夜、眠い目をこすりながら勉強している時、「眠気さえなければもっと成績が上がるのに」と思ったことはありませんか?
社会人になって忙しい日々を送る中、ステップアップのための資格の勉強で学生時代と同じ悩みに再度ぶち当たる人も多いでしょう。
私はやりたいことをやれる生活を送れているため、よく「眠い時どうしてる?」と聞かれます。
答えは簡単です。
眠い時に頑張る必要はない!
眠い時は寝てください。
眠い中頑張るのは気持ち的には「俺すごい」となりますが、その勉強の効果はとても薄いです。
眠くない時に勉強したほうが絶対に効率はいいです。
たいして効率がよくない勉強をすることで睡眠時間が減り、翌日以降もまた睡眠不足が続く。
これは悪循環です。
寝ましょう。
勉強するなってこと?
上記のアドバイスをすると超高確率で「勉強するなってこと?」と聞かれます。
違います。
眠くなる前に勉強をしてください。
学校や会社が忙しい人であっても、帰宅した瞬間から眠いというケースは超レアです。
もしあなたがいつも帰宅が0時過ぎで、生活費もままならないような苦しい状況なのであれば、必要なのは資格の勉強ではなく転職活動です。
ほとんどの方は帰宅してから(または仕事や学校が終わってから)まず遊びはじめます。
ゲームをしたりYouTubeを見たり、何もせずにダラダラしたり。
そして気付けば深夜。
そこから「さあ勉強でもするか」と眠い目をこすりながら机に向かって「眠い。どうしよう」と悩んでも「当たり前だろ...」としか言えませんよね。
順番を入れ替えて
ゲームやYouTubeなどは眠くてもできますよね?
だからそういった遊びは全部寝る前にやってください。
やらなくてはいけないことを眠くなるまでやらないという判断そのものが間違っています。
「眠気覚ましの方法」を探すよりも「眠くなる前に行動する」を徹底したほうがいいですよ。
睡眠を削るのは愚か
「俺昨日全然寝てねーわー」
このセリフはかっこいいですか?
真っ当な人であれば、恥ずかしいセリフに聞こえているはずです。
にもかかわらず、なぜか自分のことになると「眠い中勉強する俺すげぇ」となってしまう人が本当に多いです。
そもそも、睡眠というのは心身を回復させる重要な行為です。
それを削るなんてとんでもない。
しっかり休んでください。
起きている時間をすべて使ってなお足りないという状況であれば、短期的に睡眠を犠牲にするのも仕方がないかもしれません。
ですが大半の人は上述のように帰宅してから勉強を始めるまでに他のことをしています。
まずは起きている時間の無駄な行動を削ったり順番を入れ替えたりして、眠くない時間帯にしっかり勉強してからです。
最後に
眠い中頑張ると満足度は高いです。
ですが勉強の効率は最悪です。
あなたは何のために勉強しているんですか?
勉強することが気持ちいいからですか?
勉強して知識を蓄えて成長するためですよね?
じゃあ、効率よく勉強しましょうよ。
眠くなる前に勉強して、眠くなりやすい夜は遊びましょう。
ちなみに「深夜まで遊んでたら起きれなくなる」というのは別の問題です。
深夜まで勉強していても同じ時間まで起きていたのならどちらにせよ起きれません。
睡眠時間が足りないなら寝ましょう。
睡眠時間は他の方法で代用できません。
さらに言えば、寝溜めも科学的に根拠がないことが証明されています。
毎日ちゃんと眠くなる前にやるべきことを終わらせて必要な量の睡眠を確保しましょう。