TBSドラマ「テセウスの船」の第1話ではさっそく田村シンがタイムスリップし、1989年の世界で事件が発生しました。
シンは過去を変えようと、除草剤・パラコートを持ち出して捨てています。
ですが過去は変わりませんでした。
実は千夏ちゃんが飲んだパラコートは倉庫にあったあの除草剤ではなかったのです。
原作漫画を基に真相をネタバレしますのでご覧ください。
なお、ある演出から真犯人は原作漫画とは異なる可能性が考えられます。
ここで明かしている真相はあくまで原作漫画の内容です。
目次
真犯人はまだ登場していない
正確には2020年ですれ違っています。
名前は加藤みきおです。
姿は見せましたが名前が登場していないので誰かわかりませんね。
車椅子のあの男です。
正確には車椅子の男の31年前の小学生時代の少年が真犯人です。
どうやって飲ませた?
音臼小学校事件と同じように、ジュースに混ぜて飲ませています。
除草剤は毒なので奇抜な青い色と強烈な臭いをつけて危険を煽るようにしていますが、千夏ちゃんは仲のいいお兄ちゃんからジュースと言われて渡されたので警戒しなかったのでしょう。
無駄に怪しい佐野文吾
この事件に関して、佐野文吾の行動はイチイチ怪しかったですね。
千夏を連れてどこへ向かっていた?
千夏ちゃんをどこかへ連れて行こうとしたのではなく、連れ帰っている最中だったようです。
千夏ちゃんはパラコートを盗んだシンを追いかけようと吹雪の中飛び出したのです。
それを佐野文吾が危ないからと自宅に連れ帰しています。
派出所・佐野文吾の机の引き出しにあったパラコートの謎
シンは佐野文吾が留守にしている間に派出所を調べ、引き出しの中にパラコートが隠されていることを突き止めました。
あのパラコートの空ボトルはシンが千夏ちゃんの家の倉庫から盗んで捨てたものです。
ワープロのミスリード 犯人は原作漫画と違う可能性もある?
事件が起こるたびに犯人がワープロで文字を打つシーンが登場しますね。
その前後では佐野文吾がワープロを開けたり閉めたりとミスリードを誘っています。
あからさますぎて逆に佐野文吾犯人説を否定できるほどですね。
なお、原作漫画ではワープロではなくテープレコーダーに録音していました。
ドラマでは声でバレてしまうのでワープロという方法に変更になったのでしょう。
ただしその場合1つ疑問が残ります。
「漢字の多様」です。
加藤みきおはまだ小学生です。
いくら勝手に変換してくれるとはいえ、「邪魔」「完璧」などの漢字を使えるでしょうか。
「薬を手配した」という表現も小学生が使う言い回しではありませんね。
加藤みきおには手足として動かせる大人がいますが、ワープロの内容を考えると犯人の言いなりになっている人間の言葉には思えません。
ドラマでは真犯人は別にいるのかもしれませんね。
最後に
TBSドラマ「テセウスの船」の第1話で発生した千夏ちゃんの事件の真犯人は原作漫画通りであれば加藤みきおという小学生の男の子です。
あからさまに怪しい行動をしている佐野文吾は無実です。
ただし小学生の加藤みきおがあのワープロの文章を書けるとは思えません。
原作漫画とは異なる犯人がいるのかもしれませんね。