あなたは買い物をした際、またはレストランで店員が料理を運んできてくれた際、ありがとうと言いますか?
この「ありがとう」を気持ち悪いと感じる人がいることはご存知でしょうか。
もちろん、「礼儀正しくて好感が持てる」という人もいます。
それぞれの主張を紹介します。
また、海外で「ありがとう」と現地語で伝えた時の反応も紹介しますので参考にしてください。
ありがとうが気持ち悪いと感じる人
よく言われているのは「相手は仕事でやっているのだから感謝は不要」「お金を払っているのだからやって当たり前」といったものですよね。
ありがとうを気持ち悪いと感じる人の中には、上記とは違う主張をする人もいます。
馴れ馴れしい
特に常連でもない客からありがとうと言われたら馴れ馴れしいと感じる人がいるようです。
私は直接その考えの人と意見を交換したことがあるのですが、残念ながらその方の主張が全く理解できなかったので詳しく説明することができません。
気持ちがこもっていない
別の主張として、口先だけのありがとうが嫌いというタイプの方もいました。
社交辞令としてありがとうと言われてもうれしくないとのことです。
ありがとうに好感を持つ人
「客の立場であっても何かしてくれたのだからそれが仕事であっても感謝の言葉を伝える」
そういう行為に好感を持つ人は多いですよね。
私もこちらの立場なので、「ほとんどの人がこちら側であって欲しい」と思っています。
実際、私は自分が店員側でお客さんにありがとうと言われるととてもうれしいですし、特に笑顔で言ってくれたり労いの言葉まで付け加えてくれたりすると気持ちが高揚します。
海外での反応
「店員にありがとうと言うのは日本特有の文化」と語る人もいます。
私は「ありがとうと言いたい側」のタイプです。
そして、新型コロナウイルス発生より前からバックパッカー・外こもり・海外ノマドなどとしてたくさんの国を周ってきました。
どの国でも、たしかに現地人が「ありがとう」を口にしているところはあまり見かけません。
※私が物価の安い国の中でも特に安いお店にしかいかないからなのかもしれません
外国で店員にありがとうと言ってみた
店員の反応は劇的に変わります。
私が英語ではなく(カタコトの)現地語で言っているということもあるのでしょうが、ほとんどの店員さんは満面の笑みを浮かべて「どういたしまして」と返してくれます。
さらに、(日本人というレアな人種だからという理由もありますが)店員が顔を覚えてくれることも多く、2回目以降はオススメを紹介してくれたりといった特別な便宜を図ってくれたりします。
旅人の中には「言っている人がいないから恥ずかしい」と指摘してくる人もおり、私が「満面の笑み」と感じた表情を「嘲笑」だと言う人もいました。
ですが、大半の店員は2回目以降にも好意的な態度で接してくれるため「ありがとうと言えば店員もうれしい」と信じています。
※当然ですが100%全員が好意的に反応するとは限りません。ただ、ありがとうと言う前より攻撃的な態度になった人は0%だとは言っておきます
最後に
ということで、客が店員にありがとうと言う行為への反応を紹介しました。
私はどんな状況でも相手への感謝を言葉にすることは悪い事ではないと思っています。
ですが、一部にはそれを「気持ち悪い」などの否定的な感情を持つ人がいるようです。
個人的には、仏頂面でありがとうと言うと社交辞令に見えるという彼ら彼女らの主張の一部分はわからなくもないと感じました。
ですので、可能であれば笑顔でありがとうと言いましょう。
私は(特に海外では)「笑顔で」「現地語で」ありがとうと言うように心がけています。