ジョージアはノービザで365日滞在できる国です。(2020年現在。状況は変わる可能性があるので大使館などの情報を必ず確認してください)
そのため、ジョージアで外こもりをする人が増えてきています。
そんな人たちは年末年始をジョージアで過ごすことになるでしょう。
ジョージアの首都・トビリシでの年末カウントダウンの様子をレポートしますのでご覧ください。
※当記事は2019年年末の様子です。
目次
町中で花火が上がる
ジョージアでは打ち上げ花火をスーパーで購入することができます。
日本で打ち上げ花火というと「〇尺玉」と呼ばれる花火師による超巨大なものを指しますよね。
ジョージアではもう少し小ぶりなものです。
日本で売られている地面に置いて使う打ち上げ花火よりもスケールは大きく、目測で直径30メートルから50メートル程度の花火となっています。
現地の人たちはこれを購入し、様々な場所で打ち上げています。
どこに行けばいい?
街中ならリバティスクエアがベストです。
リバティスクエアはクリスマス頃からイルミネーションが点灯しており、大晦日もたくさんの人が集まっています。
見どころのタイミングは何時から?
当然24:00ジャストがピークになります。
だいたい10分から5分くらい前に打ち上げはじめ、24:00ジャストに最大級に盛り上がり、その後5分程度で鎮静化します。
日本の隅田川花火大会などと比べると規模は小さいものの、目の前で爆発する花火は見ごたえがあります。
注意点
日本ではないので色々と注意点があります。
流れ弾に注意
トビリシでの花火は素人が手に持って打ち上げています。
どの国でも「やんちゃな兄ちゃん」は一定数います。
彼らは仲間に向けて点火します。
その仲間が避けた先にあなたがいたら・・・?
上を見て油断していると大怪我をしますので気を付けてください。
爆竹がうるさい
また、打ち上げ花火の他に爆竹も流行しています。
こちらは昼間から子どもたちが鳴らしてはしゃいでします。
日本と違い海外の人は自分たち以外の人間を気にしないので公道を歩いていると目の前に転がってきたりします。
リバティスクエアでは「やんちゃな兄ちゃん」が人のいる中で鳴らしてキャッキャキャッキャと喜んでいます。
警察も特に注意するそぶりがなかったので「そういうもの」なのでしょう。
鼓膜にダメージが行くレベルの爆音なのでいっそのこと外出しないという選択肢もアリかもしれません。
燃えカスに注意
すぐ頭上で花火が弾けるため、燃えカスが振ってくることがあります。
裸眼やコンタクトの方は気を付けてください。
「やんちゃな兄ちゃん」による流れ弾のことも考えると、サバゲーなどで使うゴーグルをしていくという対策も決して大げさではないと思います。
失明したら大変です。
ここは海外
トビリシは治安がよく、慣れると深夜でも一人で歩き回れるレベルです。
ですがここは海外です。
ニューイヤーカウントダウンなどのお祭りではよからぬことをたくらむ人間も増えます。
財布やパスポートの管理はくれぐれも気を付けてください。
治安
私は23:00過ぎから1:00頃までリバティスクエアにいましたが、騒動は全く発生しませんでした。
上記のように「やんちゃな兄ちゃん」が他人に向けて打ち上げ花火を打ち込んだり、爆竹を群集に向けて投げたりしているものの、殴り合いや叫び合いなどの暴動には発展していません。
また、旧ロシア圏ではありますが泥酔している人も全くおらず、「やんちゃな兄ちゃん」以外はとても紳士的に年末カウントダウンを楽しんでいるようでした。
気温と服装
トビリシの大晦日は氷点下直前程度に冷え込みます。
2019年の12月31日は1度でした。
ユニクロの極暖などがあれば着用をお勧めします。
似たようなものが欲しいのであれば、スポーツ用品店に行き「スノボ用のアンダーウェア」を購入するのがいいでしょう。
最後に
ジョージアのトビリシでの年末カウントダウンの様子をレポートしました。
目の前で花火が連発するのは見応えがあります。
ですがなんとなく感じ取ってもらえたかと思いますが、「やんちゃな兄ちゃん」にかなりイライラさせられます。
暴動こそ起きないものの、打ち上げ花火の誤爆や爆竹による怪我は心配です。
冬なのでないとは思いますが、肌を露出する格好は辞めましょう。
手袋やゴーグルなども装備していたほうが安全です。
ちなみに打ち上げ花火はスーパーだけでなく、当日のリバティスクエアでも露店で購入が可能です。
1発くらい打ってみたいという方は試してみるのもいいかもしれませんね。