東南アジアなど、物価の安い国でのんびり過ごす外こもり。
昔は国内でのリゾバ(リゾートバイト)や期間工、トラック運転手などの短期で稼げるバイトや派遣を数か月頑張り、そのお金で海外でのんびりするという形が多かったですが、最近はノートPCの高性能化と回線速度の充実によってネットで稼ぎながら半永久的に外こもりを続ける人が増えています。
私もその一派(?)です。
学生時代の友人や知人、そして旅先で出会った旅行者などから「ネットで稼ぎながら外こもりするのはもう俺の年齢では遅いっすよね」といった悩み(?)をよく聞きます。
意味がわかりませんね。
外こもりに年齢制限はあるの?
ありません。
「もう遅い?」と聞く人のほとんどは、外こもりそのものの年齢制限ではなく「ネットで稼ぐ方法を身に着けること」の年齢制限を聞いているのでしょう。
どちらにしても同じです。
まず、ネットで稼ぐ方法に関しては資格が存在しません。
ですのでたとえ40歳50歳であっても問題ないです。
どんなに高齢だとしても「新しい技術を受け入れる寛容さ」と「年下から学ぶ謙虚さ」があればいつスタートしても問題ありません。
30代以上の人が失敗する最大の理由は「プライド」です。
「人に教えを乞う」ということが恥ずかしかったり、「自分のほうがわかっている」という謎の自信で独自の間違った方法で失敗するケースが多いです。
悪いことは言わないので、いい年をした大人ならお金を使って実績のある人から教わってください。
※私はセミナーもコンサルもやっていません!
何かを始めるのに「遅い」ということはない
年齢を理由に「今から始めてももう遅い」と挑戦を諦める人は多いですよね。
資格に年齢制限があるものやスポーツの世界は確かに諦めざるを得ないこともあるでしょう。
ですがネットで稼ぐのは頭脳労働です。
もっと細かく言えば「単純な頭脳労働」です。
そこに生まれつき持った才能は不要ですし、十年二十年にわたる下積み生活も不要です。
そもそも、ネットで稼ぐという手法が確立されたのはほんの数年前です。
ついでに言えば、ネットの世界は日進月歩なので1年前稼げていた手法を今使っても必ず稼げるとは言えない状況です。
翻って言えば、1年前2年前の手法をマスターしていなくても今稼げる手法をしっかり学べば稼げるのです。
ネットで稼げない人
ネットで稼ぎながら外こもりをするのに年齢制限はありません。
ただ、向いていない人はいます。
そのいくつかを紹介しましょう。
根気のない人
「根気のない人」は安定して稼げません。
当たり前ですよね。
「ネットで稼ぐ」というと一発逆転の印象があるのか、短期間で何百万も得られると勘違いしている人が多いです。
ですが、初心者が最初からそんなに稼げるはずがありません。
まずはスキルを得るところからスタートしなくてはならず、技術習得中はほとんど収入になりません。
空気が読めない人
私も空気が読めない人間ですが、ネットで情報発信をして対価を得る場合に空気が読めないというのは大きな足かせになります。
なぜなら、情報発信は共感してくれた人の数だけ収入になるからです。
独りよがりな持論を展開しているだけでは誰もその人の話を聞こうとはしてくれませんよね。
海外に出て日本人の同調圧力から逃げようとしたにもかかわらず、結局日本人に共感してもらえる内容を発信しなければならないというジレンマは多くの人を悩ませます。
定石が欲しい人
「これだけやっていれば稼げる」という定石を求める人はネットで稼ぐのは難しいです。
なぜなら、ネットの世界はめまぐるしく変わっていくからです。
1年前に稼げた手法をそのまま使っても稼げないことが多いです。
ほとんどの人は「雇われ人」として言われたことをやることに慣れています。
そんな中、自分で考えて調整を続けて行くというのは意識しないと忘れてしまいがちです。
最後に
外こもりはいくつから始めても大丈夫です。
ネットで稼ぐのもいくつからでも可能です。
今の時代、ネットで稼ぐ手法は山のようにあります。
どの手法でも1回目から大金が稼げるわけではありませんが、根気強く続けて行けば結果は出ます。
ブラック企業で虐げられている人は、外こもりという選択肢もあるということを知っておくと少しだけラクになれるかもしれませんね。