今の時代、イライラしている人が多いですね。
私も怒りっぽく、常にストレスにさらされて生きてきました。
ですが、考え方を少し変えるだけで状況は大きく変わります。
そのイライラする対象が「コントロールできるものなのか」を考えるようにするとだいぶラクに生きることができますよ。
コントロールできないものに怒ると疲れる
たとえば「日本政府の対応が悪い」「上司がいい加減」「親とそりが合わない」など、ストレスに感じることはたくさんありますよね。
これらは自分一人の力で変えるのはとても難しいです。
Twitterなどではハッシュタグを用いて同調者を集めて行動しようとしている人がいますが、実際に参加してみればわかる通り、変えるのはとても難しい上にほとんどの場合はネット上で叫んでストレス発散できる程度で、何も変わらずに終わることが多いです。
その場ではスッキリしても、元凶は変わっていないのですぐにまたイライラします。
正直、コスパが悪いです。
コントロールできるものを見る
この世で唯一自由に動かせるのは自分自身です。
コントロール可能なのは自分だけです。
ですので、コントロールできないものをどうにかしようとせずに自分が柔軟に変化することでストレスを軽減しましょう。
これは「気に食わないことを我慢する」ということではありません。
ダメージを受けないようにするだけです。
たとえば日本政府が国民のことを考えてくれないのであれば海外移住という手があります。
永住権は難しいですが、長期滞在であれば多くの国が許可してくれます。
日本国パスポートは多くの国で優遇されるため、むしろ日本政府に感謝できるようにすらなるかもしれません。
上司がいい加減ならば転職や配置替えを希望してみてはどうでしょうか。
転職するかどうかに上司の許可は不要です。
そして転職に必要なスキルや資格はあなたが努力すれば得られます。
親とそりがあわないなら離れて暮らしましょう。
仕送りをもらわず自分で収入を得て自立するのであれば、未成年でない限り問題は起きませんよね。
よほどのことがない限り成年まで育てた親に対し仕送りはすべきだとは思いますが「親から離れないと自分も共倒れになる」と感じるほど危険な相手ならば経済的に余裕ができるまでは仕送りはしなくてもいいかもしれません。
自分をコントロールするのも難しい
自分を変えるのは難しいです。
簡単ではありません。
ですが他人を変えるよりは簡単です。
自分を変えようと頑張り始めると、他人に構っている時間がもったいなくなります。
徒労に終わることの多い他者との言い合いに時間を割くくらいなら自分を変えることに時間を使った方が有意義なのは当然ですよね。
最後に
イライラしている人の多くは、自分ではどうにもならないものを相手にしていることが多いです。
日本政府や企業を変えるのは大変ですし、親や友達ですら簡単には変わってくれません。
そんなことに時間を使うくらいなら、自分を変えて相手に依存しない生き方をできるようになりましょう。
ただし、選挙などの相手を変えることができるチャンスは最大限利用しましょう。
自分の一票で劇的な変化があるわけではありませんが、何もしないよりはましです。