。
年功序列や学歴社会はいまだ健在で、30代以上でこれといった誇れるスキルがない人は日本で生きていくことがとても大変です。
一方、2019年までは日本に絶望した若者の一部が海外ノマドや外こもりとして物価の安い国で暮らすスタイルを選択していたりしました。
海外ノマドや外こもりは若者のイメージがあります。
30代以上のスキルを持たないおじさん・おばさんにもできるのでしょうか。
答えは「できる」です。
ただし、絶対に必要な能力がひとつあります。
これがないのなら海外ノマドは無理です。
これがないなら諦めて!!
絶対に必要なのは「新しく何かを学ぼうとする意欲」です。
今スキルがなくても、新しく獲得すれば大丈夫です。
その意欲がないのなら、海外ノマドは無理です。
海外ノマドや外こもりに興味を示す人の中に、「日本ツライ。物価の安い国で何もせずダラダラ生きていたい」と考える人がいます。
生活費を稼ぐ方法を学ぶつもりがないのなら、いつまでたっても収入はゼロのままです。
それでも海外に住むことはできますが、それは海外ノマドではなく外こもりに分類されます。
物価が安い国でも生活費はゼロにはならないため、すでにそれなりの貯蓄がある人か、定期的に日本に戻ってリゾートバイトや派遣社員などで集中的にお金を稼ぐ人でなくては経済的に詰みます。
海外ノマドは海外にいながらネットを駆使してお金を稼ぐという生き方です。
日本で会社員をするより圧倒的に自由な生活ではありますが、生活費を稼ぐために新しく技術を学ぶ必要があります。
スタートする前の段階でスキルがなくても構いませんが、実際に海外ノマドを続けるためにはスキルを手に入れなくてはなりません。
だから「スキルないんですぅぅ」と嘆く人のうち、「今後も学ぶ気がないんですぅぅぅ」という人は海外ノマドは無理なので諦めてください。
30代以上のおじさん・おばさんが注意しなくてはならないこと
30代未満であっても学ぶ意欲そのものは必要ですが、30代以上の方(の一部)は特に注意が必要です。
「学ぶ」という意識が薄く、(当記事を含めた)ネットの無料の情報だけをベースに我流で実践してしまう人が多いです。
きちんと「すでに実践している人」に教えてもらいましょう。
ただ、そうだとしてもまだ30代以上のおじさん・おばさんには問題があります。
海外ノマドとして成功している人は20代が多く「先輩が年下」というケースが増えるためです。
その場合、「自分より年下の言うことを素直に学ぶ」という姿勢を取れず「自分の考えが正しい」という勘違いのもと我流を貫いてしまうケースが多いです。
どのジャンルでも、「そのジャンル特有の手順」が存在します。
海外ノマドも、これまで多くの人が挑戦したことで「こうすれば超高確率でうまくいく」という王道の手順が確立されています。
この王道の手順を実践するのが最短経路です。
王道の手順を実践できもしない段階で我流を貫けば失敗する確率は高くなります。
初心者が我流でうまくいくほど世の中は簡単ではありません。
「で、具体的な方法は?」
当記事のような心構えの話をすると、多くの人が「そういうのはいいから早く具体的な方法を教えろよ」と言ってきます。
当ブログでもいくつかその手のお問い合わせが来ています。
残念ながら、全ての「海外ノマドに興味がある人」に向かって最適な方法を紹介することはできません。
それは「あなたが何を得意としていて何がしたいのか」「あなたが何を苦手としていて何がやりたくないのか」を知らないからです。
ネットで収益を上げられればいいので、有名どころのブログやYouTube以外にも星の数ほど方法があります。
それらの中から「自分がやってみたい」「これならできそうだ」というものを見つけ出すのはあなたにしかできません。
最後に
30代以上でスキルがなくても海外ノマドはできます。
ただ「スタート前の時点でスキルがない」のは問題ではありませんが、「今後もスキルを身に着ける気がない」のであれば無理です。
何歳からでも知識を得ることはできます。
たしかに年齢が上がるほど頭が固くなり年下からの教えを軽視する傾向があるのは事実です。
ですがそれはあくまで「そういう傾向がある」というだけであり、意識してちゃんと年下の先駆者たちの教えを実践すれば、いくつからでも高確率で海外ノマドになれます。
なお、私は当ブログで何度も海外ノマドをオススメする記事を書いていますが、海外ノマドこそが唯一最高の生き方だとは言っていません。
向き不向きがあるので、興味がない人は目指す必要はありません。
海外ノマドだけが生きる方法ではないので、向いていないのなら別の方法を探しましょう。