TBSドラマ「テセウスの船」が今期イチと言っていいレベルで盛り上がっていますね。
似たような設定と言われるドラマが多い中一人勝ちの様相を見せています。
序盤で「原作とは真犯人が異なる」とされておきながら、小学生の加藤みきお(が成長した木村みきお)が犯行を自白しました。
最終話まで原作通りなのでしょうか。
実は第7話時点では登場しているはずのあの男がいません。
登場していない男
それは木村みきおです。
現代で車椅子に乗っていた、成長したみきおです。
タイムスリップ前に田村心に自分が犯人であることを告げ、ナイフで襲い掛かりましたよね。
原作ではあのシーンで一緒にタイムスリップしています。
第7話での違い
第7話では小学生の加藤みきおが佐野家にやってきました。
あのシーン、原作では木村みきおが「自分は加藤みきおの叔父だ」と言って登場しています。
また、目が見えない田中義雄は毒ではなく火事で亡くなっています。
第8話予告 佐野家を襲った犯人は?
第8話の予告はこちらです。
引用:YouTube TBS公式YouTuboo
佐野家は父・文吾を残し、親戚の家に移動しています。
しかしその道中で何者かに襲われてしまいます。
予告動画内で「共犯者」の候補としてとしてピックアップされているのは以下の5人です。
それぞれどんな人物か、簡単にまとめてみました。
木村さつき・・・小学校の先生。現代ではみきおを養子に迎えていた
井沢健次・・・髪の毛のない男性。村のまとめ役でおたのしみ会を止めようとした佐野文吾と揉めた
田中正志・・・田中義雄の息子。現代では何者かに殺害された。普段は音臼村には住んでいないがおたのしみ会には参加している
徳本卓也・・・演:今野浩喜。農家。
石坂秀夫・・・校長先生。趣味は絵。
共犯者という意味では木村さつきと田中正志は現代でも登場しているので怪しいですよね。
ドラマと原作、結末は違うの?
公式サイトでは「真犯人は原作と異なる」とされていましたが、結局主犯格は加藤みきおでした。
加藤みきお本人がそう思っているだけで実はみきお自身も何者かに操られていたというどんでん返しがあるかもしれませんが、第7話時点ではストーリーのおおまかな流れは原作通りです。
木村みきおがまだ登場していないことは気になりますが、第8話以降で明かされるのかもしれませんね。
最後に
TBSドラマ「テセウスの船」は公式が「真犯人は原作とは別」と宣言したことから、ちょっとした違いに視聴者が翻弄されています。
ですが加藤みきおが犯行を自白したため、「真犯人は原作とは別」というメッセージそのものがフェイクだった可能性が高くなっています。
ただ、原作での共犯者である木村みきおが第7話時点で登場していないため、まだ共犯者が別にいるという可能性も捨てきれません。
原作既読組も最後までドキドキしながら楽しめそうですね。