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英単語を覚えても喋れない謎 問題は暗記方法!英会話がしたいならこう勉強してみよう!

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英語に限らず、外国語を学ぶ際に「とりあえず単語を覚えよう」という人はとても多いです。

 

私自身もロシア語を勉強中ですが、キリル文字を読めるようになった後に単語の暗記に手を出しました。

 

 

日常会話や旅会話であってもある程度の単語を覚える必要はあります。

 

ですが、日本人の多くはその暗記方法に問題があるためたくさん単語を覚えたのにまともに会話ができないケースが非常に多いです。

 

解決する方法はあります。

 

 

ただ、口で説明すると簡単ですが実際に行うのはやや面倒です。

 

結局「方法が違うだけ」で暗記する努力は必要です。

 

私が説明する方法は誰でもできます。

 

ですが「すぐにできます」とは言っていないことを忘れないでください。

 

もしあなたが「一夜で1000語を記憶したい」だとか「一切いままでの行動を変えることなく英語がペラペラになりたい」と考えているのであれば、私ではお手伝いすることができません。

 

お忙しいことでしょうし、ここで引き返してください。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

日本人が間違っている暗記方法

 

英単語を覚える際、ほとんどの人は日本語の文字とアルファベットの羅列を関連付けて覚えようとしています。

 

たとえば「atmosphere」という単語を覚える際、大量にこの文字を書きながら「大気、大気、大気、、、」と呟いたりしていませんか?

 

 

なぜそれでは喋れないのか

 

この暗記方法は試験用に最適化されています。

 

学校の定期テストも受験時の試験も、スペルを間違わずに書けることが求められ、記憶力を問われます。

 

一方、外国語で会話する際にはスペルの間違いや発音の間違いは(違和感はあるものの)意味は通じます。

 

また、瞬間的に頭に浮かんだ内容を言葉にしなくてはなりませんので話したい内容を日本語を経由したり単語を思い出そうとしていると間に合いません。

 

だからこの方法で暗記しても喋れない人がたくさんいるんです。

 

 

間違ってもいい英会話

 

私もそうですが、「外国語を話す際に単語や文法がわからないから黙ってしまう」というのはとても多いですよね。

 

一方、外国人の多くは「そんなの気にするなよ。いいからとりあえずなんか口に出そうぜ」と言ってくれます。

 

もちろん相手がある程度こちらに好意を持っていることが前提ではありますが、ほとんどの人はこちらの意図を汲もうとがんばってくれます。

 

我々が子どもの頃に日本語を学ぶ際に間違えながら成長したように、たとえ自分が今大人であっても間違いながら外国語を習得していけばいいんです。

 

※と、偉そうに言いつつ私も間違うことが今でも恥ずかしいと思ってしまいますが...

 

 

会話というのはお互いの意思の疎通が目的です。

 

外国人と話していて「おい、今のは発音が違うから出直せ」とか「それは文法が間違っているから俺はお前を認めない」と言われることはあり得ません。

 

 

間違いを茶化す人はゼロではない

 

もちろん、外国人全員が聖人というわけではないので、中には訛りをバカにする人や文法がめちゃくちゃな人を見下すような人も(極めて少数ですが)います。

 

いくつかの国の比較的教育水準の低い人たちのさらに極一部の人の中には、「相手がどう感じるか」という思考をしない人がいるのは事実です。

 

悪意があってバカにする人も、悪意すらなくただただ無遠慮に自分が思ったことを口に出してこちらを傷つけてくる人も、残念ながらゼロではありません。

 

ただ「バカにされるのが恥ずかしいから完璧になるまで喋らない」というのは「畳水練」と同じです。

 

会話はどんなに単語を覚えても、結局喋らないと上達しません。

 

 

会話のための暗記方法

 

英語でもロシア語でも、単語を覚える際は対応する日本語でなくその単語の意味するイメージを覚えるようにしましょう。

 

言葉で説明するのはわかりにくいかもしれませんね。

 

我々日本人が赤ちゃんの頃に日本語を学ぶ場面を想像してください。

 

私たちは、リンゴの絵に「あか」、バナナの絵に「きいろ」と書かれている絵本を見ながら日本語を勉強してきましたね。

 

これと同じことを外国語でもやることをオススメします。

 

りんごの絵を見て「apple」、バナナの絵を見て「banana」と覚えていくのです。

 

宇宙から見た地球の絵を見て「atmosphere」と覚えてみたり、ファストフードの買い物のシーンの絵を見て「take away」と覚えてみたいしましょう。

 

こうすることで脳内でイメージできるようになり、「日本語を挟まなくても外国語を喋る」ことができるようになります。

 

 

そんな難しいことできない...?

 

できます。

 

漫画を読みましょう。

 

アメコミが苦手でも大丈夫です。

 

ありがたいことに日本の漫画は世界で人気があるため、有名な作品のほとんどが英語やロシア語、中国語など多くの言語に翻訳されています。

 

漫画は絵でイメージできる上にストーリーが存在するため「こういう場面でこの人物が喋る内容」というのが想像しやすいです。

 

どうしてもわからない内容は日本語版を見返せばいいでしょう。

 

 

また、「会話」は発音も重要です。

 

残念ながら漫画では発音は学べないので、漫画原作のアニメを見る方法をオススメします。

 

原作でストーリーやセリフを覚えていれば、いきなり外国のドラマを見るよりもかなり頭に入りやすいです。

 

有名作品であれば、「英語吹き替えかつ英語字幕」「英語吹き替えかつ日本語字幕」「日本語かつ英語字幕」などが選べるものもあります。

 

なお、ロシア語やスペイン語などは難しいですが英語であればHuluなどの有料の動画見放題サイトが対応しています。

※一部作品のみ

 

 

最後に

 

ということで、英単語など外国語の単語は日本語との1対1で意味を覚えても会話力は鍛えられません。

 

日本語を覚えた時同様、イメージで覚えましょう。

 

外国語を覚える際には漫画やアニメがオススメです。

 

イメージ・雰囲気・ストーリーがわかる状態で外国語に触れられるので教材としてとても優れています。

 

もちろん、ただ流し見するのではなく「まず漫画・アニメを見て、次にわからなかった・聞き取れなかった単語を勉強する」という手順は必要です。

 

このようにすると単語を見れば漫画・アニメのワンシーンが頭の中で想像できるはずです。

 

丸暗記よりずっと頭に入ってきますよ。

 

 

 

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