ダイエットはとても辛く、苦しいですよね。
運動しなくちゃいけないし、美味しい食べ物も甘いお菓子も食べちゃいけません。
・・・。
そう考えるから辛いんです。
逆に考えましょう。
※この方法は実際に私がダイエットをする際のものではありますが、万人に効くかどうかはわかりません。ご自身にあわない場合は「ちょっと何言ってるかわかんない」と呟きながら前のページに戻ってください
〇〇していい、〇〇しなくていいという思考
たとえば、コンビニのお菓子コーナーでお菓子の誘惑に負けかかっているとき。
食べちゃダメだ・・・食べちゃダメだ・・・食べちゃダメだ・・・
そう考えれば考えるほど食べたくなりますし、必死に気持ちを抑え込んでもずっとお菓子のことを思い浮かべてしまいストレスです。
明らかにメンタルに悪いです。
こう考えましょう。
「もしこのお菓子を食べなかったら、5kmジョギングしなくていい」
どうでしょうか。
お菓子がもし250kcalあるとしたら、5kmほどのジョギングの消費カロリーに相当します。
※ご自身の体重やジョギング速度によって消費カロリーは前後します
もしお菓子を食べなければ、食べた分の運動をしなくていいんです。
※全く運動せずに痩せられるという意味ではありません。どんなにカロリーを抑えても運動をしなければ魅力的な体にはなれません
「食べちゃダメだ」という禁止・制限より、「これ食べなかったら運動しなくていい」「これを食べないことは5kmのジョギングをするのと同じ効果」というほうがモチベーションが上がりませんか?
お菓子だけでなく、日々の食事でも当然同じです。
揚げ物を控える際、「美味しそうなカラアゲを食べちゃダメ」よりも「これをスルーしたら運動したことになる」と考えた方がポジティブな気持ち(?)で低カロリー食を選べる気がしますよね。
ダイエットの最大の敵はストレス
ダイエットは辛く苦しいものです。
だからこそストレスは最大限取り払いましょう。
なぜか多くの人が「辛くなくちゃ効果が出ない」という根性論を妄信していますが、ダイエットは「摂取カロリーより消費カロリーが多ければ痩せる」というだけで根性は一切関係ありません。
「ダイエットこそが人生最大の目的であり、それ以外はどうなってもいい」という人は全てを注力していけばいいですが、普通の人は勉強や仕事のほうが大事ですし、プライベートも大切ですよね。
ダイエットのストレスで日常生活がおろそかになるくらいなら、ダイエットはすべきではありません。
優先順位は明確にしましょう。
私はフリーランスなので、ストレスが明確に仕事に悪影響を与え、時間当たりの仕事量が低下します。
だから私はストレスがかからないようなダイエットしかしません。
ファスティング以前に空腹の状態で仕事をするなんてもってのほかですし、運動のために体がクタクタになるようなこともあり得ません。
会社員ならフリーランスほど影響がないかもしれませんが、長期的に見れば社内評価は悪化するでしょう。
ストレスでイライラするようなダイエットはやめましょう。
個人的には、多少ダイエット期間が伸びたとしてもストレスを軽減するためにお菓子や高カロリー食品を(たまには)食べてもいいと思っています。
※もちろんきちんと計画を立てた上で中期的には消費カロリーが多い状態をキープするのが大前提です
ダイエットのストレスは誰も喜んでいない
「ダイエットしているんだから気を使ってよね!」と、ストレスが溜まっていることを正当化する人がいますが、周囲からしたらそれは関係ありません。
むしろ「ダイエットという自分の都合のために周囲に不快な態度を隠さない姿」はみっともないですし、不愉快です。
ダイエットをしてもストレスを周囲にまき散らすのはNGです。
最後に
ダイエットをする際、ストレスをため込まないようにしましょう。
ストレスはモチベーションの低下に繋がりますし、仕事やプライベートにも悪影響を与えます。
「食べちゃいけない」ではなく「これを食べないということは〇〇kmのジョギングと同じ効果」と考えるようにすると「あれはダメこれはダメ」という禁止されるストレスから抜けられるかもしれませんよ。
最後に当たり前のことを付け加えておきます。
お菓子などを食べない事がカロリー上は運動と同じ効果があるという話をしましたが、一切運動をしなくていいという意味ではありません。
ダイエットは食事制限だけではなく絶対に運動を併用すべきです。
運動をちゃんとするからこそ、お菓子のカロリー表記を見て「こんな小さなものがあの運動量と同じかぁ」という思考に繋がります。
早歩きくらいの速度のジョギングでもいいので、継続して運動をする習慣も持ちましょう。